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こんにちは! スリーシェイクの小澤です。
トップ対談も3回目、いよいよ最終回です! 前回は「吉田さんがタフ」という話で終わりましたが…このあと、話がどう展開していくのか楽しみで、夜も眠れませんでした(ごめんなさい、冗談です)。
ちなみに…これまでの記事をまだ読んでいない、という方は、↓こちら↓からご覧いただけます。
▼代表吉田さん、取締役内村さん対談記事(前編)
【代表×取締役対談(前編)】60億人みんながクリエイティブな仕事をできるようになれば、最高に素敵な世界ができる
▼代表吉田さん、取締役内村さん対談記事(中編)
【代表×取締役対談(中編)】スリーシェイク流・新しいサービスの作り方—数打ちゃ当たる!? 圧倒的な量とスピードで新しいことをやりながらクオリティを高めていく
最終回のテーマは、「スリーシェイクが大事にしていること」。ビジョン(前編)、サービスの作り方(中編)に続き、今回は組織・人について語っていただきました。これまでと同様、内村さんにバトンタッチしたいと思います!
一人じゃなく、みんなで成しえていくことのほうが、100万倍も刺激的でおもしろい
内村さん(以下、内村):
吉田さんの心が折れてるところとか、みたことないですよ(笑)。いつも楽しそう。
吉田さん(以下、吉田):
そう見えてるんですね(笑)。変わったのは、2017年ごろかな。第1号のメンバーが入ってきてくれて、「Sreake(スリーク)」というサービスがカタチになって、お客さまにも喜んでいただけて。上手くいかない日もあるけど、その次の日にはまた、いいことがあって。その繰り返しが楽しくてしょうがないんですよね。
内村:
今、思ったのですが、「楽しい」ってスリーシェイクのテーマかもしれないですね。
吉田:
それは、けっこうあるかも。「楽しい」にはいろんな側面があるけれど、僕としては社会を変えていくようなインパクトがあって、メンバーも、お客さまも、みんながハッピーになることをやるのが、もう、何よりも楽しくって。こういうのって一人じゃできなくて、スリーシェイクのみんなと一緒だからこそできるっていうのも、すごく刺激的でおもしろいなと。
内村:
HR本部のミッションも「スリーシェイクのメンバー全員が楽しく幸せで健康で働ける会社を作ろう」なんですよね。仕事って人生でかなりのウエイトを占めるもので、その仕事が「つらい」と、自分の人生を否定することになってしまうじゃないですか。そういうことができるだけないような会社にしたいなと。
吉田:
もし会社を離れることになったとしても、「ここで働いてよかったな」って思ってもらいたいですよね。ただ、僕も内村さんも、「楽しい」を連呼してますけど、楽しいイコール楽(らく)ではないですよね。高いところを目指してみんなで英知を結集して、人間にしかできないこと、僕たちにしかできないこと、今しかできないことをやるのが「楽しい」のであって。楽(らく)かと聞かれたら、ぜんぜん楽ではないです(笑)。
逆にいうと、替えが利くことは楽しくないんですよね。自分じゃなくてもいい、とか、ロボットでもいい、とか。だからこそ、メンバーには替えの利かない存在だと感じてもらいたいし、会社としても替えの利かない組織になりたいですし。それこそ、トイル(労苦)をなくすプラットフォーマー(※詳しくは前編の記事をご覧ください)はなくなっちゃダメなもので、僕たちの代わりは誰もできないということで、それってすごく楽しいなと思うんです。
内村:
世の中からトイル(労苦)、いわゆる単純作業やムダなことをなくせば、世の中みんなが替えの利かない存在にもなれる。
吉田:
そう、そういうことです! とはいっても、替えが利く作業は世界中の至るところにあって。これって、すごくもったいないですよね。替えが利かないところに大きなリソースを持っていければ、もっとおもしろいことができるのに。
向き合い続けることで、サービスも、会社も、もっとすばらしくなる
内村:
個人と全体、たとえば、組織で最適化を図ろうとすると、かならずどこかでぶつかりますよね。
吉田:
