レタスは食べる睡眠サプリだった!? 「ラクチュコピクリン」が快眠へ|ウーマンエキサイト
仕事や人間関係で大きなストレスで、眠りたくても神経が高ぶって明け方まで眠れなかった...という経験はありませんか?しかし、薬にはできるだけ頼りたくないもの。そんな時...
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こんにちは。営業担当の島林です。
皆さんは睡眠のことを考えて食事内容を決めていますか?
今日は良い睡眠を助長する食べ物についてお話していきます。
睡眠改善を促進し、摂取しやすいものとして、一般的にレタスが良いといわれています。
確かに、レタスは「ラクチュコピクリン(lactucopicrin)」という鎮静効果のある成分を含有し、脳の鎮静化が進むことで、寝つきが良くなるなどの睡眠促進効果があるそうです。
しかし、実際に投与してみると、思った結果が出ていないようです。というのも、上記の効用のインパクトがあまりに小さいのです。
上の文章の実験では、「ネズミ」一匹にレタス1玉与えてようやく効果が表れたとしています。仮にこの実験での「ネズミ」を500gのラットとしても、人間の体重(50㎏)で換算してみると、100倍の量(レタス100玉)という解釈ができます。
他に睡眠改善にインパクトの大きい食べ物はないのかと探してみるのですが、学術的な共通見解はないのが現状のようです。その理由として、睡眠の質を左右する変数が多岐にわたりすぎており、他の変数を一定にするのが難しいことがあります。
学術的に、因果関係を確立する3原則として、
① 時間的先行性 ②共変関係性 ③他条件の同一性
がありますが、3つ目の「他条件の同一性」を保障できないということです。
例えば、睡眠の質に当人の疲れが大きく影響してくることは容易に想像ができますが、実験において同程度の疲れを保障することは難しいです。体は使っていなくても頭を使っていたり、常に何らかの情報を知覚しているため、人の疲れを固定することは困難でしょう。
ここまでを纏めますと、睡眠に良い効果をもたらす食べ物は存在するが、睡眠を左右する変数としてのインパクトが小さく、実際に効果を感じることは難しい、ということが言えます。
ただ、インパクトの小さい「~~~は睡眠改善に効果がある!」という眉唾情報を信じることに意味がないかというと、そうではありません。なぜなら、プラセボ効果が生じるからです。
プラセボ効果の程度を論じることは難しいですが、偽薬を投与された人々に、正規の薬を投与された人々に近い改善効果が見られたなど、ネット上でも様々な効果が散見され、蔑ろに出来ない効果といえそうです。
ここまでご覧くださった皆さんの中には、「巷の情報の多くが眉唾物だと分かったが、そのせいでプラセボ効果すら享受できないじゃないか!」と思われた方もいるかと思います。
そんな聡明な方々に朗報です。
なんと、効果がないものだと告げられた後でもプラセボ効果は働くそうです。
効果がないと告げられていても何もしなかった人々より改善したというのは、もはやプラセボ効果とは別ですね。信じる者は救われるというわけです。笑
このように、食べ物の観点から見た睡眠改善は、科学的には立証しきれていない半ば迷信のようなお話でしたが、睡眠改善のための手段は食べ物だけではありません。
私たちO:では、医学的なプログラムCBT-iを活用した「O:SLEEP」で睡眠改善のサポートを行っております。医師や研究者の方と共同で開発したもので、科学的にコーチングを行って睡眠改善をサポート致します。
睡眠改善に科学的に取り組みたい!と思われた方、O:の提供するサービスにご興味を持たれた方、是非一緒に働いてみませんか?お待ちしております!