リレー形式で仕事について語ってもらう「#仕事のバトン」。第5回目にご登場いただくのは、エンジニアの岸本さんです。
▼松田さんの記事
▲岸本さん(2020年4月入社)クラウド事業部 第二プロダクト開発グループ
*コロナ禍になる前に登壇したイベントの写真。
インプットするだけでなく、自分の言葉で伝えることが技術習得のゴールと考えているため、(新型コロナウイルスの感染拡大が終息したあとは)イベントに積極的に参加してアウトプットを増やしたいです。
How to Work|お客様に気持ちよくサービスを使ってもらうために自分に何ができるのか?を考え続ける
第二プロダクト開発グループでは、主にSynergy!の裏側の開発をしていて、現在、私は、新データベース機能の実装を担当しています。
スクラム開発(*)の手法に則り、まずはリファインメントと呼ばれる会議で機能や実装の仕様を見直したり整理していきます。そこで決まった仕様をもとに、プランニング会議で今週中に対応するタスクを細かく切り出していきます。
*アジャイル開発のひとつで、チームのコミュニケーションを重視した手法
次にバックエンドエンジニア同士で話し合い、認識に齟齬がないかを確認してから、実装を始めます。機能自体やテストコードの実装が完了したら、自分だけが見れる場所(ローカル開発環境)で、仕様と違う箇所がないかを照らし合わせながら動作を確認します。
特に問題がなければ、実装したコードを先輩に検証(レビュー)していただき、最後に、フロントエンドエンジニアのみなさんに使ってもらえる状態に展開(デプロイ)します。基本的に、実装期間はこの繰り返しです。
実装が概ね終わってリリースが近づいてくると、動作確認に徹します。リリースしてからバグが見つかると、お客様に多大な迷惑をかけてしまいます。そのため、この時点で、仕様どおり動作するかどうか、全体を通してできるだけ細かく確認します。
新機能の開発で大事なことは、2つあると考えています。ひとつは、計画通り実装を進めリリースすること。実装開始前にしっかりと仕様を確認し、不安があれば先輩や同僚に相談して、納得してから進めることを心掛けています。
もうひとつは、より多くのお客様に使っていただくこと。そのためには、機能をより使いやすくする必要があります。そこで私ができることは、バグなどで内部的なエラーを起こしてお客様に迷惑をかけたりしないこと、そして、より速くデータのレスポンスを返すことなのではと思っています。
たとえば、内部エラーを起こさないために、仕様にないレアケースについても「こういった場合どうなるかな」と考えたり、早くデータを返すために無駄な動作をさせないように気をつけてコードを書いています。まだまだできることが少ないので、早く成長して、いろいろな仕事ができるようになりたいです。
Schedule|大好きな開発に没頭できる時間をつくる
9:00 リモートワーク開始(ほぼリモートワークなので出社は週1、2回)
└コーヒーを飲みながらメールやチャットのチェック。タスクを洗い出して優先順位をつけます。
9:30 技術動向調査
└週1回、自分たちが作っているサービスに影響がないかを調査します。(調査結果は11時から始まる開発者全員が参加するミーティングで報告します)
10:15 朝会
└昨日の進捗や本日のタスクをチームメンバーに共有します。
10:30 実装
└メインで担当している新機能の実装を進めます。
11:00 プロダクト開発ミーティング
└開発者全員が参加し進捗の報告等行います。
12:00 昼休み
└料理が好きなので、リモートワークの日は自分でご飯を作って食べます。
13:00 実装
└次のミーティングまで長く時間が取れるので、実装に集中します。
16:30~17:30 リファインメントミーティング
└必要な機能や実装方法の認識合わせをします。
18:00 退勤
└キリがよいところまで実装し、明日のタスク整理が終わり次第、退勤します。
Abilities & Skills|毎日、一歩ずつでも前進できるのがおもしろい
■技術力
もともと自分の知らない技術を勉強することは好きでしたが、業務ではより効率良く習得できる環境が整っており、日々成長を感じています。
またSynergy!では、現在、技術の刷新に力を入れていることから、比較的新しい技術に触れる機会が多く、楽しく学びながら仕事に取り組んでいます。
■自分で考えて、業務を進める力
仕事を始めたばかりのころは先輩に頼りっきりでしたが、最近は、自分で調べたり、考えたりなど、できるだけ自力で解決するよう努めています。
ただし、一定の時間を費やしても解決できない時には、周りの人にアドバイスを求めます。タイミングよく質問ができていると評価いただいたときは、うれしかったです。
Motivation|むずかしい開発ほど、リリース時の達成感が大きい
自分の実装した機能のリリースが完了したときや、その機能をお客様に実際に触っていただいたときに、やりがいを感じます。
入社1年目の時に初めて、「giftee for Business」連携機能の開発をしたのですが、そのときは右も左もわからない状態だったので、あらゆる場面で苦労しました。ですが、たいへんだった分、リリースできた時は言葉にできないような達成感を得られました。
*開発時のエピソードについてはこちらでも紹介しています!
▼岸本(大)さんからご紹介いただいたのは...
岸本(和)さん
クラウド事業部 第四プロダクト開発グループ
おっとりしていて、場を和ませてくれるユーモアのある人物です。同期内で唯一、フロントエンドの実装に携わっており、どのように仕事に取り組んでいるのか気になります。