【HR Interview】大手住宅メーカーのトップセールスからスタートアップのHRへ/挑戦者を応援できる社会創出に向けた組織づくり
こんにちは!ケップルPRチームです。
ケップルは『世界に新たな産業を Create New Industries』というミッションを掲げ、スタートアップエコシステムの発展を目指し、投資家・起業家を支援するさまざまなプロダクト・サービスを展開しています。スタートアップマーケットの盛り上がりとともに組織は拡大を続けており、現在では70名を超える規模にまで成長しています。
今回は、HRチームのメンバーとして採用や組織開発などマルチに活躍中の山本にインタビューを行いました!なぜ大手住宅メーカーの営業から未経験職種のHRへチャレンジすることになったのか?大手企業からスタートアップに転職をしてみてどうか?など、スタートアップにおけるキャリアケースとしてぜひご覧ください!
ケップルへ入社されるまでのキャリアは?
新卒で大手住宅メーカーに就職してから10年間、ずっと営業一筋のキャリアでした。住宅業界では営業職に就く女性が非常に少なく厳しい世界ではありましたが、一生の買い物である戸建て住宅を販売する面白さに徐々に気付きはじめ、そこからは営業としての業績も伸びていきました。体育会系、かつ男性中心の文化を持った会社でもあり、それまでほとんど前例が無かったのですが、出産後も営業職にそのまま復帰しました。営業として数字を上げ続ける中で、1,500名近くいる営業の中でも女性として唯一TOP10入りも果たすことができました。保育園が休みになってしまう土日の営業には、お客様との商談に子どもを同席させることも日常茶飯事でした(苦笑)。
今から振り返ってみると、女性であること、子どもがいることを言い訳にせず、結果で示したかったという思いから頑張ることができたと感じています。のちに続く後輩たちのためにも、自分が道を切り開きたいとの思いでした。
ケップルへ入社したきっかけは?
新卒から10年間、営業職として走り続ける中で、物価の上昇や円安、少子高齢化を肌で感じるようになりました。住宅を購入したくてもできない顧客が増え、顧客層も変わってきたのです。当時4歳だった娘が将来この日本に生まれたことを誇れるのだろうか?目標に向かって頑張ることができる土壌が日本にあるのだろうか?ということを考えるようになり、人や社会の成長に関わる仕事に就きたいという思いが高まっていきました。
頑張る人を応援できる社会、挑戦者が正しく評価される土壌を日本に築いていくにはどうすればいいのかと考える中で、とあるダイレクトリクルーティングでケップルからスカウトをもらいました。最初は人事未経験の自分に、なぜスカウトが来たのかとも思ったのですが、会社について調べていく中でミッション・ビジョン・バリューにとても共感しました。ケップルであれば自分の描く社会の実現に近づけるのではないかと思い、2022年7月に入社することとなりました。営業としてはやり切ったという思いもあり、次の10年は新しいことにチャレンジしようと考えていました。営業からHRという未経験職種へのキャリアチェンジでしたが、迷いはありませんでした。
HRとしてどんな仕事に関わっているんですか?
採用や組織開発、制度設計など、HRに関わる事であれば幅広く担当しています。いずれの業務もケップルのカルチャーを守り、組織の未来を創るための仕事だと思っています。新しいメンバーを迎え入れるだけでなく、現在の組織をより強くしていくための活動にも力を入れています。例えば、リモートを中心とした働き方で関係性が薄くなりがちな部門間交流の場として部活制度を立ち上げるなど、社員同士が相互理解を深めるための場づくりもその一環として取り組んでいます。
ケップルという組織における、HRのやりがいや面白さは?
そもそもの事業展開が面白いですよね。1プロダクト1イシューという原則に基づいて一つの事業をスケールさせるという通常のスタートアップとは違って、SaaS、金融、メディア、コンサルティングなどビジネスが多岐に渡っています。HRとしてはそういった事業やビジョンに共感する仲間、言い換えるのであれば一緒に船に乗ってくれるメンバーを集めているイメージです。同じ思いを持ったメンバーとスタートアップエコシステム全体の底上げに貢献することが、経済を発展させ、豊かな日本につながっていくと思うと、期待感の持てるワクワクする仕事です。実際にエントリーをいただく皆さんもケップルのミッションや事業に共感していただいている方が多く、新たにジョインしてくれたメンバーとともに組織を成長させていけることにやりがいを感じています。
ケップルのHRとしてどんな組織を創っていきたいですか?
