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【私がシナマケに入社した理由】もっといろんなことにチャレンジしたい! 新規事業×デジタル×アナログで新しく見つけたデザインのおもしろさ

シナジーマーケティングに入社した理由から、今の仕事、これからの目標まで、過去・現在・未来を聞く連載「私がシナマケに入社した理由」。
今回、ご登場いただくのは新規事業でUXデザイナーとして活躍する瀬戸さんです。

*聞き手:木戸口(経営推進部 ブランドマネジメントチーム)

▲瀬戸さん(2021年12月入社)ビジネスクリエーション部 スポーツイノベーションG
*写真撮影時のみ、マスクを外しております。

自分でできることがたくさんある環境へ

木戸口:
瀬戸さんはen-chant(*)のデザインをされているんですよね。学生時代にデザインを学んでデザイナーになったのですか?

*en-chant(エンチャント)とは
スポンサー企業の商品を購入したりサービスを使うなど応援アクションをすることで、スポーツチームを支援できるファン参加型スポンサーシップサービスです

■サービスページ:https://en-chant.jp/
■新サービス開発ストーリー:https://www.wantedly.com/companies/synergy-marketing/post_articles/337454


瀬戸さん(以下、瀬戸):
実は、学生の頃は情報系の学科にいまして、新卒でメーカーのエンジニアとして就職しました。3年ほど働いたのですが、もともとデザイン・イラストが好きで、仕事にしたいという思いがどうしても強くなってしまって。それで、Webデザイナーとして制作会社に転職しました。まあ、入社した時点では未経験だったので、Webデザイナーのアシスタントのようなポジションだったんですけどね。
最初の4年ほどはスペシャルサイトやLPを作るのが中心で、後半の2年は後輩の指導やチームのマネジメントなど、制作から少し離れたポジションにいました。

木戸口:
傍から見ると、マネジメント職にキャリアアップして順風満帆、という感じがしますが…なぜ転職しようと思ったのですか?

瀬戸:
制作会社では、単発でサイトを作って納品するという流れが一般的です。この場合、制作〜納品のサイクルをいかにスピーディーに、ハイクオリティにするかを追求してデザインを進めていきます。
これが悪いというわけではないのですが、将来を考えたときに、別の視点でものづくりをしてみたいなと思ったんです。そこで、転職活動では自社サービスを持っている会社を第一希望にしていました。

木戸口:
なるほど。第一希望とのことですが、ほかにもポイントがあったんですか?

瀬戸:
2つありました。ひとつは、自分が携われる範囲が広いこと。上流の企画や機能設計から、開発、検証まで一貫してできる環境がいいなと思っていました。

もうひとつは、チャレンジをしている会社であること。すでに完成していて安定的に稼働しているサービスやサイトだと、大きな改修という話にはなかなかならないじゃないですか。そうなると、自分で手を動かしたい人間にとっては物足りないんです。その点、シナジーマーケティングは選考段階で新規事業のUXデザイナーということがわかっていたので、かなり強く惹かれていました。

…と、いろいろ言いましたが、最終的に決め手となったのは「人」なんです。どんな質問にも丁寧に答えていただいて、オファー面談では「ぜひうちに」という熱いメッセージもいただいて。ここしかない!って思いました。

*写真撮影時のみ、マスクを外しております。

初めてのUXデザイン! Webデザインだけでは味わえない自由とおもしろさ

木戸口:
今はUXデザインをされていますが、前職のWebデザインと比べて変わったところはありますか?

瀬戸:
半分は同じで、残り半分は新しいこと、という感じですね。一番大きく大きく変化したのは、自分で情報設計をしてワイヤーフレームを作り、ユーザビリティテストを実施することですね。第三者視点で意見をもらえるので、客観的で確度の高いワイヤーフレームを作れます。制作会社ではWebディレクターが担当していたんですが、自分でワイヤーフレームを作ってデザインまでできるので、仕事のスピードが格段に上がりましたね。

といっても、自分ひとりで完結させるわけではなくて、立ち位置としては、セールスとエンジニアの間といったところです。たとえばセールスだと、ファンやチームの人が見たときにどう思うかという視点で表現について意見を伝えてくれることが多いんですね。一方でエンジニアからは、画面が遷移したときにどうなるかだったり、ログインの有無でレイアウトが変わるのかを質問してきてくれるんです。

それぞれ別の角度から意見をもらえるので、僕自身の気づきにもなりますし、サービスやデザインがどんどん良くなっていくのが楽しいんですよね。

木戸口:
それはおもしろいですね! 実際にどんな作業をしているのかについても、詳しく教えていただけますか?

