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圧倒的な情報量の中から、課題解決のための最適なコミュニケーションを創出するGAテクノロジーズのPRプロデュースチーム

GAテクノロジーズ(以下、GA)には、2018年から「Communication Design Center」(略称:CDC)という部署があります。社内外のコミュニケーションの司令塔を担うその組織の中に、PRを担う専門の部署「PR PRODUCE TEAM」が存在しています。「PR PRODUCE TEAM」は、一般企業の広報とは何が違い、どんな強みややりがい、苦労があるのでしょう?そもそもGAのPRチームはどんな人たちなのでしょう?急拡大を続けるGA のコミュニケーションを担うお2人に、GAならではのPRというお仕事について話を聞きました。

社員profile

山森晶奈 大学卒業後、株式会社東急モールズデベロップメントに入社。商業施設に常駐し、営業、経理、施工管理、販売促進などを経験。その後、株式会社SHIUBUYA109エンタテイメントに出向。広報未経験で企業広報の立ち上げ・事業広報を経験。その後、株式会社クラウドワークスの企業広報・事業広報を経て、2022年にGAテクノロジーズに入社。現在はCDC PR PRODUCE TEAMのマネージャーを務める。
藤堂真里亜 ハワイ大学コミュニケーション学部を卒業後、2021年に新卒でGAテクノロジーズに入社。社内広報とRENOSY事業を担当した後、現在はグループ会社であるITANDIのPRを務める。

単なるPRではなく、社内外に向けてコミュニケーションをデザイン・プロデュース


ー 大学卒業後から今に至るまでのキャリアを教えてください


藤堂真里亜

藤堂真里亜(以下、藤堂):高校時代はニュージーランドに留学し、大学はハワイ大学のコミュニケーション学部を卒業しました。ハワイ現地の広告兼出版会社で1年働いた経験もあり、大学卒業後も現地で就職するつもりでしたが、コロナ禍で日本に帰国することになりました。

当時、「ロサンゼルスキャリアフォーラム」(※)がオンラインであり、GAはその参加企業の一つでした。事前に社のコーポレートサイトを見ていると、GAの代表である樋口龍の「どんなときも環境のせいにせず、前へ進んでいく」というような言葉が載っていました。私は高校時代に留学した際、父から同じような言葉をもらい、その言葉をこれまで大事にしてきたので、自分の感覚と近しいものを感じ、GAに興味を持ちました。 

当時はコロナの影響で各社の採用活動はすべてオンラインでしたが、GAでは様々な職種の方とzoomで話す機会をいただきました。コミュニケーション学部で学んでいたこともあり、私が広報に興味を持っているということを面談で伝えると、当時CDCの統括をしていた川村佳央と話す機会を得ました。自身の仕事をとても楽しそうに説明する川村の姿が印象に残り、こういう人と働きたいと入社を希望しました。

(※)バイリンガル人材のためのキャリアイベント


山森晶奈(以下、山森):大学卒業後、商業デベロッパーに4年勤務しました。商業施設に常駐し、営業、経理、施工管理、販売促進などを一通り担った後、グループの子会社が立ち上がるタイミングで企業広報も立ち上げることになりました。そこで、企業広報を2年ほど担当し、その後人材系のIT企業に転職して企業広報・事業広報を3年弱経験、2022年にGAに入社しました。

転職時にGAを選んだ理由は、当社が運営するネット不動産投資サービス「RENOSY」が直面している事業環境が、近年非常に大きな変化のタイミングを迎えており、その変化に対してコミュニケーションの側面から貢献できるのではないかと感じたからです。

また当社が、仕事の成果だけでなく、過程も大切にしている企業だと感じたことも大きかったです。 例えばPRチームは、週2日までリモート勤務が可能で、勤務時間もコアタイムなしのフルフレックス体制になっています。そのような働き方を認めているということは、会社が各メンバーの自律する力を信頼しているからであり、それもあって、それぞれのメンバーが最大限の成果を出すことができていると感じます。 


山森晶奈


ー お2人が所属しているPRチームと、ご自身の担当領域について教えてください 


山森:私たちが所属しているCDCは、GAテクノロジーズの社内・社外向けのコミュニケーションをデザインしている部門であり、我々はその中にあるPR PRODUCE TEAMに在籍しています。 なぜ「PR」ではなく、わざわざ「PR PRODUCE」と名乗っているかというと「PR」の業務をおこなうだけに留まらず、「何のためにそのPRをするのか」「どのような手段を用いてPRするのか」というところから、社内の関係者やステークホルダーの皆さんと施策を動かしていくからです。

PR PRODUCE TEAMは4つのチームに分かれています。1つ目が、グループ会社の動きも含めて当社に関する情報発信をするコーポレートPRチーム。 あとの3チームが、いわゆる事業・サービスPRのチームです。1つが、私が担当マネージャーを務めているネット不動産投資サービス「RENOSY」の事業PRチーム。2つ目が、GAのグループ会社で、不動産企業向けのSaaSサービスを提供している「ITANDI」の事業PRチーム。3つ目が、M&A仲介事業のPRチームです。

