1
/
5

長年「組織」のマネジメントを担ってきた冨澤COOに、スマテンという「組織」についてインタビュー!

こんにちは。
スマテンの広報担当の大澤です。
この度、弊社は会社創立から5期目に入りました。
特にこの1年間は会社の雰囲気が大きく変わり、新たなステージへ。

そこで今回、社員インタビュー第2段を実施!
今回は「組織作り」に関する質問をメインに、弊社役員、冨澤COOにお話しを伺いました✨

プロフィール 冨澤 直紀
生年月日:1984年10月3日 出身:群馬県
前職はRon Hermanで事業推進、経営企画、店舗統括を担当。組織のマネジメント力を活かし、
現在はスマテンにて取締役COOとして経営および事業統括全般に従事している。

前回のインタビュー記事:https://www.wantedly.com/companies/sumaten/post_articles/314804

1.創立から5期目に入り、冨澤COOがいま思うこと。

ー冨澤COOがスマテンに合流した当時を振り返り、今どのように感じられますか?

スマテンは設立当時はすごくギラギラしてて、アピールや発信していく動きが強い会社でした。5期目に入って思うことは、市場から期待されることも増えてきて、その期待に対してどうレスポンスするかを考えることが増えてきました。

ー組織として今どのようなフェーズに入ってきていますか?

今、アルバイトを含めると約30人のメンバーがいて、スタートアップフェーズから移行してきているので、就業規則や、社内規定など、しっかりとした「ルール」が必要になってきています。昔のように何でもかんでもパワープレーで「がんばります!」って言うよりも、会社として社員全員のパフォーマンスを最大化できるような働き方を考えなくてはいけなくなってきたと思います。
事業が進み必要な人員は増えていますが、むやみに増員するというよりは、僕の方で必要な人員計画を2−3年先まで考えていて、それに対して計画通り増員しているのが今のフェーズですね。

2.苦労したこと。

ー冨澤COOが今までで一番苦労したことを教えて下さい。

まずは「理解」だと思っています。
消防設備点検ってレガシーな産業の中では、普遍的なことが正義だったりするので「アプリで点検」や「建物管理をWebでする」といった新しいサービスに対して「必要ないし、課題はないよ。」という言葉をもらうことが多くて、それに対して僕らは訴え続けてきました。
厳しいこともたくさん言われたし、せっかく遠くまで会いに行ってみたけど門前払いだったこともあります。
ただ、この1−2年はそれがニュースタンダードな働き方になってきているクライアント(建物管理者)やパートナー(点検者)が増えて、理解がされるようになってきたかなと思います。
今ではパートナー数が300社以上になってきて、その方達がアプリを使って点検してくださっていることは感慨深いし、嬉しいことだなと思いつつ、まだゴールではないけどそこに至るまでは凄く苦労しました。

ーメンタルを維持していくことは大変でしたか?

都築さん(代表)と似ているかもしれないですが、高い山があったら「これ登れるかな〜?」というよりも、「どうしたら登れるかな?」って考えることが多いです。都築さんは、高ければ高いほどワクワクする「ONE PIECEのルフィー」みたいな人なんですけど(笑)僕はまだそこまでには達していないですが、普通には登れない山があったら、登るためにはどう登るかを考えます。だから苦労を苦痛とは思ったことがないし、攻略を考える事がもともと好きなんですよね。

ー組織が変化していく中で、大変だったことはありますか?

組織を大きくするにあたって痛みを伴ったり、派閥ができたり、メンバーのみんなが一つの方向を向いてくれないとか、いろんな事が考えられると思いますが、スマテンは僕が見ている限りでは「事件」みたいなことが起こったことは一度もないです。
みんな会社が決めた方向に対して真っ直ぐに進んでいるので、組織が大きくなっていく事による悩みは不思議と感じていないです。

ーなぜスマテンメンバーは全員が同じ方向へ真っ直ぐに進んでいけるのでしょうか?