瀬戸:
en-chantは入社時点ですでに立ち上がっていたサービスなので、既存デザインの意図を汲み取りながら新機能のデザインを作りつつ、見た目の変更もしたりなど、細かいタスクを優先順位をつけて対応しています。すでにリリースはしているものの伸びしろがあるサービスなので、いかにスピーディーにできるかが大事なフェーズなのかなと。今は、みんなと話していても、やるべきこと、やりたいことがたくさん出てきて、すごくいい状態だと思ってます。

木戸口:
たくさんある=たいへんそうに思えてしまうのですが…「いい状態」なんですね?

瀬戸:
そうですね。逆に言うと、何かを変えたほうがいいけど何を変えたらいいかわからないときって、何も出てこないし、進めない。そういう状態が一番よくないと思っていて。やるべきこと(タスク)、やりたいこと(改善点)がたくさんあるというのは、何を変えたらいいのかがわかっているという意味で「いい状態」なんです。

木戸口:
なるほど! なにが課題なのかわからなければ答えなんて出しようがないですもんね。
すこし質問の方向性が変わるのですが、仕事内容というところで印象に残っている業務やプロジェクトはありますか?

瀬戸:
メッセージフラッグを作った企画ですかね。ファンの方からチームへの応援メッセージを集めて、2mぐらいの旗にずらーっと応援メッセージが並ぶというもので。それをスタジアムの選手入口のところに飾って、選手に見てもらうという企画だったのですが、メッセージフラッグを作るのが初めてだったのもあって、すごくおもしろかったです。

木戸口:
前職ではWeb、デジタルだけだったので、アナログというのが新鮮なのかもしれないですね。

瀬戸:
それはありますね。たとえばWebサイトだと、前後のページの整合性などが求められるので、レイアウトが限定されがちなんです。一方、チラシであればサイトとまったく関係のないフォントを使ったりもできる。A4という枠の中にどう落とし込むのかを考えるのも、Webにはない感覚でおもしろいですね。なんかこう、脳の違う部分を使ってる感じです。

*写真撮影時のみ、マスクを外しております。

ずっとモノづくりに携わりながら、社会に役立つ「いいもの」を作りたい

木戸口:
デザインやコミュニケーションなど、仕事に取り組む上で大切にしていることはありますか?

瀬戸:
一番、気をつけているのはスピードですね。なるべく早い段階で、一度、みんなにデザインを見てもらう。その時点でフィードバックをもらえれば、修正や改善にも時間を掛けられるので、結果、いいものができると思うんです。

これをやらないで、自分の中だけで完成度を高めて最後に見てもらう形にすると、方向性が違っていたときに取り返しがつかないことになってしまったりも…。それを避けるという意味合いもありますね。
あとは、依頼した人は進捗が気になるはずなので、早めに出せば安心してもらえるんじゃないかなと。

木戸口:
土壇場でのどんでん返しは、できる限り避けたいですもんね。
それでは最後に、今後やりたいことをお聞かせいただけますか?

瀬戸:
もっと社会で必要とされる、使われるサービスを作りたいですね。僕は手を動かす=自分でデザインするのが好きなので、作り手として優れたUXを持つサービスを作っていきたいなと思ってます。

木戸口:
やはりUXは重要ですか?

瀬戸:
そうですね。たとえば、今まで右側にOKのボタンがあったのに、いきなり左側にOKボタン、右側がキャンセルボタンになるだけでも、ストレスを感じると思うんです。この時点でユーザーは離れてしまいますし、二度と戻ってこないですから。

その点、有名な会社が作っているアプリは、かなりの人数と工数をかけていて、UXも洗練されているのものが多いんですよね。メガバンクのアプリなんかも、残高照会などよく使うものが目の届くところにあって、迷わないようになっていますし

木戸口:
たしかに! 仕事中でなくてもこういうことを考えてることって多いですか?

瀬戸:
そうですね。そんなにたいそうな話ではないのですが、ふだん使っているスマホアプリやWEBサイトが「なぜ使いやすいんだろう?」みたいなことは、考えるようにしていますね。ユーザーとしての視点ってすごく大事だと思うので。

木戸口:
気づきを得られるタイミングを、あえて作っているんですね。これってどんな仕事でも必要なんじゃないかなと思いました。
瀬戸さんとチームのセールスやエンジニアなど、いろんな気づきが組み合わさって、en-chantがどう変わっていくのか。楽しみにしてます! 今日はありがとうございました。

*写真撮影時のみ、マスクを外しております。
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