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ココロオドル瞬間
もう一歩、行動の輪を広げる一年に。FICC代表 森の2024年始挨拶
FICCで、毎年年始に行われる代表 森啓子の挨拶。「世の中でなにが起きているのか。大切なことを見失わないよう学んでほしい」と言う森。だからこそ、自身の視点で一年をどのように見てきたか、どんな流れがあったか、をメンバーたちに毎年伝え続けています。世界・社会のなかの「会社」というコミュニティ(共同体)に集う意義、コミュニティから社会にできることとは。今年、創立20年を迎える私たちFICCに所属する一人ひとりができることに向き合うために。そんなメッセージが伝えられた、1月9日の年始挨拶をご紹介します。有事の時こそ、自分がどんな恩返し・恩送りができるかを考えてみる「2024年は、元日から驚くよう...
人の営みを豊かにするデザインとは?ブランド活動を完成させるデザイナーの価値
「そもそも“デザインの価値”ってなんだろう?」アートディレクターの冨田一樹は、昔から考えていることだと言います。2011年にFICCにデザイナーとして入社。10年以上在籍するなかで、FICCはWeb制作会社からブランディングマーケティングの会社へと、組織の形を大きく変化させています。その中で、冨田はデザイナーの立場から、数々の案件を通してブランディング・マーケティングの領域に深く関わってきました。「デザイン経営」や「デザイン思考」といった、デザインをビジネスの中核に取り込む言葉を聞く機会が増えてきた昨今。バズワード的に謳われる「デザイン」ですが、その現実的なところを理解している人はまだそ...
企業における「哲学対話」の可能性とは?国際哲学研究センター「UTCPシンポジウム」レポート
FICCの社内で哲学対話を実験的に行っているメンバーの遊田 開(ゆうだ かい)が、東京大学大学院で行われた「国際哲学研究センター(UTCP)シンポジウム」にて、ゲスト登壇。昨今、企業に取り入れられはじめている「哲学対話が拓く組織と事業」をテーマに、参加者それぞれの立場からディスカッション。大手・中小企業での、組織内での哲学対話の取り組みについて話しました。(左上から時計回り)NECソリューションイノベータ株式会社/松本 元延、FICC/遊田 開、UTCPセンター長/梶谷 真司、UTCP上廣共生哲学講座 特任研究員/堀越 耀介ビジネスになぜ哲学が必要なのか? 数年前から、米グーグルや米アッ...
人はどうすれば幸せに働けるのか? 人的資本経営の視点から見るウェルビーイングの可能性【アドテック東京2023レポート】
国内外より1万5千名以上が参加するアジア最大級のマーケティングカンファレンス「アドテック東京2023」。15回目の開催となる今回は「Facing Humanity, Showing the Way(人間性と向き合い、道を示す)」をテーマに、アフターコロナで労働力不足が問題になる中、「人的資本経営」の重要性とそれを実現するために企業が持つべき「Well-beingの視点」に注目が集まりました。これからの時代に企業経営で大切にされるべき思考や従業員のウェルビーイングを高める方法とはなにか。そこで今回、FICC代表の森を含む4名のチームメンバーが、今年のアドテックの本質的なテーマである「Wel...
パースペクティブってなに?人に向き合うコミュニケーションは「ものの見方」からはじまる
「そんなつもりなかったのに」何気ない発言が、対立を生み出すきっかけになってしまう。それって自分で気づけない思い込みが原因なのでは?写真研究者の小林美香さんから「ものの見方」を学びながら、「正しいか、間違いか」ではなく、自己と他者の考えに向き合う方法を全社で探りました。小林美香(こばやし・みか)1973 年生まれ。国内外の各種学校/機関で写真やジェンダー表象に関するレクチャー、展覧会を企画するほか、雑誌やウェブメディアへの寄稿など、執筆や翻訳に取り組む。東京造形大学、九州大学非常勤講師。 著書に 『写真を〈読む〉視点』(単著 青弓社 2005年)、『〈妊婦アート〉論:孕む身体...
