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やりたい、だから手を挙げた。想いのある「ワーキンググループ」に参加することで広がった三者三様のキャリアデザイン

こんにちは、ネットプロテクションズ(以下、NP)広報担当です!

NPには、業務時間の20%を使って、部署業務ではなく想いがあるプロジェクトに参画できる「ワーキンググループ(以下、WG)制度」があります。今回はそのWGに所属している3名に集まってもらい、WG制度について座談会を開催しました。

(左)石井千尋、(中)加藤愛、(右)林 紘加

石井
2017年新卒入社の石井です。マーケティンググループに所属し、デジタル領域を担当しています。WGでは、多様な働き方を実現する制度の研究や推進を担うD&I(Diversity and Inclusion) WGと、20新卒向けの社内研修の企画設計と運営を担う20研修WGの二つに所属しています。


2018年10月入社の林です。法務グループと、atoneというカードレス決済を提供するサービスのユーザー向けの企画を行う部署を兼務して所属しています。私は2019年の5月からファミつくというWGに所属しています。ファミつくとは、社内で年次や部署を超えた「斜めの関係」が生まれる文化づくりを目指す活動をしているWGです。

加藤
2018年新卒入社の加藤です。セールスグループに所属し、NPの決済サービスの営業を行なっています。私は「THINK FLAT CAMP」という中高生向けの成長支援プログラムの企画と運営を担う「NP大学」WGに所属しています。

石井
それぞれのWG参加時期ときっかけですが、D&I WGには1年目の冬から所属しています。D&Iが研究していたテーマが「リモートワーク」。単純に家から仕事できるので、制度として導入させたいと思って所属することにしました(笑)

20研修WGに関しては2019年9月からです。マーケティンググループの業務における長期インターン生との関わりを通して、「育成」に興味を持ちました。そこから新入社員の研修を担当してみたいなと思ったことがきっかけですね。


NPへの入社理由の一つとして、WGに所属したり複数の業務をしたりしたいというのがありました。1年目から参画することは考えていなかったんですが、いつかやりたいという話をしていたら早速オファーをいただきました(笑)

興味がある業務に取り組めるせっかくの機会だと思ったので思い切って参加することにしました。

加藤
私はその領域に就職することを考えていたくらい、興味があるのが「教育」だったんです。NP大学というプロジェクトが立ち上がったので、これは是非参加したいと思い、手を挙げました。

活動を通じて得られる経験

加藤
WGの活動の魅力って、普段業務では関わりのないメンバーと一つの目標に向かって頑張るという経験を得られるところだと思います。NP大学の場合は5日間のプログラムを2回開催するという活動の特性上、他のWGに比べても短期間ではあるのですが、それでも自分とは違う視点を持ったメンバーと切磋琢磨することはとても楽しかったですね。


その点は私もよくわかります。法務は人数が多いグループではないので、一人で業務に取り組むことも少なくありません。ですので、組織の動き方や運営方法をWGから学ぶことが多いんですよね。

複数人のメンバーがいるプロジェクトの進め方やコミュニケーションの取り方などは、今後法務グループが拡大する上でも活きる学びを得られているなと感じています。

石井
僕は全社視点が身についたように思います。普段担当しているデジタルマーケティングでは、特定領域のスキルや知識を得ることに注力していました。一方でD&Iの場合は、制度を作る上で会社にとってどのような形が最も良いのかを多角的な視点から検討する必要があります。この経験があるからこそ、現在はマーケティングにおいても様々な観点から業務を捉えられるようになったと感じます。

またリモートワーク制度を導入して、その結果いきいきと働けている方を見ると、ひとつの達成感や自己効力感を得られたことも大きかったと思います。自分の活動によって、会社に好影響を与えることができ、その結果として自分も嬉しくなれる。この感覚はとても大きかったですね。

達成感という意味ではNP大学も大きそうですよね。

加藤
とても大きかったですね。私の場合もともと興味のある教育という領域の活動だったので、実際に構想から形になるまでに携わることで、将来自分が取り組みたい教育の形や対象、期間などがよりクリアになりました。その点においても、NP大学の経験は自分にとってプラスになったと思います。

教育という観点では石井さんも興味があって、研修WGに参画されるんですよね?

