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キズキの仕事を通じて、“生きている中で感じる「なぜ?」に向き合うことの大切さ”を伝えたい。

原万蔵(ハラ マンゾウ)です。2022年に入社して現在横浜校の教室長として勤務しています。

私は、早稲田大学文学部哲学コースで西洋哲学、倫理学また、進化人類学などを学びました。

人は何のために生きるのか?人らしく生きるとはどういうことか?“今”自分がここに生きているとはどういう意味か?…

こういうことを考えながらも、「結局は自分が納得する形で楽しく生きればいいじゃん!」というお気楽な人間です。

お気楽な人間なりにちょっとだけ勉強しているみたいな感じです。

|自分が本当にやりたいと思うこと、やるべきだと思うことを仕事にしたほうが良いと考えた転職

実は、私はキズキに入る前まで、教育業界には全く興味がありませんでした。

そもそも、仕事をするうえで業界を決めることに無頓着だったんです。(もっと雑に言うと何でも良かったんです笑)

キズキに来る前はコピー機やPC、インターネットを安全に使うための環境を整える機器の販売営業を行っていました。

その仕事に興味があったのではなく、妙な縁でそこに勤めることになり、何となく仕事をしていました。

ですが、入社して1年ほど経ったときに、仕事をしていく中で、自分で納得がいかないことが起きたり、仕事に人生の時間の多くを割かなくてはいけない事実に直面した時に、「もっと自分がやりたいと思うもの、やるべきだと思うことを仕事にした方が良いのでは」と遅ればせながら気づきました。

では、「自分がやるべきだと思うことは何か?」そう考えた時に、これまで哲学や倫理学を学んで得たこと世の中に還元することではないかと思ったのです。

“何のために生きていくのか?”をもっと多くの人が考えられる機会を作れて、自分も一緒になって考えていけるような、そんな仕事があったら良いなと思い、新しい環境を探すことにしました。

そんな中でキズキの求人を見つけました。

求人を見たときに「不登校支援にフォーカスした営利法人があるのか」という驚きと同時に興味を持ったことを覚えています。

その時に私が考えたのは以下の2つのことです。

1つは、「不登校などの挫折を経験して、どうしてそれでももう一度頑張ろうと思えるのか?頑張れるきっかけは何なのか?」を知ることができれば、今悩んでいる人にも活かせるアイデアを得られるのではないか、ということ。

そしてもう1つは、キズキに相談される人の中には、私がこれまで考えきた“人が生きるための意味や、良い人生とはどんなものなのか?また、それらに答えるための必要な学び”が少しでも助けになる場面があるのではないか、ということ。

この2つの思いが、結果キズキと自分をつなげてくれたのだと思っています。

|私たちの存在は、生徒と講師のつながりを作る大切な役割

現在は、教室長として横浜校の運営を任されています。

業務の種類を挙げたらキリがないのですが、主に行っている2つを挙げます。

  1. 入塾を検討されている方との最初の面談や、入塾までのご案内。
  2. 受講される方と講師のマッチング

特に2点目は、ただ勉強するのではなく、生徒にとって「安心して」「楽しく」学べる場所であってほしいので、ベストなマッチングをできるように気を遣っています。

例えば、生徒一人一人の趣味や性格、コミュニケーションの好き嫌いを判別して、そのタイプに合わせられる先生を調整すること。また、事前に講師と生徒さんの特徴や授業における要望をしっかりと伝えて、講師も良い準備をして授業に臨めるように心がけています。面談での記録を確認するだけではなく、「授業内で講師からこういうことを生徒さんへ伝えてほしい!」とか、「こういうことは生徒さんが嫌がるから授業内で絶対にしないでほしい」ということを予め講師に直接伝えるようにしています。また、講師から授業内で困ったことがあった時に気軽に相談できるように、なるべく授業終わりに講師にこちらから話しかけて生徒さんの様子を聞くようにしています。これらの細かいやりとりによって、生徒さんがキズキに満足して通っていただけるようになっています。

|これからも自分が大切だと思うことを、キズキの仕事を通じて表現してきたい

今後は、今の教育業界ではまだ発展していない、新しい教育の形を見つけていきたいなと思っています。

私は哲学、倫理学への興味や知識があるので、「なぜ?」という問いを突き詰めていくことはすごく大切なことだと考えています。

しかし世の中においては、この「なぜ?」という根本の問いを考えることはその重要性以上におろそかにされがちです。

「なぜ自分だけ周りと違うのだろうか?」「なぜ勉強しなければならないのか?」「なぜ生きていくのか?」…

これらの問いへの答えを探しあぐねたり、この問いに向き合うことを恐れて立ち止まっている人はたくさんいると思います。

この問いに向き合い、必死に考え、時には誰かの力を借りて、自分なりの答えにたどり着くことができれば、今後自分が何をすべきかが少しずつ分かってくるのではないでしょうか。

普遍的な答えはないですが、一人一人の答えは必ずあります。

「自分を変えないと!」と思っているけど、何から始めたらいいか分からないという人や、いきなり全力で頑張るのは難しいという人にとって、キズキが、様々な目標、一人一人の道を探せる場所になれたら嬉しいと思っています。そのためにも、私たちと同じ想いをもって取り組んでもらえる新しい仲間に出会えたら嬉しいです。


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