正解にとらわれずに生きていく「リベラルアーツについて話そう」(後編) ── FICC森啓子×ライター中村志保
エディター・ライターの中村志保さんを聞き手に、FICC代表取締役の森啓子さんが生きる上で大事にしている思想に触れる対談企画。経営やビジネスに生かされるリベラルアーツの考え方や、一つの価値観にとらわれないストーリーテリングの重要性など、生き方のヒントになる話がちりばめられています。今回は後編をお届けします。(前編はこちら)共同体としての経営中村:リベラルアーツのような、身近に思考をめぐらす環境を生み出すには、どんな工夫をしていくことが必要なのでしょう。森:海外のリベラルアーツの大学に留学しなければ、私が体験したリベラルアーツの環境の中にある豊かなものを感じたり出会ったりすることができないの...
正解にとらわれずに生きていく「リベラルアーツについて話そう」(前編) ── FICC森啓子×ライター中村志保
FICC代表取締役の森啓子さんは、幼い頃から海外生活の経験も多く、リベラルアーツを大切にする環境で育ってきたといいます。なぜリベラルアーツの考え方が経営に生かされるべきなのか?といったビジネスの話だけでなく、人と関わる時に心がけていることなど生きる上で大事にしている森さんの思想の深淵に触れてみたいと、アートを中心とするエディター・ライターの中村志保さんが聞き手となり、対談を行いました。前後編に分けてお届けします。多様な視点を持つ力中村志保(なかむら・しほ)1982年ニューヨーク生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。ロンドン大学ゴールドスミス校にてファインアートを学び、同校メディ...
楽しく生きるってなんだろう?同世代のふたりが考えるリアルな「感性」のハナシ
「感性」とは、さまざまなものを見たり聞いたりしたときに感じる心の動きのこと。普段意識せずに使っている言葉だと思いますが、目まぐるしく変わる日常のなかで、自分の心に向き合うのは案外難しいものです。最近では、当たり前のように目にする「多様性」や「自分らしく生きる」のメッセージ。これにモヤッとしている方もいるかもしれません。そんなときこそ、「感性」です。どんなふうに自分と向き合えば、明日を楽しく生きていけるのか。COLOR Again立ち上げ人の伊藤真愛美と、メンバーとして新たに加わった上野美紅の2人にヒントをもらいます。「感性」は絶対にみんなにあるもので、迷ったときに立ち返る原点のようなもの...
変化しないものは淘汰される?0.4%の世界を変えていきたい
去る2023年4月、FICCの代表 森啓子より、全社に向けて期首の挨拶が行われました。ここは組織が今期向かう方向を、メンバーと再認識する場です。存続し続ける企業の特徴や共同体の在り方とはなにか、世の当たり前を問う森のスピーチの一部をご紹介します。引用される進化論や数字、世の当たり前って本当?「0.4%ってなんの数字だと思う?」森から全員に問いかけられたのはこの数字。これは企業が20年存続できる確率です。そして、存続する企業の特徴は「お金儲けが目的ではなく、社会性のあるビジネスの展開を目的としていること」であると言われています。FICCは、来年2024年の2月で創立20周年を迎えます。突然...
不安な世こそ“なに”が起きているのかを捉えて「希望や願い」に目を向ける。FICC代表 森の2023年始スピーチ
毎年新年に行われる、FICC代表 森啓子の年始挨拶。前年の世界情勢を振り返りながら、森からメンバーへ、なにを一緒に大切にしたい一年なのかが伝えられます。なぜ“年始”に行うのか?それは、世界情勢は暦で動いていて、年始はその暦が大きく変わるタイミングだから。「世界情勢を理解してマクロな視点を持ってほしい」という森の考えがあり、2018年からはじまりました。今回、6回目の開催となった2023年1月10日の年始挨拶をご紹介します。どこへ向かうべきなのか?指針になるのは未来を描く力最初に森から語られたのは、2022年に行われた年始挨拶の内容です。世界情勢をマクロで理解するために、2021年からの過...
