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テックブログ

「とりあえず楽観的更新」の罠。UI状態の管理は「エラー時の影響度」で決める【株式会社ライトコード】

はじめにWeb アプリのUI開発において、楽観的更新(Optimistic Update)はUXを向上させる強力な手法としてよく推奨されます。サーバーの応答を待たずに画面を先に書き換えるため体感が速く、「とりあえず楽観的更新にしておけば間違いない」という空気すらあります。ただ、その定石をすべての操作にそのまま当てはめてよいのか迷う場面があります。整理してみると、UIの更新戦略は開発者の好みや一般論ではなく、「失敗時の影響度(リスク)」という明確な基準から判断できます。本稿ではその使い分けの考え方と、React 19(useOptimistic)および Next.js の Server A...

Claude Designを一日触ってみて分かったこと【株式会社ライトコード】

Claude Designのオンボーディングから、LP作成、アニメーションまで一通り触ってみて体感したことと気づきをTips形式でまとめます。1. LP作成はテキスト一発でもかなり形になる「架空の苔玉盆栽ショップのLPを作って」という短いプロンプトだけで、ヒーローセクション・こだわりの紹介・店舗情報・CTAボタンまで一通り渋い雰囲気で仕上がりました。  気づき:画像は プレースホルダーのみです。Claude Designは画像生成機能を持たないので、実写真やイラストは別途用意する必要があります(自分の写真をアップロードするか、他の画像生成ツールで作ってから差し込む形になります)。レスポン...

Kubernetes Pod 通信の全貌:Service 経由でどう繋がるのか?【株式会社ライトコード】

この記事で学べることPod 間の通信が内部でどう処理されるか(DNS → Service → iptables の流れ)DNS・Service・kube-proxy・NetworkPolicy の順に切り分ける調査チェックリストkube-proxy が iptables チェーンを使ってどのように負荷分散するか対象読者:Kubernetes を使い始めて、ネットワーク周りで詰まった経験がある人。はじめにKubernetes のネットワーク問題は「知識がない」んじゃなくて——十分に慣れていないから、すぐ原因を特定できない、それが本音じゃないだろうか。実際にはまった典型的なケースがある:サー...

AWS vs Google Cloud ガチンコアーキテクチャ対決【株式会社ライトコード】

1. はじめに安達こんにちは、安達です。今回はシディックさんと一緒にペアブログをやることになりました。テーマは「AWS vs Google Cloud ガチンコアーキテクチャ対決」です。軽く自己紹介からいきますね。僕は普段、データ分析基盤の構築やWebアプリ開発などをやっています。シディックさんは?シディックシディックです。よろしくお願いします。僕はバックエンドもフロントもこなすオールマイティ寄りで、AWS・Google Cloudいずれも触ります。最近のメインプロジェクトはGoogle Cloudですね。安達ありがとうございます。シディックさんなら AWS も Google Cloud...

バックエンドのテストコードの書き方をどう学んだか振り返ってみる【株式会社ライトコード】

概要バックエンドのテストコードの書き方を、行き当たりばったりで学んできました。実装コードに比べて体系的な情報が少なく、「どう書けば実務に耐えるテストになるのか」を独学でつかむまでにずいぶん遠回りをしたと感じています。本記事では、4年ぐらいテストコードについて試行錯誤しながら何をどう学んできたか振り返ってみます。この記事のターゲット主な読者は次のような方を想定しています。これからテストコードを書き始めたいバックエンドエンジニアなんとなくテストコードを書いてはいるが、「よいテストコード」の判断軸に自信が持てない方対象はWebアプリケーションに絞っていますが、考え方自体はほかのドメインでも応用...

画面共有のたびに「それ何?」と聞かれるようになった話【株式会社ライトコード】

最近、社内MTGやペアプロで画面共有をするたびに、そんな質問を浴びるようになりました。VSCodeの機能でもなければ、Neovimの最新プラグインでもありません。AIコーディング全盛の今、私たちはVSCodeをそっと閉じ、ターミナル(CLI)の世界へ回帰しました。この記事では、私たち2人のエンジニア(あらい & いながき)が構築した「手と脳を止めない最強のターミナル環境」の全貌を紹介します。環境の土台(AeroSpace / WezTerm)あらいまずはAeroSpaceとWeztermについて私が紹介します!まずは、CLIツールたちが最高のパフォーマンスを発揮するための「土台」作りです...

【2026年最新】.NET 10におけるBlazorの進化:WebAssemblyの課題克服と主要なアップデート【株式会社ライトコード】

昨今のフロントエンド開発においてはReactやNext.jsが主流となっていますが、サーバーサイドで利用されるC#の型システムとエコシステムをフロントエンドでも活用したいという需要は少なくありません。本記事では、2025年11月にリリースされた.NET 10において、MicrosoftのC#フルスタックWebフレームワーク「Blazor」がどのように進化したのかを客観的に解説します。■ 検証環境実際に本記事の機能を試すための前提環境は以下の通りです。.NET 10 SDKVisual Studio 2025(またはVS Code + C# Dev Kit)なぜBlazorが注目に値するの...

「実装できました」が、ブラウザで開くと動いていない ── AI エージェントの E2E QA を「実装者と評価者の分離」で自律ループ化した話【株式会社ライトコード】

この記事で分かることAI エージェントに実装を任せたとき、なぜ「実装できました」を鵜呑みにできないのかそこで自動 QA をワークフローに組み込んだら、今度は人間が毎回はさまる面倒 が生まれた話その面倒を消すために作った、実装したら勝手に検証→修正→再検証が回る自律 QA ループの設計実際に 1 画面でパイロットして分かった、ハマりどころと教訓(失敗込みの実録)この記事は、私たちが実際にたどった道のりを 4幕の物語 として書いています。「動かない」→「自動 QA を入れた」→「でも人間が毎回はさまる」→「自動で回るようにした」という、私たちがたどった順序そのものです。第1幕:「実装できまし...

