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建設現場の現場監督から開発者へ。独学でエンジニアへの道を切り開いたロペさんのトライ&エラー&トライのストーリー:Ropeさん(Engineer)インタビュー

プロフィール

Rope(通称名) Engineer

1992年生まれ。大学では体育会での部活に励み、卒業後は地元新潟の土木建設会社に就職。現場監督として写真台帳管理を効率化したいと考え、未経験ながらエクセルでマクロを組むことに挑戦。この経験から「プログラミングを利用すれば色々なことが楽になる、楽しい。」と感じ、開発の仕事に興味を持ち始める。同社を退職して1年間独学でプログラミングの勉強をした後、再就職のため上京。数社でエンジニアとしての経験を積み、2022年Empathに入社。ニックネームは「ロペ」。写真の被写体は苦手なので埴輪のアイコンを利用中。


現場監督から開発者へ

大学時代は愛知県でアメリカンフットボールに勤しんでいたのですが、卒業して就職する際に、地元の新潟に戻りました。その時はプログラミングには全く縁がなく、土木建設会社に就職し、現場監督として働き始めました。主に堰堤(えんてい)という土石流防止のための建造物を作っていたのですが、山奥での慣れない仕事に、昼間は工事現場、夜は事務仕事とハードな生活であまり寝れていませんでした。

その中でも「写真台帳」という、工事記録を施主の指定書式で保存していく作業はなかなか面倒で、少しでも楽にできないかと思い、初めてエクセルでマクロを組んでみました。やってみると、粗削りではありますが、作ったものが動いて、作業も楽になり、面白いなと感じました。

現場監督として2年ほど働いたときに、体力も限界に近づいてきていましたし、「将来ずっとこの仕事は続けられないかも」という考えで、思い切ってこの仕事を退職しました。そして、新潟の自宅に居ながらプログラミングの勉強を独学でスタートさせました。

土石流防止の堰堤イメージはこんなかんじです! |写真引用:九州環境建設株式会社HP https://kyukan.com/information/1367/ (2022.11.15)


独学でのプログラミング学習

そんな経緯で1年間、ひたすらプログラミングの勉強を続けました。独学でできるかなと思って、でも今思えば回り道をしながら、色々な教材を試したなと思います。無料のチュートリアルに始まり、複数の教材を試して、最終的にはFirefoxを作っているMozilla社の提供しているチュートリアルでJavaScriptを学習しました。

勉強していると分からないことが沢山出てくるのですが、自分の場合はインターネットをフル活用していました。オンラインには色々な人が居て、情報が集まってきます。開発初心者に対してアンチの人もいれば、助けてくれる人も居たりと、大いに活用させてもらいました。

最終的にWebアプリを制作し、それをポートフォリオにして、エンジニアとして働くために就職活動をしました。就職先としては、まだまだ初心者なので、オフサイトでオフィスに出社して周りに聞ける先輩が居る環境が良いと思い、上京も視野に入れて仕事を探しました。


上京して約4年、Empathに入社するまで

最初に開発者として就けた仕事は、東京の小さな会社だったのですが、残念ながら数か月で退職しました。詳しくは言えないことが多いのですが、、、反省としては、何もわからず初めて開発者として就職したので、自分が勉強や成長のできる環境を選べていなかったと思います。辞めてからはいわゆるプー太郎をしていたんですけど(笑)その間に改めてポートフォリオを作り直したりして、結果的に前職のビットキーに転職することができました。

ビットキーは組織が急拡大しているフェーズだったので、色々な仕事を任せてもらえましたし、様々な人とも出会えて、そこで後にEmpathを紹介してくれる仲間とも出会いました。Empathを紹介されて実際に山崎さん(Co-CEO)などとも話す内に、自分が将来実現したいことに近づいたり、情報収集できる環境があると感じたので、ここで働きたいなと思いました。


将来、実現したいこと

私のやりたいことは、「ノンプログラマーがプログラミングできるようにする」ことです。壮大な目標かもしれませんが、自身がプログラミングを勉強する中で、そうできたらどんなに良いだろうと思うようになりました。これを実現するには「現実世界の概念」と「ロジック」を対応させていく作業が必要になるのですが、そのためには言語自体への理解を深める必要があります。そういった思考に対してEmpathは共感や理解があると思いましたし、今取り組もうとしている新規開発プロダクトでの役割を通して、広義でやりたいことと合致しているのは非常に魅力的で、入社の決め手の一つになりました。

余談ですがニックネーム「ロペ」は小学生の時、ロベルト・カルロスから取って友人が付けました。


Empathのメンバーについて

Empathはどの人も穏やかで、決して「いけいけどんどん」な人達ではありません。でも、やりたいことや、面白い考えを持っている人が多くとても良いメンバーが集まっていると思います。今後仲間が増えていくにあたって、「こんな変なものを作りたい」とか「今ない〜を実現したい」とか、そういう思考のある方が合っているのではないかと思います。興味がある方には、ぜひ声をかけてもらえたら嬉しいです。

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