RENOSYは、安心・簡単・最適な、不動産での資産形成を叶えるテクノロジーを活用したネット不動産投資サービスです。株式投資や投資信託など、資産形成の方法があまたある中で、もっとニュートラルに不動産による資産形成を知り、選んでいただけることを目指して活動しています。 チームは私を含めて4人体制で、国内だけではなく、中華圏のお客様に対してもPRを行っています。


藤堂:私は、ITANDIの事業PRを担当しています。ITANDIは「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」というミッションを掲げ、不動産業界やその周辺領域をテクノロジーでサポートする不動産テック企業です。

PRとして主にやっている業務は2つあり、1つは toBブランディングです。不動産会社業界に向けて、サービス認知拡大や信頼の獲得を目指し、アプローチしています。

もう1つが採用ブランディングです。ITANDIは、不動産テックという文脈においては、不動産業界内の認知は取れてきていますが、 一般的なSaaS企業としての認知は途上にあり、採用においてもバーティカル(業界特化型)SaaS企業としての認知を獲得していくために、さまざまなPR企画を立てています。例えばですが、SaaSを開発・提供する企業として、エンジニア採用が重要です。「ITANDIは不動産業界において非常に大きなインパクトを及ぼせるテック企業だ」ということを伝えるべく、テックメディアでのメンバーの寄稿提案や、他のSaaS企業を交えたイベントの開催など、さまざまな施策を検討しています。


圧倒的な量の情報から、課題に沿った最適解を見つけ発信する

ー ではGAのPRならではのやりがいや面白み、大変さはありますか?



山森:PRは、情報を使ってコミュニケーションをとらなければいけない職種ですが、GAは扱う情報の量自体が非常に多く、PRとしてその膨大な量の情報を把握した上で、解決する課題に対し、どの情報をどのタイミングで扱うのかを瞬時に判断していかなければいけません。その点は大変な部分でもあり、同時にやりがいでもあります。 

なぜGAで扱う情報量が非常に多いかと言えば、当社が圧倒的なスピードで成長しているため、抑えておかなければいけない情報、更新される情報など非常に多岐にわたる量を取り扱うためです。また、GAという企業自体が、業界のアナログな部分や、元々ある慣習や価値観をテクノロジーを使って認知変容することを目指していることもあり、現状を変えようとする際に、非常に大きな量の情報が発生するのだと思います。


藤堂:私も全く同じことを思ってました。ITANDIもGAと同じくとにかく成長速度が速いので、理解しておかなければいけないことや、身に付けておかなければいけない知識や情報が非常に多いです。またPRには「社外に出す情報をコントロールする」という重要な役割がありますが、PRが管轄してない部分や他の事業部が出す情報も常にチェックしなければいけないところが大変な部分ではあります。 

一方、自分が準備してきたリリースやPR企画が世の中に無事に出たときは、やはり大きなやりがいを感じます。そういったものは短期間で公開できるものではなく、長期にわたって準備を重ねてきているものがほとんどなので、「ようやくみなさんに見ていただける」という嬉しさと達成感でいっぱいになります。 

GAならではのやりがいで言うと、 当社は、PRプロデュースチームのほかにもCDCの中にデザインを担当する「Art Direction Room」や、動画制作を担う「Image Studio」などクリエイティブを担うチームが複数あり、PR案件や社内広報を企画したときに、映像やロゴのデザインまでプロフェッショナルな方々に依頼でき、クオリティの高いものに仕上げてもらえるというのは、非常に恵まれていると思います。 


ー 他部署と頻繁に情報共有を行うなど、社内での連携やつながりも密だと感じます



山森:先ほども申し上げたように、GAは非常に情報量の多い会社なので、自分たちでその情報をすべて取りに行くのには限界があります。またPRは準備ができていると効果が最大化できることが多いため、「PRをしたい」とお声がけいただくときにはすでに遅いということもあります。ですからよりクオリティの高い情報を発信するためには他部署との密な連携が欠かせませんし、結果的に定例の情報共有会を組むことが多くなります。ただ当社は、定例がなくても、PRに対してフラットに声を掛けてくれるメンバーが多いです。執務室で仕事していると、いろいろな部署の人が話しかけに来てくれます。


藤堂:ITANDIでも、以前は突然「PRをしたいです」と言われることがあり、お声がけいただけたことは嬉しいのですが、タイミングが遅く希望に添えなかったり、急ぎ対応でバタバタしてしまうことがありました。そういったことを防ぐために「一つのプレスリリースを出すのに最低でもこれくらいの工程と期間がかかります」というスライドを作って説明したり、「相談ベースでいいのでまずはPRにお声掛けください」というのを何度も伝え続けて、次第に社内の様々な部署から事前に相談の段階で声をかけてもらえるようになってきました。


