こんにちは、株式会社コーボー人事の梁瀬です。
私がコーボーに入社したのは2016年12月。
代表の成田と初めて会ったのは、私が前職でまだ育休中だったとき。(育休中って、結構びっくりですよね。笑)
色々なご縁があって、成田と出会い、そして紆余曲折ありつつ、コーボー唯一の人事として入社を致しました。
今日は、”なぜ時短人事をコーボー唯一の人事として採用をしたのか"のインタビューを通して、コーボーの大切にしている想いの一部をお届け致します。
梁瀬
成田さんと初めて会ったのは、まだ私が前職で育休中だった2016年の夏の終わり頃でしたね!
成田さんと会う前の事前情報としては「コーボーという会社で人事や広報が出来るような方を探している・・・」というざっくりなものでしたが、その頃、なぜ人事・広報の人を探していたんですか?
~未来のコーボーをワクワクする会社にするために~
成田
あの頃、コーボーは、まだ社員数が10名もいなくて、その規模で人事・広報の採用って珍しいかもしれないですね。
実は思考は以前からしていました。個人的に注目している成長企業がありまして、そこで活躍されているセールスの方と何気なく話した内容がキッカケでした。成長している要因を伺ったところ、「社内広報の方に縁あって入社を頂いて、その方の入社をきっかけに、社員の帰属意識やエンゲージメントが高まった」という話を伺ったんです。その結果、組織全体の業務が円滑化したり、なによりコミュニケーションが活発になったみたいなんです。また、前職のノウハウでツールの運用ルールを作ることなどにも取り組まれたようで、結果、業績は向上、人が人を呼び、採用率も高まったというお話でした。その企業様も当時の規模は15名前後だったと思います。
私自身もこれからのコーボーの未来を描いていく中で「今の規模でも人事や広報に取り組める方にジョインしていただくことで、会社にフィットする、求める方の採用の実現や、入社してくださった方がより働きやすい環境、ワクワクする環境を追求していけるのではないか、作れるのではないか」と思うようになりました。
ただ、採用費に対して多少なりとも敏感な時期でもありましたので人材紹介サービスを利用して採用するくらいの熱度だったわけではなく、本当に良い出会いがあればっと思っていたところに、偶然、梁瀬さんとのめぐり合わせがあったんです。
梁瀬
そうなんですね!
確かに、まだこの規模であれば社長などが人事の仕事をやっているほうがスタンダードですよね。
良いタイミングで成田さんとのめぐり合わせがあって良かったです!笑。
私は成田さんと初めてお会いして、こんなにも物腰の柔らかい社長がWeb業界にいるんだ!という衝撃を受けました。笑。
また一番の驚きは、面談の中で、会社の想いや方向性など色々とお話はあったと思いますが、私の経歴の深堀はあまりせず、かつ採用や広報の経験がないことにも、あまり不安を感じていない様子だったことです。
そして面談の最後には「梁瀬さんが興味があれば役員に会ってくれませんか?」と話が進んでいったのにはビックリしました。笑。
私自身がこんなこと聞くのは少し恥ずかしいですが、時短かつ、任せたい人事領域は私が未経験の分野でしたが、なぜ私に興味をもってくださったんですか?
~"人事は経営"。一緒に喜怒哀楽を歩みたいかという純粋な気持ち~
成田
一言でいってしまうと「フィーリング」なのかもしれませんが。笑。
その当時は、私自身も良くも悪くも人事という仕事の全体像が今ほど見えてなかったんですね。そんなこともあり、人事のジョインに対して「採用や人事経験が熟練していてほしい」という希望はあまりなかったんです。
これから会社を作っていく初期メンバーというのもありまして、一番大切にしていたのは、きっとさまざまな苦難が待っている中で、一緒に喜怒哀楽を歩めるかどうか。それが鮮明にイメージできるかどうか。でした。
それを垣間見るためにも、仕事に対してどのように向き合っているのか、今後どのような理想や夢を描いているのか。責任感や目的意識をどのように据え置いているのかなど色々お話したのを覚えてます。梁瀬さんからは、それらを実現できるパワーを感じました。私は、"人事は経営"だと思っています。なので、なおさらそういう想いは強かったんだと思います。
最初のフィーリングの話に戻ってしまいますが、「梁瀬さんと一緒に働きたい」と感じさせてくれたこと。純粋な気持ちでした。自分の中で思い描いていること「こんな会社なら僕も働いてみたい」を梁瀬さんとなら実現していけるんじゃないかなというイメージが鮮明となったんです。
梁瀬
あ、ありがとうございます。。恐縮です。
私自身も、時短かつ未経験分野の人事の仕事なので最終的な意思決定まで「本当に自分に出来るのか?」という不安も沢山ありました。
でも、入社までに時短の制度やママの私が安心できるような福利厚生も色々と考えてくださり、成田さんの想いと会社の社風に感動し、最終的に「自分なら出来る!!」という謎の自信と共に入社を決意しました。笑。
一般的に、会社としても女性の採用はプライベートの変化によって仕事の状況も左右されやすかったり、特に時短勤務者を採用することへの障壁は高いように思います。
成田さんは女性の雇用や時短勤務についてどのように考えているんですか?
