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大手外資金融からベンチャーへの転職。人生を変える決断には、出会いと決意があった

約10年前、とあるエンターテイメント会社の内定を辞退して、地方銀行へ就職。
その後キャリアアップを目指し、外資系証券会社へ転職。そして、今私が働いているのは、10年前内定をくれた当時の人事が立ち上げた会社、株式会社リード・イノベーションだ。

現在はエグゼクティブアシスタントとして、アシスタント業務に留まらず、社内の幅広い領域を兼任している。

1.大手金融からベンチャーへ転職を決めた理由とは?

2.これまでとは180度違う環境での、自分にしかないやりがい

3.リードイノベーションとはどのような会社?

Q.まずは簡単に経歴と自己紹介をお願いします!

早稲田大学国際教養学部を卒業後、新卒で静岡銀行に入行し、主に為替のトレーディングに従事してきました。その後は、キャリアアップを目指し、外資系証券会社のFXセールスという部門に転職。為替のバイサイド、セルサイドを一通り経験してきました。そして、次のキャリアに選んだのが株式会社リード・イノベーションです。リード・イノベーションでは、エグゼクティブサポートとしてバックオフィス全般を中心に業務を行っております。

Q.大手金融や外資証券からベンチャー企業へ転職、とてもユニークなキャリアですね!

新卒では、地元の地方銀行を選びました。地元の銀行に就職したら親が喜ぶと思ったのが一番大きな理由でした。為替の部署は内定者時代からずっと憧れていた部署だったので、その部署に転勤が決まった時にはすごく嬉しかったのを今でも覚えています。当時、銀行の半分以上の収益を稼ぐいわゆる”花形部署”で、そこで成果を上げたくて、身体を壊しても仕事優先というくらい、朝から晩までがむしゃらに働いてきましたね。何度も夜中に為替の夢を見て飛び起きてました。

その後、同じ為替の領域でキャリアアップをしたいと考え選んだのが外資系証券会社です。帰国子女ということもあり、英語を使い且つ為替の領域で仕事できるのはまさに天職だと思っていました。

一方で、今思えば、当時は仕事に必死になりすぎていたようにも思います。

今リード・イノベーションで働いているのは、元を辿れば学生時代、就活をしている中で礒谷と出会ったことがきっかけです。

彼と10年ぶりに偶然再会する機会があり、”自分らしい働き方”を見つけました。

”大手金融からベンチャーへ転職を決めた理由とは?”

Q.大手金融や外資証券会社から少数精鋭ベンチャーのリード・イノベーションに入った理由はなんですか?

理由は色々あります。

まず新卒で金融機関を選んだのは、敷かれたレールを進むというスタイルが自分に合っていると感じていたからです。0→1があまり得意な方ではなくて、どちらかといえばマニュアルに沿って進めていく方が好きでした。

しかし、将来的にDX化やAIの導入が進んだら、そういった指示をこなす仕事が5年後、10年後に減るんじゃないかと感じています。正直、為替の仕事一つとっても以前と比べて機械トレードが増えているのが実態でした。今は良いとしても、このまま将来的にずっとこの仕事を続けていけるかという点においては正直不安でした。

そこで、自分にしかできない、自分で生み出す仕事をしたいという思いが生まれました。偶然、そのタイミングで再会したのが礒谷だったんですね。

当時リード・イノベーションは設立5年目、従業員数6人のアーリーフェーズの組織でした。大きな組織の中で、型にはまってきた私からすると正直チャレンジングな環境ではありますが、新しいものを生み出していく、創り出していくということにワクワク感を覚えました。ここが私の伸びしろだと。

もちろん業務のやりがいという観点だけではなく、人という点も大きな決め手となりました。入社前にリード・イノベーション主催のイベントに参加したり、社員の方々とご飯に行ったりする機会があったのですが、一言で言えばすごくそこに温かさを感じたんです。

経営コンサルやエージェントとして、相手の成功に本気でコミットしている彼らの素晴らしさが伝わってきたというか。顧客体験をした感じですね。この人達と一緒にいたら、なんか毎日が楽しくなりそうだとか、本気で私の将来のことを考えてくれているんだなと感じました。

金融出身だから金融の道を歩まなければいけないとか、そういうのではなくて、自分が活躍できるフィールドがあるのであれば、未経験でも一旦飛び込んでみようと強く思いましたね。

Q.リード・イノベーションに入社後の以前とのギャップはありますか?

もちろんありました。リード・イノベーションは”*ティール組織”型のマネジメントを実践しています。働き方も自由で、自分自身で自分のマネジメントをしなければならないですし、自ら手を挙げ行動しなければ存在意義を見出すことができません。何千人のうちの1人ではなく、”私として”活躍できるフィールドを見つけたい。自分にできることを考えて、社内での役割を取りにいきましたね。自分だからこそ発揮できる価値を提供していきたいと思いました。今までが大きな組織の中である程度決められた仕事をこなしていくというスタンスだったので、そういった意味での変化は大きかったです。

最初は自分のカレンダーが埋まらないことが恐怖だったのを今でも覚えています。

*ティール組織:社員それぞれが自由に変化し続け、自分たち(チーム)の使命を感じながら、個々人の意思決定によって、ありのままに動く次世代型組織

これまでとは180度違う環境での、自分にしかないやりがい



Q.そのような中で、実際の小楠さんの業務内容と働き方を教えていただきたいです!