入社するにあたって面接がありますが、面接はその人の人柄とか全てが見えるわけじゃないので、僕はカルチャーフィットを一番大事にして人を見るようにしています。今いるメンバーと馬が合うかとか。
あとは、スマテンがもっているビジョンってすごく明確ですし、それに対してスマテンのメンバーがブレずに同じ方向性をもって歩んでいくので、新しく入った人も同じ方向を向きやすいんだと思います。みんな何かを変えたいと思うから職場も変えるし、それが成長意欲だと思うんですけど、そんなときに元からいるメンバーが同じビジョンをもって前へ突き進んでいるのを見て、新しいメンバーも努力しながら気がついたら同じ方向性をもって向かっていってくれているように感じます。僕自身も都築さんを見てここまでブレずにやってこれました。



3.以前との変化について。

ーご自身の気持ちや仕事に対する意識の変化はありましたか?

まずは責任感が強くなりました。その人のためのキャリアとかその人の成長のために責任のある言動は行ってきたつもりですが、ただ自分が判断を間違えると会社の人を路頭に迷わせてしまうという破壊力があるので、メンバーが増えてきた分より責任感は増したと思います。
あとは、職位が上がれば上がるほど、学ぶ姿勢はすごく変わりました。上司から学ぶことは沢山あったけど、自分から学びに行く姿勢というのは今が一番強いと思います。

ー業務内容や組織に関する変化はありましたか?

僕が入った頃は、マルチタスクみたいな形でした。
自分でテレアポをやって、自分で商談に行って、自分でパートナーもアサインして、自分で請求書も発行して、今思えば生産性も低かったように感じます。
今は役割が明確になって、業務に対してコミットメントしていて、より生産性が上がってきているなと思います。

それから、コアな部分の人たちの熱量はもちろん、メンバー全員の熱量が変わらず組織だけが大きくなってきていることが凄いと思っていて。
前職で3店舗あったときの自分の熱量と20店舗まで増やしたときの自分の熱量って全く変わらないのに、現場の仲間たちに伝わる熱量って明らかに開きがあったなと思います。
まだ3店舗を受け持っていたときは自分の言葉も直接伝えられるし、心から理解してくれている仲間たちばかりだったけど、20店舗ぐらいになってくると受け持つ仲間も100人規模になってきて、自分じゃ全部受け入れられなくなってくるから、自分の言葉が薄くなっていっちゃうことが課題でした。
それに対して、スマテンは5人から30人になってもみんなが変わらない熱量で、本当に凄いことだなと思います。部署によっては1ヶ月に1回ぐらいしか喋らないメンバーもいますが、この熱量を心から理解してくれているし、それは本当に素晴らしいことだと思っています。


4.これからのビジョンについて。

ー今後、いまの組織をどのようにしていこうとお考えですか?

組織としては、あんまり100人以上のメンバーになるとは思っていないというか、してはいけないと思っています。テクノロジーで解決しようという思いがあるので、そこにチャレンジして行ける組織でありたいなと思っています。もちろん増員すれば解決することもありますが、100人というほどの組織拡大よりも、それを50人でできるようにするためには、テクノロジーを使って何ができるのか?ということを常に考えていきたいです。だからこそ「今のオペレーションでいいのか?」っていう「なぜなぜ思考」をメンバーには常に持っていてもらいたいですね。
会社が大きくなっているのは、いま頑張ってくれているメンバーみんなの力があるからこそだと思っています。個の成長が会社の成長に繋がって、会社の成長が市場からの評価に繋がっていくので、組織の拡大については人的リソースとテクノロジーの両面を考えて大きくしていきたいと思います。

ー会社だけではなくメンバーを正しい方向へと導いてくださる、冨澤COOのインタビューでした!
本日は素敵なお話し、ありがとうございました!!
Invitation from 株式会社スマテン
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社スマテン's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 大澤 利佳子's Story
Let 大澤 利佳子's company know you're interested in their content