「挑戦を恐れない組織」です。スタートアップエコシステムの底上げは素晴らしい目標ですが、その実現に向けてはとても大きなエネルギーが必要です。社会をどうしていきたいか?その中で自分はどのようなアプローチで挑戦していくのか?という意識を持った皆さんが挑戦し続けられる組織を創っていきたいですね。
入社前のイメージとギャップはありましたか?
ネガティブなギャップはありませんでした。逆にポジティブなギャップが大きかったですね。ケップルでは、在宅勤務とオフィスへの出社を社員が主体的に選択できる「ハイブリッドワーク」を導入しており、対面で顔を合わせる機会は限られていますが、リモートワークでもしっかりとコミュニケーションが取れています。HRとして何かアナウンスをした際なども、みんなが即座にリアクションしてくれます。SlackやUniposといったコミュニケーションツールもフル活用されていて、距離としては離れていても組織としてよくまとまっているのには驚きました。
前職はいわゆる『日系/大手企業』でしたが、スタートアップで働いてみた感想は?
視界が広く開けた感覚があります。前職では年功序列の風土も根強く、変化が少ない環境だと感じていました。ケップルでは頑張れば頑張るだけ、裁量も増え、どんどん新しいことにチャレンジできます。スピード感はこれまでの比ではなく、フットワークの軽さが求められるなと感じています。
どんな人がスタートアップにマッチすると感じていますか?
自分で意思決定できる人だと思います。言い換えると、目の前にある課題に、自分の意見や回答をしっかりと出せることが重要です。また、年齢やキャリアは関係なく、相手を尊重できる人ですかね。
ワーキングマザーでもある山本さんにとって、ケップルはどんな職場環境ですか?
まず、ワーキングマザーというラベルでくくるのが違うのかなというのが正直な気持ちです。子どもがいても、いなくても、あくまで一人のビジネスパーソンとして評価されたいと思っています。ケップルではその点、しっかりと成果を出していれば公平に評価される環境です。男性でも子育ての時間をしっかりと取っているメンバーが多く、ワーキングペアレンツが引け目を感じず仕事に取り組める雰囲気があると感じています。逆にハードワークしたからといってハードワーク自体が評価されるとも限らない。働き方を問わずアウトプットの量と質が物を言うという点では、もしかしたら最もフラットでシビアな環境とも言えるかもしれませんが、メンバー同士が働き方を尊重し合う独自のカルチャーは、健全で誰もが働きやすい環境に繋がっていると感じます。
ケップルの魅力は?
先ほどの繰り返しにもなりますが、頑張っている人をきちんと評価してくれる会社です。私は割とハードワークしたいタイプですが、それぞれの働き方でしっかりと結果を出していれば、どんどん新しいことにチャレンジさせてくれるところが魅力ですね。
今後の目標、キャリアビジョンについてはいかがですか?
まずは採用領域でしっかりと成果を積み重ねていきたいです。その先は、経営陣がどんなことを考えて経営をしているのか、身近に感じられるようなポジションに就きたいですね。より会社の中核を担うような立場で事業推進に貢献していきたいです。そしていずれは、チームをマネジメントするような立場にも就きたいと思っています。
未来のメンバーに向けた一言を!
ケップルのミッションに共感いただける方は、ぜひこの船に乗っていただけたらと思います!目先の状況をただ心配するのではなく、日本の何をどう変えたらいいか?そんな未来志向で物事を考えられる方とお会いできるのを楽しみにしています!
さまざまな事業領域で新しいことにチャレンジする土壌があるケップルに少しでも興味を持っていただけたようであれば、ぜひカジュアル面談にご参加ください。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。