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【社員紹介Vol.2】パラレルワーカーに聞く!先生とは違う教育道の歩み方とは

初めまして、クジラボでインターンをしているなかさんです。

今回はSNSを中心とした広報を担当されている、クジラボメンバーのミチカさんにインタビューさせていただきました。

ミチカさんは、11年間小学校教員として勤務された後、今はフリーランスとしてライター、編集の仕事をしている傍らクジラボの業務にも関わっていらっしゃいます。

・教員後のセカンドキャリアって実際どうなの?

・クジラボってどんなところ?

など、今回はミチカさんがクジラボにジョインした経緯やクジラボへの想いについて触れていきたいと思います。

教育が変われば世界が変わる

私が教育に関心を持ち始めたきっかけは、高校生時代に訪れたカンボジアでのスタディーツアーでの出来事。

アンコールワットのツアーの際、物乞いをする子どもたちがいました。この子どもたちは観光客がくるとわっと集まってくるんです。しかし、ガイドさんからは、「お金を渡しちゃいけない」と伝えられました。

理由は、物乞いでお金を貰うことが習慣化してしまうと、勉強や仕事をせずに生活ができると考えてしまうから。だから、その子どもたちの将来のためにもお金は渡しちゃいけないんだと。一番良いのは、その子たちがきちんとした教育を受けられる仕組みをつくることなんだと教えてもらいました。

日本に帰って、私は改めて考えました。

教育が変われば、世界ももっとよくなるんじゃないのか。

実は総理大臣が夢だった小学生時代。その頃からそれとなく抱いていた社会を良くしていきたいという想いを教育で実現できるんじゃないかと。

だからこそ、私は小学校の教員という道を選びました。

学校とは違う教育の道を歩んだわけ

私は11年間で計3校の小学校に勤務しました。

基本的に先生の仕事は楽しかったです。

目の前の子どもたちに合わせて、どんな課題があって、どんな力を身に着けてほしいのか、そのためにどんな支援が必要かを描きながら教材を考えていくのは、クリエイティブな仕事だなと。しかも、それで子どもたちが変わっていく瞬間があるから、めちゃくちゃやりがいはありましたね。

ただ、3校目では子どもたちの実態に対応しきれず、子どもたちとの関係性も上手く築くことができませんでした。それに加えて、中堅教員として任される業務も増え、いつの間にか体調を崩してしまいました。適応障害の診断を受け、休職期間を半年過ごすことになったのです。

お休みをいただいたことで、自分自身とじっくり向き合うことができました。

そんな中で、教員を目指した時の想いを思い出しました。

「教育が変われば、世界ももっとよくなるんじゃないのか。」

「社会を良くしたいという想いを教育で実現できるんじゃないか。」

私がやりたかったことは先生でなくても実現できるかもしれないと気付き、学校教育とは違うところから教育に関わろうと決断しました。

私とクジラボの出会い

私は教員を退職したあと、これまで培ってきたスキルを生かしてライターとして活動をはじめました。まだ駆け出しの頃、クジラボの前身であるこどもカンパニーに出会いました。

その時に代表から聞いた「教育のオープン化」という考えに共感し、クジラボの立ち上げから関わらせてもらっています。

クジラボってこんなところ

人の成長に寄り添ってくれる会社だなと思います。困ったときは代表や周りの人がアイデアをくれるし、みんなで業務を助け合えるのがすごくありがたい。一緒に仕事していて、自分も成長できる。

それから、今のフェーズはいろんなことがおきるので、いろんなことを未経験なことでも任せてもらえます。なので、いろんなチャレンジがしたい人におすすめかなと。

また、私自身は、一つの組織に属するよりもいろんな組織と関わりたいからこそ、自由に関わらせてもらっていて。そんな自由な働き方を認めてもらえるのが、ありがたいですね。

クジラボでの複業って?

ライターの仕事は、締切にさえ間に合えば、いつ業務をするのか比較的自由。

また、出版コンサルティング業務を行っているのですが、こちらはクライアントさんとのMTGの時間、それから社内の企画会議の時間が拘束されます。逆に言えば、それ以外は自由に動けます。

一方、クジラボでは、月何時間働くということではなく、任された業務を達成するという働き方。

月によってそれぞれの業務量や内容が変わってくることがあるので、うまく調整をしながら進めています。ただし、締切が重なるときは正直大変なこともあります…

複業だからこその価値と苦労

多様なメンバーがいるから、刺激をもらえる。しなやか思考で多様性を大事にしているからこそ、パラレルワーカーにはありがたい環境です。

一番は時間の調整ですね。どうしても締切が重なったり、急な案件が入ってきて忙しくなってしまうことがあります。けれど、それは自分の責任なので言い訳しないようにしつつも、無理をしすぎるのも良くないので、いっぱいいっぱいになっている時には早めにヘルプを出すようにしています。

複業をされている方で、所属感がないことを不安に感じるという話をよく聞くのですが、クジラボの場合それはあまり感じないですね。毎日Slackでメンバーの様子を見ることができるので、一緒の時間に仕事をしていなくてもつながっている感覚があります。

一緒に働きたい方

柔軟にしなやかにチャレンジしていく人。

教育の課題ってなかなか正解が見えづらいからこそ、柔軟に思考をすることが求められます。ゴールへ一本道ではなく、試行錯誤しながら取り組むことを楽しめることが大事かなと思います。

また、クジラボのバリューの一つに「ロマンと算盤のバランス」という言葉があります。

儲けるだけでもロマンだけでも、どっちか欠けているとうまくいかない。

持続可能性っていう意味でも、教育の思想はしっかり持ちつつ、でもビジネスとしてもちゃんと進めていく、両軸を兼ね備えることが大切です。

最後に

最後まで読んでいただいてありがとうございます!

このインタビューを経て感じたこと。

それは、教育業界で多様なキャリアを描く仕組みの大切さ。

自分自身も教員を目指しているいるのですが、どうしても教育に関わるキャリアとなると、教員や塾の先生などが選択肢の大半を占めがちです。その中で、クジラボはキャリアの選択肢のひとつとなるような存在なのだと感じました。

クジラボでは、ミチカさん以外にも多様な関わり方をしているメンバーがいます。

少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!

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