Claude Code × dbtの組み合わせで使うdbt agent skills — 2つのチームの活用パターン【株式会社ライトコード】

はじめに今回のペアブログでは、たまたまデータ関連の部署のメンバー同士でペアを組むことになりました。実際はチームが違うので業務の領域も異なるのですが、dbtをメインで使っているチームと、今回新たに導入するチームにそれぞれ所属しています。両チームに共通するdbtと、社内でも利用が積極的に推進されているClaude Codeを組み合わせ、dbt agent skillsについて記事を書いてみることにしました。dbt agent skillsの概要dbt agent skillsとはdbt Labsが公式に公開している、Claude Code向けのAgent Skillsセットです。これらのスキ...

「人間2人+AI 1台」がもたらす開発の変化。AI時代のペアプログラミング検証レポート【株式会社】

はじめにこんにちは、エンジニアの鎌手です。近年、ClaudeやGeminiといったAIツールの台頭により、私たちの開発風景は大きく変化しました。今や「エンジニア1人がAIと対話しながら実装を進めるスタイル」が主流であり、私自身の日々の開発もまさにその形がベースとなっています。ですが、私たちはより良い開発スタイルを模索する中で、ある仮説にたどり着きました。それが、「人間2人+AI 1台」による3人体制のペアプログラミング(あるいはミニモブプログラミング)です。従来のペアプログラミングは、片方が手を動かしている関係上、どうしてもコードベース(実装レベル)の会話が多くなりがちでした。しかし、タ...

Dify×Google AI Studioで簡単LLMアプリ開発 ― GeminiとRAGでごみ分別AIを作ってみた【株式会社ライトコード】

はじめにLLMアプリをコードなしで視覚的に開発できるプラットフォーム「Dify」を触ってみました。Difyとは何かDifyは、プロンプト管理、RAG(検索拡張生成)、APIによる外部連携までを一つのGUI上で完結できるオープンソースのツールです。環境は「クラウド版」と「セルフホスト版」の2種類があり、用途に応じて使い分けられます。※1 クラウド版に含まれるLLMの無料枠はDifyプラットフォームが提供するものです。別途、自身で用意したAPIキーを使うことも可能です。※2 メッセージ数はDifyプラットフォーム側のカウントで、Difyアプリ上でチャットをやり取りした回数です。LLMプロバイ...

先輩にBigQueryの魅力を伝えてみた!【株式会社ライトコード】

新田:こんにちは、分析基盤や分析のお仕事をやっている新田です。今回は、これまでWebやモバイルアプリケーション開発が主戦場でBigQueryには触れずに業務をしてきた先輩にBigQueryの魅力を伝えてみた記事です!秋山:BigQueryという単語はよく聞きますが、今までの作業範囲的にあまり触れる機会が無く・・・。経験者からの説明は助かります!今日はよろしくお願いします!サーバーレスでシンプルなのにパワフルまず、BigQueryってサーバーレスなんですよ!インスタンス立ち上げや管理を一切する必要がないです。データさえ入れてしまえばすぐ使い始められます。クエリを叩いたらBigQueryが処...

Claude Code × Git Worktree × Supersetで実現する並列開発【株式会社ライトコード】

はじめにClaude Code で並列開発をしたいけれど、アプリケーションの動作確認はローカルサーバーのポートが競合してできない、というもどかしさを感じた方は多いのではないでしょうか?特に Docker Compose を使っているプロジェクトでは、docker compose up を 2 つ走らせると即座にポートかコンテナ名で衝突します。本記事ではこの問題を、git worktree + 自前スクリプト + AI 統合開発環境 Superset の組み合わせで解いた手順を残します。なぜ並列開発したいのか動機 1: タスクを並行して進めたいClaude Code に作業を投げたあとの「...

Claude Codeを実務に投入して気付いた『承認疲れ』とセキュリティの罠【株式会社ライトコード】

1. 開発者の「承認疲れ」を解剖するClaude Codeのような自律型AIエージェントを実務に投入すると、多くの人が最初に直面する壁があります。それは、過剰な確認プロンプトによる「承認疲れ(Approval Fatigue)」です。AIが動こうとするたびに、画面には以下のようなプロンプトが表示されます。Allow reading this file? [y/n]Allow executing this command? [y/n]使い始めのうちは安全性が担保されているように感じて安心するかもしれません。しかし、1日に何十回もAIと対話する中で、毎回この確認プロンプトを待って y を打ち...

AIエージェントチームで開発してみた(パラレル型 vs オーケストラ型)【株式会社ライトコード】

はじめに「マルチエージェント開発」や「エージェントチーム」という言葉を最近よく聞くようになりました。きっかけは、Claude Code × tmux を組み合わせた記事をたくさん見かけたことです。「tmux でペインを分割して複数の Claude を同時に走らせる」という使い方に興味を持ち調べてみました。複数のAIエージェントが協調して開発を進めるとの事、そのアイデアは魅力的ですね。ですが、実際にどうやるのか、また単一のエージェントを使用してのバイブコーディングと何がどう違うのか、いまいちよく分かっていませんでした。ので実際にマルチエージェント体験してみました。お題は2つ。TODO管理 ...

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