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鍛えろ!要約力 〜「春秋要約」のすゝめ〜

こんにちは!オガワです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年は何か新しいことを始める絶好のタイミングです!
そこで、今回は皆さんにオススメしたい取り組みをご紹介しようと思います。
それは、

「春秋要約」

です!

手軽に要約力アップトレーニング!

そもそも「要約」って?

皆さんも国語のテストなどで、「下線部が表す内容を50字に要約しなさい」のような問題を解いたことがあるのではないでしょうか?
要約とは、「物事の本質を捉えて整理し伝えること」であると考えられます。
会議などで他人の発言を資料に残す場合、「その場にいなかった人にも重要な部分が伝わるように要約する」という力が重要になってきますよね。また、自分の言いたいことを要約することでダラダラと長話することを防ぎ、相手の時間をムダにせずに済むこともあります。要約力は、ビジネスマンにとって非常に重要なスキルだと言えるでしょう。

春秋要約ってなに?

春秋要約とは、日経新聞に毎日掲載される社説「春秋」の文章を40字以内で要約する、要約力養成トレーニングです。600字前後のコラムを短くまとめることで、要約力を鍛えることができます。
私は要約したものをTwitterに投稿するようにしています。

「春秋要約」で検索して頂くと分かるのですが、私が現在取得を目指している中小企業診断士という資格の受験生界隈では、非常にメジャーな勉強方法です。中小企業診断士試験の二次試験では、A4用紙2〜3枚に記載された企業の歴史や業績を読み、強み・弱みや改善案などを設問ごとに100字前後にまとめ上げなければなりません。従って要約力は必須スキルとなるため、春秋要約を取り入れている受験生がとても多いのです。

春秋要約のメリット

要約力をアップするための手法はたくさんあると思いますが、その中でも春秋要約ならではのメリットがたくさんあるのでご紹介します!

毎日更新される
新聞なので、毎日更新されます。学習は毎日コツコツ継続することが大切ですが、ネットでの閲覧が無料で毎日更新される春秋は、トレーニングに最適な題材です!

移動時間を有効活用できる
私は通勤時間の10〜20分程度で記事の読み込みから要約まで終わらせるようにしています。普段ネットサーフィンや仮眠に利用しがちな隙間時間を有効活用することが可能です。

時事ネタに詳しくなる
新聞のコラムなので、時事ネタ満載です。

他人の要約をチェックできる
春秋要約に取り組んでいる方の多くが、Twitterで「#sjyouyaku」というタグを付けて毎日要約をアップしています。他人の要約を見ることで、自分と比べてどこが分かりやすいか、どこを削ってどこを使ったか、など比較ができ、自分の要約をブラッシュアップしていくことが出来ます。

▲こんな感じで投稿しています。

などなど...気軽に始められますし継続しやすいと思います!

エンジニアにこそ勧めたい!

そんな春秋要約ですが、私は特に「エンジニア」の方にオススメしたいです!
エンジニアには、要約力が求められる場面がたくさんあると感じるからです。

ユーザーとのやり取り
お客様の発言から、「ここは絶対に盛り込まなければいけないところだ」「こういう意図で言っているんだな」と落とし込んでいく要件定義フェーズ。仕様をすり合わせるために文章や口頭で説明が必要な設計フェーズ。そしてテストからリリース、運用まで...お客様とのやり取りには要約力が不可欠です。

進捗報告
Aさん「予定通り2日前に着手はしたんですけど、Cさんが急病で来れなかったり、あ〜あとは昨日もDさんが早退したりで、せっかく順調だったのに急に人手が足りなくなって、結局予定より1日遅延しています。」
Bさん「現在予定より1日遅延しています。原因は急な人手不足です。」
どちらが要約力を持っているかは一目瞭然ですね。

メソッド名、変数名
そのロジックや変数がどんな仕事をするのか、誰が見ても分かるように名付けなければいけない...もはや要約力の極みなのではないでしょうか!?

...いかがでしょうか?
普段から少し意識するだけでも、格段に仕事の質や効率がアップするはずです!

万人にオススメです

もちろんエンジニア以外の全ての人にオススメの春秋要約。是非チャレンジしてみてください!
そして私の要約を添削してください(笑)

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