※2023/5/29に投稿されたnoteの内容です
こんちにちは、中尾(@nakaohiroshi)と申します。
NOT A HOTEL でソフトウェアエンジニアをしております。
PMS と呼ばれる管理システムの Backend API の開発担当です。
画像注釈: PMS の Backend API を担当
現在、Backend API 担当のエンジニアは数名しかおらず絶賛募集中です。
NOT A HOTEL での新規サービス開発の魅力が伝わればと思います
PMS とは?
私が担当している PMS というのは Property Management System と呼ばれるホテルや旅館などが宿泊管理をするソフトウェアの事で、すでに様々な企業から PMS のソフトウェアが提供されています。
参考: ホテル管理システム(PMS)とは
一般的なホテルの PMS で提供されている機能は主にこんな感じです。
- 予約、チェックイン・チェックアウト、精算
- ルームサービスなどのオーダー管理
- 客室、清掃管理
- 売上管理
なぜ PMS を社内で開発することになったのか
NOT A HOTEL は PMS は社外のものを使わずに内製しています。
その理由として「ホテルではなく、NOT A HOTELをつくる。」ってことに尽きると思います。
それぞれに 一般的なホテルとは違う NOT A HOTEL の独自の機能が求められます。
NOT A HOTEL 独自の機能
例えば、オーナーの宿泊の予約ひとつとってもこれらの種類があります。
- 所有しているハウスに宿泊する「自己利用」
- 所有しているハウスを他の人にプレゼントする「ギフト利用」
- 所有していないハウスに宿泊する「相互利用」
また、オーナーは契約ごとに宿泊可能な日数を所有しており、PMS 内で管理する必要があります。
最高の体験のためのフルスクラッチ
NOT A HOTEL 独自の機能それを既存の PMS の上で運用することは不可能だし、既存の PMS に合わせて運用を変更するとなれば、オーナーに最高の体験を提供できません。
更に NFT 界隈で話題にもなった THE KEY の導入や、パートナーとの連携など新たな施策もスピード感を持ってシステム化する必要がありました。
そうなると「じゃあゼロから作るか」ってなります。
「じゃあゼロから作るか」の楽しさ
エンジニアがゼロから自社システム開発できる魅力として
「ゼロから技術選定からできる魅力」
が語られることが多いですが、
「ゼロから仕様を決めながら ものづくりできる魅力」
これもとても大きいです。
現場の運営、建築、CS メンバーや PdMや他エンジニアなど色々なメンバーと議論を重ねながら「ぼくらがかんがえたさいきょうのPMS」を作ることができます。
画像注釈: エンジニア以外にも様々なメンバーと議論
今までにないものを作るわけなので産みの大変さは日常的なのですが、リリースして想像通りの結果が出た時はこの上ない達成感です。
もちろん実際にリリースしてみて想定と違うこともあります…。
だけどそこはすぐに仕様変更をできるのも自社開発の魅力ですね。
画像注釈: ぼくらがかんがえたさいきょうのPMS(開発画面)
まだまだやりたいことはいっぱいある
NOT A HOTEL は AOSHIMA と NASU が開業しており、 FUKUOKA そして KITAKARUIZAWA も販売を開始しました。
通常のサービスであれば、ここからは細かい機能改善を繰り返すフェイズに入るかと思うのですが、NOT A HOTEL のソフトウェアは更に 2.0, 3.0 と大きく変化していきます。
画像注釈: 現在は ver 1.0
技術的な挑戦はもちろんの事、新規でプロダクトを立ち上げ、運用することへの興味や経験がある方。
こだわりを持ってサービスを作りつつも、時にはこだわりを捨ててゼロから作り直すことを厭わない方。
なにより NOT A HOTELのビジョンに共感し、自律的に動ける方。
お気軽にご連絡お待ちしています。
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Wantedly
募集に関して補足
技術環境
- 言語: Go
- インフラ: Google Cloud Platform
Cloud Run
Cloud Build
Cloud Spanner
BigQuery
Dialogflow CX
Cloud Logging
Terraform - 通信プロトコル: Protocol Buffers, gRPC
- その他: GitHub, Notion, Slack
- 開発手法: Kanban