~素敵な女性が活躍している会社には優秀な方が集まってくる~
成田
私は、成長企業の共通項の一つとして「素敵な女性が活躍している会社には優秀な方が集まってくるもの」だと思っています。
女性が存分に才能を活かして活躍できる、働きやすいと思ってもらえる会社を作っていくことに取り組むことは、結果として、男性にも働きやすい会社を作っていけることにつながるのではないかと思っています。
そんなビジョンもあり、性別にこだわった採用は行っていませんし、むしろ女性の雇用やもちろん評価に応じて女性の管理職登用などにも積極的に向き合っています。
また、女性はライフステージの変化によって働き方を変えざるを得ない場合もあると思いますが、私は優秀な方が会社の制度や、環境が整っていないためにやめてしまうのは非常にもったいないと思っているんです。なぜなら、そういう時間に制約がある方だからこそ、時間を大切にして良い仕事をするんじゃないかなと思っていたからです。
そして、それは梁瀬さんと一緒に働き、また、Webデザイナーで時短のミキさんを採用させて頂き、現在2名の時短の方と1年一緒に働いていく中で確信に近づいています。当時、私自身が考えていたことは間違いなかったなというのが正直な気持ちです。
ちなみに、時短勤務の方がいることって沢山の良い面があるというのは、自身でも感じていますし、是非世の中にも発信していきたいんです。
例えば、会社にメリハリというかリズムが生まれました。コーボーは、10時が始業時間ですが、現在、時短勤務のお二人は保育園などのこともあり、始業が9時半です。皆が10時に出社するともうフルスロットルで働いている。笑 。二人ともお子さんたちの準備や家事をして出社しています。仕事を始めるときにはエンジンが全開なんですよね!そんな空気感や雰囲気作りは、良い意味で会社全体のエンジンにも良い影響を与え、シナジーが生まれていると感じています。
また、梁瀬さんが16時半、ミキさんが17時半に終業となりますが、そこで「お疲れ様でした~」という声を聞くと、「あ、もうこんな時間だ!」とか「あと19時まで2時間しかない」など、時間を意識して気持ちを入れ替えられるポイントにもなっている気もしてます。皆が時間を意識しないで仕事しているということではなく、なんだろう。ナチュラルにそういう空間が出来上がっているいるんだと思います。
あとは、10時に出社するとオフィスが暖かいとかね。有り難いですね。二人は寒い中での仕事はじめなので申し訳がないんですが。苦笑。
今後、思い描いていることとしては、事業形態や職種の相性はあるとは思うものの、会社としてさまざまなライフワークを受け入れられる体制や環境を作っていきたい。そこで才能を最大限に発揮してもらいたい。事業展開を考えるときにもそのようなイメージを抱いています。
梁瀬
ありがとうございます!
そう言ってもらえて嬉しいです。私自身も時短勤務している身として一種の責任感を感じていますし、これからも背中を見せ続けていきたいと思います。
私自身が実際に会社の制度や仕組みなどを作っている立場ですが、実際にコーボーで働いていても働きづらさを感じることはほとんどないですし、何より嬉しいのは制度や仕組みがあるだけではなく、子供が熱を出したときに成田さんはじめ、仲間達からも「家族第一主義なので、ご自愛くださいね」「無理せずに、自分にもうつらない様に気をつけてね」とか温かい言葉をかけてくれる環境だと思っています。
そして、ママだけでなく、多様な社員が快適でご機嫌な環境で仕事が出来る会社をこれからも作り続けていきたいなと思っています!
これからもよろしくお願いします。
私自身も初めて知る内容もあったインタビューでしたが、コーボー社の社員に対する思いや、カルチャーを表すエピソードだっと思います。
上記のような想いを持った、素敵な社長と、コーボーの社風に共感してくださる方、是非一度お話をしませんか?
また、社長成田の創業秘話にご興味があればこちらからもお読みいただけます。
⇒フリーランスから法人へ。cooboo社の創業ヒストリー