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《リブセンスを知るvol.6》リモートワークになって変わったエンジニアの働き方


潮目が変化した2020年2月17日。天皇誕生日の一般参賀や、東京マラソンの一般参加の中止が決まり、20日には厚生労働省から今後のイベント開催のあり方についての見解が発表されました。

まだ社会的に広くリモートワークが実施されず、多くの人が電車通勤をしていたあの時、リブセンスでは2月17日からリモートワークとなり、雇用形態関係なく、全職種の社員が柔軟な働き方を実現しました。今後も基本的にはリモートも出社も強要しないで、生産性の向上、および仕事とプライベートの両立を可能とする働き方を追求し、実現することを目指して動いています。

COVID-19がきっかけとなり、180度変わった働き方。

自宅を快適なリモートワーク環境にすべくデスクや高機能チェアを購入された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

リブセンスの従業員はこの機会に働き方をどう変えたのかご紹介します。

今回は香川県からリモートワークで働く、新規事業部エンジニアの山内 雅斗さんにお話を伺いました。山内さんは学生時代に独学でプログラミングスキルを身に付け、気付けばGitHubの草原が緑色で埋まってしまうほど没頭されていたそうです。

都内を離れようと思ったきっかけ

ーー まずは都内を離れようと思ったきっかけについて教えてください。

山内さん:登山が趣味ということもあり、2020年のオリンピックまでには東京を離れたいと思っていました。そこにCOVID-19が社会を覆い、リブセンスはフルリモートワークへと舵を切ったこともあり、結果としてそのタイミングで離れることにしました。でも実は以前に、一定期間長野県で働いたりとリモートワークを体験できていたことも香川県への移住を後押ししてくれたように思います。

ーー 移住先が選べる中で、なぜ、香川県を選ばれたのでしょうか?

山内さん:実家が香川県なことが大きいです。四国には登山ができる山がいくつかありますし、趣味も楽しめるだろうなと思いました。移住してからは、実家の農業を手伝ったりもしています。もう1つの趣味であるプログラミングの時間が増えたことも嬉しいことでした。


            (これから登山を楽しもうとしている山内さん)

フルリモートワークにおけるコミュニケーション

ーー 働き方を変えたことによって、業務コミュニケーションで支障はありましたか?

山内さん:もともとインフラエンジニアだったこともあり、障害対応時はフルリモートワークをやっていたのであまり気になりませんでした。一方で、オフィスに出社していたころは隣の人と雑談をしながら仕事を進めることがありましたが、雑談がなくなってしまったのは自分にとって辛いことでした。手元で何か開発したときに「こういうものを作りましたよ」という共有が難しくなった気がします。

ーー その課題はどのように乗り越えたのでしょうか?

山内さん:まず、がっつり時間をとって話し合うミーティングとは別に、毎日30分ほど集まるデイリーミーティングを増やしました。技術面では、ローカルの開発環境をすぐにステージングにデプロイできるように環境を整備し、改善を行いました。

ーー 雑談の問題は色んなところで話題になっていますよね。デイリーミーティングを取り入れることで、すっかり解消されましたか?

山内さん:雑談をしようと思うと「雑談しませんか?」と言い出さなきゃいけないですが、それって雑談じゃないよねというジレンマは抱えていますね(笑)。このあたり、いかに自然なコミュニケーションを発生させるかはリモートワーク下における大きな課題なように感じています。

リモートワークを快適にするための心がけ

ーー 少し切り口を変えて、リモートワークを快適にするために環境面で工夫されていることって何かありますか?

山内さん:前提としてエンジニアはリモートワークに適応しやすい職種だと思っています。コードを書くという行為は自分ひとりで完結しますし、レビューも非同期で行うことが日常なので。

その上で大事だなと感じるのは、インターネット回線でしょうか。
リモートワークになるとビデオチャットに頼るシーンが増えますが、お互いのインターネット回線のスピードが一定以上でないとラグが発生してしまい、スムーズなコミュニケーションが取れないことがあり、これがボトルネックになってしまうこともあるのではないかと思っています。エンジニアの方々はインターネット回線にこだわりを持っている人が多いので今のところ問題にはなっていませんがこれも個人差があります。さすがに会社が、全従業員に対して自宅に固定回線を契約してくださいと通達することも現実的ではありませんし、金銭が絡んでくる問題なので難しいですね。パソコンだけ手元にあっても仕事は出来ませんし、仕事が出来る環境を自分の住まいに作ることは思ったよりも難しいと思います。

* リブセンスでは「どこでもワーク」という制度が施行される際に一時金として3万円、毎月の手当として5000円が従業員に支給されています。

もう1つは、仕事とゆっくり過ごすためのプライベートの空間を分けています。都会から離れることで十分なスペースを確保出来ているようにも感じていますが、やはり分けていることによって生活にメリハリがつくのでお勧めです。

働き方がガラリと変わった山内さん。充実した生活を送っていることがインタビュー時の姿からも伝わってきました。
リブセンスでは働く場所や時間についてこれまで以上に柔軟な運用とすることで、一人ひとりがパフォーマンスを最大限に発揮できる環境を整え、同時に個々人に合わせた多様な働き方の実現に向けて、変化し続けてゆきます。

* トップの山の写真は山内さん撮影のものです。

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