会社という枠を超え、共創自治区CONCONのみんなでつくった夏祭り
FICC京都は、2021年春から京都の二条城南東の式阿弥町にある「共創自治区CONCON(以下、こんこん)」にオフィスを構えています。なぜこんこんに移転したのか?きっかけは、事業部長である村松が前のオフィスで抱いた違和感でした。いくつものテナントが入るオフィスビルで働いている人はたくさんいるのに、その人たちのことを何も知らない。そんななかでこんこんを知り、同じ環境にいる人と交流ができ、会社という枠を超えたつながりが生まれる場所だと思って入居を決めたそうです。こんこんは、コンテナと長屋を組み合わせた珍しい建物です。事務所やショップ、さまざまな職業のフリーランスが集まる場所であり、入居してい...
対話と知識、実体験がかけ合わさった、STOKKE×FICC「親子の距離」の物語
「Here we grow(成長する、親子とともに)」という新たなコンセプトのもと、親子の距離を近づける製品を発信する北欧・ノルウェー発のブランド、STOKKE(ストッケ)。一方、FICCのメディア・プロモーション事業では、一人ひとりのメンバーが社会課題に取り組むブランドに対して、真摯に向き合いながら支援を行っています。STOKKEでマーケティングマネージャーを務める福岡久美子さんと、デジタルマーケティングマネージャーの後藤悠子さん、FICCからはメディア・プロモーション事業部 京都の事業部長である村松勇輝と、プロデューサーの角屋桃子が参加し、子育てから家族の在り方、働き方、プロジェクト...
ブランドをつくるのは「人」。大切なのは「意義を与え、意義をもらうこと」2022期首スピーチ
2022年4月、FICC代表 森 啓子より、全社メンバーに向けて期首のスピーチが行われました。ここでは、過去を振り返り今期のビジョンを推進するために、FICCが組織として何を大切にしていきたいか、また一人ひとりが大切にしてほしいことを森から全メンバーに向けて語られる場です。今回は、なぜ年始と期首それぞれにスピーチを行うのか、今期FICCメンバーが大切にしてほしいことについて紹介します。年始と期首、それぞれにスピーチを行う理由2019年から始まり、4回目となる今回。FICCでは、毎年1月に行う年始スピーチとは別に、4月に期首スピーチが行われます。なぜ分けるのか?その理由は、暦上の年始とFI...
好きを探究したら仕事も人生も楽しくなる?FICCの社内用語「スパークジョイ」を徹底解説
「あなたは何が好きですか?」「どんなものに興味がありますか?」こんな質問をされたら、あなたならどう答えますか?そして、それは“なぜなのか“と理由を考えたことはありますか?「映画」や「音楽」などすぐに答えられる方もいるでしょう。ただ、何気なく過ごす日常の中の感覚に、“なぜ?“と理由まで考える人は少ないのかもしれません。FICCでは、そんな興味や関心ごとを“心がときめくこと”の意味で「スパークジョイ」と呼んでいます。この記事では、なぜこの社内用語ができたのか、そしてスパークジョイから派生した社内外の事例を紐解いてお伝えしたいと思います。そもそもスパークジョイって何?誰かとコミュニケーションを...
心を動かすストーリーを描きたい。映像業界出身のクリエイティブディレクターが惹かれ続けるもの
今回インタビューをしたのは、メディア・プロモーション事業部に所属する森田雄。映像や脚本制作の経験を経て、FICCではクリエイティブディレクターとして、コンテンツのクリエイティブに向き合う日々を送る森田。昔から変わらない「ストーリー」への興味から、そのストーリーがもたらす人々への影響やプロモーションへの活用方法、社内外でのクリエイティブ活動について聞いてみました。映像という一コンテンツから企画という根幹へFICCとの出会いは2016年。当時は動画広告の需要が増えていたこともあり、僕が前職で映像制作に関わっていた経験とマッチしたんです。マーケティングの「マ」の字もわからないまま、面白そうな会...