クリエイターDXを推進するTORIHADA、約10億円のシリーズA資金調達を実施
株式会社TORIHADAのプレスリリース(2025年2月3日 10時00分)クリエイターDXを推進するTORIHADA、約10億円のシリーズA資金調達を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000030350.html
こんにちは!
株式会社TORIHADAの採用担当です。
この度、資金調達を機にコーポレートサイトまでリニューアルしました!
その制作の裏側を、資金調達リリース・コーポレートサイトリニューアルプロジェクトの責任者を務められた教育研修本部General Managerの平山さんにインタビューと合わせて、制作を依頼した株式会社Heads代表取締役の杉本さんとの対談をお届けします。
Topic1: 資金調達リリース~コーポレートサイトリニューアルを終えて
Q:始めに簡単に自己紹介をお願いします。
Q:資金調達リリースやコーポレートサイトリニューアルはいつから動き出しましたか?
Q: 資金調達を機にコーポレートサイトまでリニューアルしたのは何故ですか?
Q: 資金調達リリースとコーポレートサイトリニューアルをする過程で平山さん自身で感じたことはございますか?また、無事に終えてどう感じましたか?
Topic2: 制作会社様とプロジェクトチームの連携
Q:制作の過程で印象的だったエピソードはありますか?
Q:制作する上で、特にこだわったポイントを教えてください!
最後に責任者平山からメッセージ
資金調達リリースはこちら⇩
新卒は美容師としてキャリアをスタートしましたが、ショートムービーマーケティングに興味を持ち、当時映像の制作会社だったTORIHADAに入社しました。2019年TikTok事業に参入するタイミングで、子会社であるPPP STUDIOの立ち上げに携わり、TikTokクリエイターのマネジメントを担当しました。その後、2021年に産育休を取得し、復帰後はプランニングチームのマネージャーに昇格しました。
入社以来、「やりたい!」と思うことを実現するために、その時々のミッションに全力で取り組んできました。2024年の春ごろから、組織への貢献意欲が高まり、異動を決意。2024年5月からCEO若井と共に教育研修本部を立ち上げ、早期戦力化を目指した組織課題の解決に向き合っています。また、女性の働き方支援や社員エンゲージメント向上といった人的資本経営の推進も担当させていただき、タレントマネジメントシステムの運用などに取り組んでいます。
5月に教育研修本部に異動した後、直後の7月に資金調達の動きがあると聞いていました。その後、9月後半に資金調達が実現することが決定し、10月の経営陣とのHR定例会議の際に、「調達のリリースに合わせてコーポレートサイトもリニューアルしませんか?」と提案しました。
COO卯木の後押しもあり、プロジェクトリーダーとしてコーポレートサイトリニューアルを含めた資金調達リリースプロジェクトがスタートしました。
TORIHADAがこれから「日本一のクリエイターエコノミーカンパニー」を本気で目指すという決意表明をしたかったからです。
これまで広告代理店というイメージが強かったTORIHADAの印象を一新する良い機会だと考えました。資金調達の目的が新規事業への挑戦であることから、その取り組みをわかりやすく伝えるためにも、コーポレートサイトをリニューアルする必要性を感じたためです。このリニューアルを通じて、私たちが目指す方向性をより明確に社内外に伝えることを目指しています。
また、きっかけとなったのは、人事・組織開発担当の脇坂が「現在TORIHADAは事業の多角化が進み、TORIHADAは何の会社?という問いに対して一言で説明するのが難しい」という問題提起をしたことでした。この状況は、社外の関係者やクライアント様、さらには採用活動にも影響を及ぼしかねない課題でした。
そこで今回のリニューアルでは、「TORIHADAは何の会社なのか」「どんな会社なのか」という点を改めて整理し、社内外での共通認識を形成することを目的にリブランディングを行いました。さらに、クリエイティブとデザインにもこだわり抜きました。その理由は、教育研修本部として「社内のエンゲージメント向上」を図り、社員一人ひとりが自分の会社に誇りを持てる環境をつくりたかったからです。
実際に、TORIHADAでは昨年56名の中途入社があり、そのうち33名がリファラル採用やコーポレートサイトからの直接応募と、会社のブランドが採用に大きく寄与していることが分かっています。この流れをさらに加速させるためにも、社員が他社に自慢したくなるような会社であり続けることが重要だと考えました。昨年度に綺麗なオフィスへ移転した際、社員の誇りやエンゲージメントが向上し、それが採用にも効果をもたらした実感がありました。同様に、今回のコーポレートサイトリニューアルによってその効果をさらに高めたいと思っています。
社員が自分の会社を誇れるかどうかは、社内エンゲージメント率の高さに直結しており、この2つは密接に関連しています。そのため、コーポレートサイトリニューアルは単なる外部向けのブランディングだけでなく、内部の結束力を高める重要な施策として捉えています。
また、通常であれば資金調達リリースやコーポレートサイトリニューアルは広報部門が担当するケースが多いかと思います。しかし、TORIHADAでは役割に縛られることなく、「会社のためになること」であれば誰もが推進できる社風があります。教育研修本部の私が今回のプロジェクトを担当することになったのも、こういった背景があったのだと思います。
それ以前から、教育研修担当である私が「やりたい!」と言えば、裁量権のあるプロジェクトも任せてもらえる環境がありました。このように挑戦を受け入れ、信頼して任せてもらえる文化が、150名を超える規模の会社で根付いていることに、改めてTORIHADAの特別さを感じています。
資金調達とコーポレートサイトリニューアルの過程を通じて、改めて「私たちらしい会社はなにかという曖昧なものを表現する難しさ」と「会社の方向性を明確に示すことの重要性」を強く感じました。特に、資金調達リリースでは新規事業への期待や「クリエイターDXカンパニー」を目指すという私たちの決意を、社外の投資家や関係者に伝える必要がありました。一方、コーポレートサイトリニューアルでは、それを社内外に分かりやすく、かつ視覚的に魅力的な形で表現することが求められました。かなりプレッシャーもありましたが、CEO若井とCOO卯木と会話を重ね多くの学びを得ながら遂行できました。
経営陣との会話を通じて学んだのは、「全体を見渡す視点」と「決断の重み」です。普段は業務の中で部分的な視点に立つことが多いですが、経営陣と話をする中で、会社全体をどう方向付けるか、長期的な視点でどう意思決定するかを考える必要性を感じました。例えば、コーポレートサイトのリニューアルひとつにしても、「ただのデザイン変更ではなく、会社のビジョンや価値をどう伝えるか」という視点が重要であることに気付かされました。どんなに細かい施策であっても、それが最終的にどのように全体の戦略に繋がるのかを意識することの大切さを学びました。
また、「決断の重み」に関しては、「会社が進むべき方向に責任を持って選択する」という姿勢を目の当たりにしました。その姿勢に触れることで、自分自身も物事を俯瞰的に捉え、プロジェクトをどう推進するかを改めて考えるようになりました。
制作に注力いただいた、デザイン・Webサイト制作会社である株式会社Heads杉本様も交えてお話させていただきました。
Q今回のプロジェクトに取り組むにあたって、最初に感じた互いの印象は?
