こんにちは、データコンサルティング部(以下DC部)の山口です!
突然ですがみなさん、「ワーケーション」ってご存知でしょうか?
簡単に説明させて頂くと、ワーケーションとは
「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、「リゾート地や地方等の普段の職場とは異なる場所で働きながら休暇取得等を行う仕組み」です。「個人が主体的に選択する、日常的な仕事(ワーク)に、非日常的な休暇(バケーション)の感覚を埋め込んだ柔軟な働き方」であり、「新たな働き方」(ワークスタイル)として注目されています。
というものです。(JTB総合研究所のコラム より引用)
関係人口の拡大や、観光業の大きな課題の時期による需要の格差への対策として最近多くの官公庁や企業で注目されております。
観光の支援を行うナイトレイとして、いち早く体験すべきということで、さっそく体験してきました!
コロナ禍の今、旅行行って大丈夫?
ワーケーションは是非体験したいけども、コロナ禍の今、東京から旅行行っていいのか。
正直、ここはものすごく迷いました。
1番迷ったのは、「観光地の人はそもそも来て欲しがっているのか」。
(そこについて話してみたのはこちらの動画↓↓)
データで見ると、観光客の受入に対しての感情はこちら。
(出典:熊本県観光協会連絡会議 新型コロナウイルス感染症 収束後の旅行・観光に関する意識調査)
日本人旅行者でも4割くらいの人が受入に対してネガティブ。
ただ、別の切り口で考えてみると、次の様なデータもあります。
・新型コロナウイルス関連倒産の発生累計件数
(出典: 帝国データバンク 新型コロナウイルス関連倒産)
・2020年4月「宿泊業」倒産状況
(出典: 東京商工リサーチ【新型コロナウイルス関連】2020年4月「宿泊業」倒産状況)
上記のデータから「コロナは怖いけども、観光客が来ないと経済的に立ち行かない」という現実が見えてきます。
「ALL or Nothing」「0か100」という視点での思考でどうにかなるフェーズではもはや無いんですよね。
0になるまで待っていたら、日本の観光、本当に滅んでしまうと思います。
コロナ対策を確実に行った上でしっかりと経済を回していくことを意識し、コロナと共存した新しい形の観光を創っていくのが今、本当にすべきことだと思ってます。
(コロナに関してデータで話したいことはもっと色々ありますが、今回のテーマとは異なるのでまた別の機会に)
ワーケーションってどう?
上記の様な考えのもとワーケーションを行いましたが、結論から言うと、めちゃくちゃ良かったですw
朝は天気の良い石垣島で目覚め、海入って泳いで、健康的な朝ごはん食べて、そのあと仕事。
夜になったらテラスのある密を避けた居酒屋行って泡盛飲んで寝る。
これ、どう考えても最高でしょ。
(朝よく行ったビーチ。密も避けられる)
仕事の部分に関しても、ストレスはほぼ感じなかったです。
元々、リモートワークに社内の人も社外の人も慣れてきてますし、打ち合わせとかも問題なく。
(午前中は必ずいたカフェ。コンセント/wifiあり。開放的で密も避けられる。)
ただ、やっぱり事前に仕事しやすいカフェを見つけておくか、完全に仕事できる環境のホテルかどうかのリサーチはめちゃくちゃ大切。
仕事のオンタイム中にPCの電源切れるとか、Wi-Fi繋がらずパフォーマンス落ちるとかはビジネスマンとしてプロ失格なので。
100%のパフォーマンス出せる環境をしっかり見つけておかないと、現地で焦るかも。
ワーケーションしたいならその辺りは責任持ってやるべき。
(iPadのsidecarの機能でデュアルディスプレイ。こういうのも使って作業効率落ちない様に徹底。)
ここのカフェに数日間ずっといましたが、ワーケーションぽい人がちらほらいました。
一人話しかけて仲良くなった人はフリーランスの英語講師で、大阪在住だけどリモートで授業もできるからと石垣に長く滞在しているとのこと。
こういう働き方がこれからどんどん増えてきそうな予感がしました。
新しい働き方、そしてこれからの観光業界
2019年12月に最初の感染者が出てから、世界中に大きな影響を与えたCOVID-19。
本当に色々なことが変わり、これからも変わっていくと思います。
時代に合わせた柔軟なアクションを取れる企業やビジネスパーソンは生き残り、結果も出し、そして世の中を良い方向に変えていけるはずで、ナイトレイはその様な人の集まる企業でいたいと思ってます。
「コロナだから」と簡単に言い訳せず、できることを見つけ、100%の力でやり切り、世の中をポジティブな方向に向けていきたい。
そんな思いで今回はワーケーションを自ら実験的に行ってみました。
ナイトレイのDC部は、やりたいことがあり、それを責任を持ってやり切り、結果を出せるまで努力を続けられるのであればどんどんチャレンジできるチームです。
それを自ら実践するためのワーケーション体験を行った次第です。
最後に、もう1つデータを出します。日本の観光消費の推移です。
(出典:観光庁 「旅行・観光消費動向調査」及び「訪日外国人消費動向調査」)
上記の通り、日本の観光消費額は拡大を続け、2019年には27.9兆円の市場規模になってます。
これだけ拡大を続けている産業が、今、ピンチです。
ナイトレイはデータの力で観光業界を盛り上げていきます。
一緒にこの状況を立て直し、より魅力的なものに変えていこうという熱い思いを持った人と一緒に働きたいと心から思ってます。
興味ある人はまずお話しだけでも聞きにきてください!!