ぶつかりますね。そこはちゃんと、向き合っていくしかないのかなと。要するに「逃げるな」ということですね。個別最適か全体最適のどっちがいいかなんて、誰にもわかりません。でも、だからといって、目を背けちゃダメなんです。会社であれば、とにかくひとり一人のメンバーをしっかり見て、会話して、というのを繰り返して。それでダメでも、まだ諦めない、向き合い続ける。それが組織だと思うんです。
そういえば「向き合う」って、スリーシェークではかなりよく使いますよね。お客さまにも、技術にも、サービスにも、しっかりと向き合う。向き合って、苦しんで、やりきった先に、ググっても出てこないおもしろい情報や価値があるはずで、それを見つけにいきたいんです。ただ、さっきもいったように、ぜんぜん楽ではないです(笑)。
内村:
もう、めちゃくちゃたいへん(笑)。でも、楽しいことや幸せに感じることも、それ以上に増えていて。
吉田:
それは感じますね。逃げちゃダメというのはあるのですが、その代わり、失敗に対しては別になんともないというか。「しょうがないよね」「でも、得られたものもあったよね」という話なので。むしろ、逃げなければチャンスがあったのに、ということのほうが怖いですよね。チャンスってそんなに多くないので。これも確率論の話で、分母を減らしているので、ものすごくもったいないんですよ。
内村:
そこでいうと、スリーシェイクの場合は代表(※吉田さんのこと)が率先して新規事業を立ち上げようとして、率先して失敗してますからね。
吉田:
ほんと、隙あらば、ですよね。でも、アイデアを出すのと同じくらい、引っ込めるのも早いという。とりあえず「新規事業やろうか」みたいな感じで出してみて、メンバーからぼこぼこにされて(笑)。
内村:
「いや、売れないと思います。」とか、よく言われてますよね。
吉田:
はい(笑)。でも、それこそが健全な姿だと思っていて。逆に、「いいですね」と言われると疑ってしまうというか…なんか、忖度されてる感じなんですよね。
そうじゃなくて、ちゃんと向き合ってほしいんです。出したアイデアを自分の頭の中で一巡させて、売れそうだとか、やっぱり売れないよなとか、これはいい機能だよな、こっちはいらない機能かも、とぐるぐる考えることが大事なんじゃないかと。だから、こういう自分の感覚とか経験とか自分の頭で判断していく、という今のスリーシェイクのカルチャーはすごく好きなんですよね。
内村:
今のフェーズだと、猛者みたいなメンバーもまだまだたくさん入ってきますからね。自分の意見もはっきり言うし。
吉田:
それもいいことですよね。否定するというのは、根底に尊敬や信頼があるからこそできることなんだと思っていて。それがないから忖度してしまうんですよね。で、忖度ばかりしているとみんなの頭の中がもやもやしてしまう、と。
ベンチャーにとっては、自分の目指しているものと会社やチームが目指しているものが一致しているのが、かなり大事だったりします。なので、この「もやもや」をどのフェーズにおいても、どのレイヤーにおいてもなくしていくというのが、「楽しむ」には必要なんじゃないかなと思うんですよね。
内村:
ここらへんは、たぶん、これからもずっと変わらないところな気がしてます。
吉田:
そうですね。「楽しむ、向き合う、とりあえずやってみる」みたいなカルチャーは、これからも変えたくないですね。
ただ、会社とメンバーがお互いに求めるレベルは上げていきたいな、と。みんなからは、給与とか待遇、働き方など、もっと会社に求めてほしいんです。逆に会社からは、メンバーのみんなにもっとお客さまに向き合って、いいサービスを出して、みたいなところに力を注いでほしいなと思っていて。こうやってお互いに求めるレベルを上げていけば、自然と自分自身、会社自体のレベルも上がっていくと思っていて。そうなれば、今よりもっともっとすばらしい会社になると確信してます。
(後編・終わり)
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ふたたび小澤です!
前・中・後編の3回にわたってお届けした代表×取締役対談、いかがでしたでしょうか?
最後にひとつ、HR本部らしいことを…。
・スリーシェイクで一緒に仕事をしてみたい
・吉田や内村と話してみたい
・トイル(労苦)をなくすプラットファームになる、という話をもっと聞いてみたい
…などなど、興味をお持ちいただけましたら、ぜひ、「話を聞きにいきたい」ボタンより、お気軽にご連絡ください! お待ちしております!