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【創業者インタビュー】アライドアーキテクツ15周年に寄せるCEO中村 壮秀の想い

こんにちは、アライドアーキテクツCEO室の藤田です。

創業15周年にあたり、アライドアーキテクツの「これまで」と「これから」について、代表取締役CEOの中村さんにインタビューしました!

…が、他ではあまりお伝えしていないアライドアーキテクツをご紹介しようと始めたnoteですので、普段はあまり語ることのない、中村さんの個人的な想いを中心に訊いてみました。
※本記事は公式Noteからの転載です。
▽公式Noteはこちら
https://note.com/alliedarchitects

ー 8月30日に創業15周年を迎えましたが、中村さんは今、15周年に対してどんな想いを感じていますか?

15年間やってこられたのはひとえに皆様のおかげだと感じていて、感謝の気持ちが大きいです。本当にありがたいですね。

これからもアライドのロゴがあらわすとおり※、社会と企業と個人のベクトルを合わせていくことが重要だと思ってます。
※アライドアーキテクツのコーポレートロゴデザインに
込められたメッセージについてはこちらをご覧ください。
https://www.aainc.co.jp/news-release/2013/00489.html

15周年を迎え、改めて、変化する社会で次々と生まれる課題を解決するために、自らも変わり続け、知恵と経験で貢献し、この先もずっと社会から求められる企業でありたいと、決意を新たにしました。


ー この15年間で経営者として一番うれしかったことは何ですか?

社長としてうれしいことというのは毎日何かしらあるんですけど、15年を振り返って特別な達成感というのはないですね。僕は常々「ゴールしたくない」と思ってるんですよ。人間、「上がった」と思った瞬間からダメになる気がしていて……
完璧な達成感なんか感じたら「上がってしまう」じゃないですか(笑)それだと終わっちゃいますよね。

僕は、ミスチルの「終わりなき旅」じゃないですけど、「上がりなき旅」を続けていきたい。

僕が考える「幸せな人」というのは、仕事において自分のやるべき作業が気に入ってる人。楽しい作業をしていたら終わらせたくないと思うはず。嫌いなことを我慢して頑張ってやってるから早く「上がりたい」と思っちゃう。

僕は今の仕事での僕がやるべき作業=仲間がいて、変えたい社会があって、その課題解決に取り組んでいる…こんな楽しい作業はないと思っているから終わらせたくない。目の前の課題を解決すればちょっとした達成感と喜びはあるけど、それはゴールではないんです。


ー 15年間いろいろなピンチを乗り越えてきましたが、今回の新型コロナ禍も乗り越えられそうですか?

これまでのピンチを乗り越えてきた経験もありますし、実績と自信も積み上げてきていて、組織としてはこれまでで今が一番足腰が強いと感じているので、心配はないですね。

ピンチの時というのは状況を冷静に整理してみると、必ず自分で「変えられること」と「変えられないこと」があるんですよ。ピンチをチャンスにするには、「自分で変えられること=コントローラブルなこと」に集中することが大事です。自分でコントロールできないことに拘っていてもストレスにしかならないので、仕方ないと割り切る(笑)

コントローラブルなことに集中すれば、目の前の作業が出来る。作業に没頭出来ればアンコントロールなことを忘れることが出来る。そうやって営みをやめなければ、ピンチが過ぎた時に作業を進めた分だけ成長出来ているんですよ。その積み重ねが自信につながると思います。

ー ピンチの時だけでなく、「コントローラブルなことに集中」することで、会社としてずっと変化し続けてきた気がします。

僕たちが目指しているのは、ミッション(ソーシャルテクノロジーで、世界中の人と企業をつなぐ)を完遂して「企業と生活者が共に豊かな消費活動で幸せになる世界」を実現すること。そのための手法や手段は、時代や状況によって変化するのが当たり前だと思っています。

だから個別SNSの隆盛やデバイスの進化、インターネットを取り巻く環境、世界情勢といった様々な社会の「変化」に敏感でいなくてはいけないし、俊敏に対応していくためには自身の「変化」を恐れてはいけない。実現したい世界と自分たちがそこにどう貢献していたいかは明確だから、それ以外はどんなに変わっても大丈夫だという自信があります。

例えば、創業当時(2005年)は日本国内のブロガー人口が1億人になる時代がくる!と思ってブログ関連の事業を手掛けていましたが、残念ながらブロガー1億人は実現しなかった。でも僕たちの目指していた世界の本質は「誰もがインターネット上に分身を持ち、企業と人がダイレクトにつながる」ということだったので、ソーシャルメディアユーザーがもうすぐ1億人に達することで、僕たちが描いてきた世界観が実現しつつあると思います。

奇しくも新型コロナ禍で、自社のファンとしっかり繋がり、関係性を構築出来た企業は生き残れるということが証明されました。でも、これは2011年に日本で実名登録のFacebookが普及し始め、企業のマーケティング活用が注目され始めた頃から、僕たちはずっと言い続けてきたことなんです。


ー これからに向けて、中村さんの「ワクワクヒリヒリ」※を教えてください!

※「ワクワクヒリヒリ」はアライドアーキテクツのバリュー(組織共通の価値観)です
https://www.aainc.co.jp/vision/

いよいよ僕たちが描いてきた世界がホントに来る、それを自身の目で見れるという確信で「ワクワク」しています。そして、そこに自分たちがどんな風に、どのくらい貢献できるかという「ヒリヒリ」も感じています。理想としてきた世界が実現した時に、自分たちがそこに貢献できていなかったら悔しいですからね(笑)

新型コロナは半年で世界を5年先の未来に早送りしたと言われています。この猛烈なスピードにふるい落とされることなく、世界の変化についていけるかは、これまでの準備がどれだけ出来ていたか、真価が問われると思います。

このタイミングで15年を振り返ってみて、やってきたことが正しい方向だと確信できたので、今後はもっと社会への好影響の面積を広げていきたいですね。アライドアーキテクツは人と企業をつなぐという取り組みの数と量で、平面的に社会への好影響を広げてきました。これから先、立体的に広げていくには、多角的な切り口や多面的なアプローチが必要になると考えています。

そこで、アライドアーキテクツは、AiCON TOKYO、Vstar Japan、Creadits Pte. Ltd. 、Allied Tech Base、Allied Tech Camp、ファンベースカンパニーというグループ会社6社の仲間と一緒に、これまでよりももっと遠く、もっと大きな目標に向かう取り組みを始めました。

「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. (早く行きたければ一人で行け、遠くまで行きたければみんなで行け)」というアフリカのことわざがありますが、まさに様々な角度から「企業と生活者が共に豊かな消費活動で幸せになる世界」の実現に好影響を与える「仲間」を増やし、アライドアーキテクツ・グループをより善くより強い組織にしていきたいと思っています。

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