ー GAのPRチームやCDC全体の雰囲気について教えてください



藤堂:緊張感やスピード感がありつつも、やはり全員がコミュニケーションに長けていて、いつも話しかけやすい雰囲気があり、柔らかい印象があります。


山森:1年前にマネージャーという役割をいただきました。偶然、同じタイミングでチームの運営体制もガラッと変わりましたが、その前から絶対に変えたくないと思っていたのが、今藤堂さんが言った「柔らかさ」としなやかさです。いつもどんな情報・物事でも受け止められるチームでありたいですし、そのためには私たち自身が心持ちや雰囲気も含めてまず柔らかい状態でいたいと思いながら、チームの運営をしています。


ー ちなみにお2人はGAやITANDIにはどんな印象を持ってらっしゃいますか


藤堂:GAは人に関して言えば、個性豊かでコミュニケーションが活発ですね。

ITANDIは、以前社内でITANDIのイメージについてアンケートをとったことがありましたが、「クール」「頭がいい」「熱意がある」というイメージを持っているメンバーが多いことがわかりました。私自身はPRをしていて「一見クールだけど、内に秘めてるものは熱いな」と感じる人が多いです。


山森:GAに関わるメンバーの素敵なところは、所属会社や肩書きに限らず、素直なところだと思います。何かあってもお互いにちゃんと話せたり、偏屈にならずに物事を真っ直ぐ捉えたりすることができる。それは皆が共通して持っている良さだと思います。 

求む!PRパーソンとして得意な領域を持ちつつも、能動的に動ける人



ー PRプロデュースチームでは、どんな人と一緒に働きたいですか? 

山森:自分から能動的に動ける人です。オーナーシップを持ち、自分がやることに責任を持ち、どう動いていくのかを自発的に考えられる。それがPR PRODUCE TEAMにまずは必要なスキルだと思います。また、相手から来るものをきちんと受け止められる人がいいですね。まずは一旦受け止めて、そこから自分やチーム、会社としてどうしたいかを考えられる人です。


ー スキル面ではいかがですか?


山森:PRパーソンとして「これが得意です」と自信を持って言える分野や領域がある人です。例えばチームの中には「事業広報は初めて」というメンバーもいますが、そんなメンバーもメディアリレーションが得意であったり、3種類以上の言語から必要に応じて適切な表現ができたりといったその人ならではの強みを持っています。


ー GAは、採用においても「GA VALUES」にフィットしているかどうかを重要視している会社ですが、お2人が好きな項目とその理由を教えてください


藤堂:「PROFESSIONAL」です。プロフェッショナルとして、自分の仕事に責任を持ち、情熱を持って取り組むことが大事だと思っています。私自身、ITANDIことを何も知らず、まず学ぶところから始めました。そこからずっと関わっていると、ITANDIのことがどんどん好きになり、この人のために・この会社のために頑張りたい、PRで力になりたい・貢献したいという思いが強くなりました。常にそんな情熱を持ちながら仕事をしたいと思っています。


山森:「GA VALUES」は全部好きで全部体現したいと思っていますが「HEART」が欠けるとほかの項目がどれも成り立たないと思っています。先ほどの「素直であること」もそうですが、人としてのあり方や、人や物事に対する謙虚な姿勢がすべての出発点だと感じます。「GA VALUES」の中でも一番最初に挙げられているので、やはり大前提なのだと思います。


ー お2人の今後の目標やビジョンを教えてください


藤堂:入社して半年ほどでITANDIのPRになり、3年がたちました。広報未経験からのスタートで、とにかく日々目の前の仕事に向き合ってきましたが、まだまだ自分のこれまでの経験を仕事に活かせるのではと思う部分もあります。具体的には、高校・大学と海外で過ごし英語を勉強してきましたが、入社後はなかなか使用する機会がありませんでした。GAは今年度米国不動産市場に進出し、海外の拠点数も増えてグローバル展開が進んできていますので、まずは得意な英語を使って何らかの形でそこに携わりたいと思っています。

また、せっかくCDCにいるので、PRだけに仕事の幅を限定せず、まだ誰もやっていないような、新しいことで会社へ貢献ができるのではないかと考えています。他部署とも連携しながら、広い視野を持って組織に貢献できるあり方を探っていきたいです。


山森:私はGAが3社目ですが、今まで1人もしくは2人などメンバーの少ないチームで、どれだけPR効果を最大化できるかということに取り組んできました。GAのPR PRODUCE TEAMには能力や個性豊かなメンバーがたくさんいるので、メンバー同士の掛け算で、コミュニケーションの効果を最大化したいというのが今の目標です。

チームとしては、業務としてのPRの枠にとらわれたくないと思っています。プレスリリースを書いたり、取材対応をしたりするだけに留まらず、本質的な課題であったり、その課題へのアプローチ方法についてちゃんと踏み込んでいけるチームになっていきたいです。


▶︎GAテクノロジーズの広報、エントリーはこちらから





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