杉本:Webサイトリニューアルのご相談をいただいた際の第一印象は、「独自性と確固たる強みを持つ企業だからこそ、素晴らしいデザインを生み出せそうだ」という強いワクワク感でした。デザイン前のヒアリングで、「TORIHADAはクリエイターDXを通じて1億総クリエイター時代を牽引する存在になる」という明確なビジョンをご共有いただき、それを通じてデザインで伝えるべきイメージを制作チーム全体でしっかりと共有できたのが大きなポイントでした。
平山:10月にリニューアルしよう!となってリリースが1月と特急案件でしたが、妥協は一切したくありませんでした。実は、複数社からコンペ形式でご提案をいただいた結果Headsさんにお願いすることになりました。今回お願いした明確な理由は、「こだわりの強さ」です。クリエイティブに対する断固たる自信と強いこだわりが感じられたからこそ、お願いしたいと思いました。一番クリエイティブでストイックな会社を選びたかったので、迷いなくお願いしました。
杉本:やっぱり、CEO若井さん、COO卯木さん、脇坂さん、平山さんとでネオンデザインについての打ち合わせでの皆さんの熱いディスカッションですね...。「参加者全員が決してブレないTORIHADA像を持っている」というのが、濃密な1時間の打ち合わせ後に抱いた感想で鮮明に覚えています。「役員の言うことだから譲ろう」のようなスタンスはなく、それぞれにこだわりを感じました。
平山:私たちそれぞれの熱量が高すぎて白熱してしまいましたよね。その節は意見を取りまとめてくれて本当にありがとうございました!
杉本:いや、本当に皆さんこの会社が好きなんだなと、しみじみした感情で論争を静観している瞬間が多々ありました。若井さんはシャドウ、乗算のパーセンテージと範囲、卯木さんは色の彩度と明度、脇坂さんは背景色とデザイン反映の範囲、平山さんは枠取り線の太さとグラデーション、皆さん論点は違うものの、凄まじい熱量で「これがTORIHADAにとってのベストだ!」という意見を持っていらっしゃったので、この打ち合わせはとても印象に残っています。
杉本:はい!やはり、Companyページに掲載されている取締役、執行役員の方々の写真を是非見ていただきたいですね。現在のTORIHADAの雰囲気、今後TORIHADAはどんな存在になっていきたいかという想い、これらの点をデザイン以上に表情で物語ってくれています。これまでにない素敵な表情をカメラ前で見せてくれたことにも感謝しています。あとは、ロジックの通ったグラフィックエレメントとギミックの効いたエンジニアリングを施しましたので、ぜひTORIHADAらしい遊び心溢れるページを見ていただきたいです!
個性溢れるTORIHADAの社風をご満足いただけるデザインに落とし込めたことを制作一同とても誇らしく思っています。ありがとうございました!
平山:こちらこそ、沢山の要望をぶつけて、沢山話し合いをさせていただき、私たちと向き合ってくださった、株式会社Heads様にはとても感謝しております。ありがとうございました!!
TORIHADAは広告代理店からクリエイターDXカンパニーへ進化します。これまでの事業はもちろん、今まで以上に進化させながらも、新たな領域へと広げ、「1億総クリエイター時代」を創ることを目指しています。
今回のコーポレートサイトリニューアルでは、デザインをHeadsさんに依頼しましたが、一番大変だったのはワーディング開発でした。CEO若井を筆頭に、TORIHADAが目指す姿を言葉として明確に表現するために、チーム一丸となって取り組みました。この言葉には私たちのビジョンが凝縮されていますので、ぜひしっかり読んでいただきたいと思います。
とにかくTORIHADAの可能性をもっと多くの人に知ってほしい、という想いでこのプロジェクトを頑張りました。未経験ながら、私がこうしてたくさんのことを任せていただけているのも、この会社が「責任感と成長意欲」を大切にしているからだと思います。この環境では、意欲があればさまざまなチャンスをつかむことができます。
「1億総クリエイター時代」を作るためには、まだまだ仲間が必要です!今回のようなプロジェクトを仕切ってくれる採用広報担当はもちろん、新規事業にも積極的に投資している今だからこそ、多くの方に仲間として加わっていただきたいです。もしこのメッセージに共感いただけたら、ぜひ応募してみてください!