業務内容は主にアシスタントですが、プレーヤー的なところも少し行っております。秘書業務やバックオフィス業務のみならず、自社採用の人事もやりますし、人材紹介の面談やクライアント先の採用サポートまで幅広く行っています。

Q.自分で新しいことを生み出すことにとてもやりがいを感じているのですね!

私は、アシスタントだけをやる人にはなりたくないんです。少数精鋭の組織だからこそ、自ら手を挙げればいくらでもチャンスをもらえます。自ら積極的に関わり、価値に貢献できる領域を増やしていきたいと考えています。理想を言えば、”稼ぐアシスタント”(笑)。

アシスタントとして社内から頼ってもらえることはもちろんとても嬉しいですが、それだけでなく、お客様の変化や成功を直に見ることができるのがこの仕事の一番のやりがいですね。

Q.自分にしかできない仕事という点で、やりがいに感じた過去のエピソードなどはありますか?

私が人材紹介の案件を担当していた時の話です。礒谷のお客様先の人材紹介の案件で、私がご紹介した候補者様の内定をいただくことができました。

しかし、私が紹介したその候補者が、先方との会食直前に内定辞退をし、先方にひどく怒られてしまったことがありました。要するに、転職が初めてだった候補者様の深層心理を私がちゃんと理解してあげられなかったんですね。

そのお客様先の社長からは「そんなレベルの低い仕事をするな、礒谷の顔に泥を塗るような結果を出すなと」お叱りを受けました。

私の今後のことを思ってそのようなご指摘をいただいたのですが、アシスタントとして悔しさと情けなさを感じました。

ただ、そこで凹んでいてもしょうがない。

成果で返そうと、別の方をご紹介させていただき、結果とても満足していただくことができました。

今では”御社をエージェントとして一番信頼している”と言っていただいております。このエピソードが私にとってとても印象的で、やりがいを感じました。

Q.今後の小楠さんの目標はありますか?

代表礒谷の右腕となって、会社の成長をサポートすることです。

弊社は創業期フェーズのベンチャー企業です。今まで感覚や場当たり的に取り扱ってきたことも様々ありますが、成長期に向けて制度化や仕組み化が必要となってきます。どのような制度や仕組みがあれば、メンバー全員が最大のパフォーマンスを出せるのかを常に考え、一歩先を読んで行動できる人になりたいですね。そのためにも常に会社全体の状況や取り組みを俯瞰的に把握し、的確なサポートをしていきたいです。

2つ目は、本部機能の役割として、礒谷の思考や、ノウハウを社内に展開していくことです。礒谷の意思決定やコミュニケーションの背景に何があるのか、どんな意図を持って一つ一つの問いを投げかけているのか、それらを理解していきたいです。社内外に礒谷の良い影響を広め伝えていく、そんな存在になりたいですね。

”リードイノベーションとはどのような会社?”



Q.次にリード・イノベーションの雰囲気を教えてください!

仕事に関しては常にストイック、メンバーは熱く、人思いです。
代表礒谷を筆頭に日々「バージョンアップ」ということを意識し、常に高い目標と向き合って活動しています。常に”ウッとなる”チャレンジを楽しんでいますね。


弊社では半期に1回の頻度で経営合宿を行っています。会社の未来の話やチャレンジの話以外にも、必ずやることが、各メンバーに対して尊敬するところと、伸ばして欲しいところを発表するということです。フィードバックをし合うことで、普段言えないことや、自分では気づけない気づきを発見することができます。そして、チームとして成長し、とても良い雰囲気で仕事を行えます。

Q.リード・イノベーションにはどのような人が向いていますか?

お客様に対して制限なく貢献したいと思っている人ですね。

私たちは「全てのチームを史上最高に」というミッションを掲げています。何か特定のプロダクトやサービスを売っているわけではありません。フルカスタムメイドでお客様に寄り添ったソリューションを考え、実行し、お客様に価値貢献をしています。そのような気概を持って、本気でお客様と向き合える人が向いているんじゃないかと思っています。

Q.最後に、この記事をご覧になっている方へメッセージを一言お願いします!

「パッケージのサービスやプロダクトの限界を感じている」

「人材紹介でただ人を紹介している」

「会社の制限なく貢献したいと思っている」

そんな人に来てもらえたらと思っています。”自分らしさ”をカタチにできると思うからです。

キャリアに正解なんてない。

私は長年の金融キャリアを手放し、一歩踏み込んだら今までとは異なる世界が見えるようになりました。

何を言いたいかというと、”本当に自分次第”だということです。

少しでも興味を持っていただいた方、お待ちしています!!

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