石井
そうだね。普段とはまったく異なる思考をしているので、結構苦労しますね。新たに入社する社員の1年目、2年目の理想状態を考え、そのためには入り口としてどう迎えるべきなのか。また、どれだけ意味があることでも彼らがその意図を理解していないと途中で挫折してしまう可能性もあるので、どうやってそれの意義を伝え、理解してもらうか。デジタルマーケティングやD&Iとは違い、個別化を軸に研修を組み立てているので、面白い経験をさせてもらっていますね。

全社で取り組む意義

石井
ところでWGに充てられる業務時間は、20%以内と定められていますが、本業務とのバランスはどうですか?僕の場合はなかなか大変だなと感じているのですが。


実は同じように苦労しています。というのも法務の仕事は専門的な知見が必要になってくるので、緊急で対応しなければならない案件が増えても部分的に誰かに代替してもらうことができないこともあるんですね。その為本業務とのバランスが取りづらいこともありますが、精神的にはファミつくの仕事がある方が楽だったりします。

法務はどうしても堅い仕事が多いですし、一つ一つの判断が重いものとなることが多いんです。リスクヘッジの観点から色々なものを制限することもあります。一方で、ファミつくでは「全社の良好な関係性をつくる」観点から、様々な施策を皆でワイワイ言いながら考え、創っていくことができるので、良い頭の切り替えができているんです。

加藤
NP大学の場合は本番の5日間、2タームあるので合計10日間に関しては完全に業務を外れる形になります。ただ会社としての意義を全社員理解してくれている活動なので、チームメンバーが代理で業務をしてくれていました。その際、互いがやりたいことを実現するために、当たり前のように支え合えるNPの文化はとても素敵だなと感じました。

WGの活動をしているとNPの文化というのを節々で感じますね。


その点で言うと、そもそもファミつくWGの存在自体がNPならではと感じます。ファミつくは年次や部署に関係なく、社員間の斜めの関係性作りができるような文化作りを行なっています。どの会社でも社員間での関係性構築が理想としては掲げられるとは思うのですが、実際それを目的としたチームがあり、様々な施策を実行し、かつそれが社員に受け入れられているというのは、皆で会社を造るというビジョンを掲げたNPだからこそできることなのだろうと思います。

石井
研修WGで活動してて感じているのは、毎年社内で実施している研修であっても「ゼロベース」で考えるところにNPらしさを感じますね。メンバー全員が納得感を持った上で進められることを重要視しているのは、文化だなと感じます。


「ゼロベース」ってキーワードですよね。先日ファミつくで全社員対象のイベントを開催したんです。目的や意義からしっかり考えて、ようやく「これだね!」ってイベント内容が固まったんですけど、結局前年と同じダーツイベントに落ち着いてて(笑)

もちろん結果的には同じだし、無思考に踏襲したら一瞬で済むことなんですけど、何事もまず目的や企画から考えるところはNPっぽくていいなと感じます。

それと企画を練る際に、先輩の方々がまず後輩である私に考えさせてくれるところもありがたいですね。まずは考えさせてくれた上で、「こういう考え方もあるんじゃない」という風に別の観点を提供してサポートしてくれる。真摯に向き合うというスタンスもNPが大切にしている価値観なんだと思います。

石井
そこはD&Iでも同じですね。リモートワークの導入を検討する際、部署や関係者によって理想のリモートワークの形に相違がありました。きちんと丁寧にお互いの話を聞いたり、話す時間を確保してくれたり。全員がお互い向き合っているからこそ、良い制度設計ができたのではないかと思います。

WGが示す次のキャリア

加藤
NP大学WGの活動を通じ、自身の教育に関するキャリア観が少しクリアになりました。

今後も教育関連のキャリアについて考えながらも、新たな経験や観点を得るため、来年度は別のWGに参加し、そこで積極的にチャレンジしようと思っています。


私は「組織」というものに興味があり、ファミつくでは現社員が過ごしやすい組織づくりに注力しています。今後は組織づくりの別の側面として、採用WGなどに関われたらといいなって思っています。

ファミつくに参加したことで、法務とは違う業務・組織に参加することへの恐れやハードルがなくなったなって思いました。そのため、atoneの業務を兼務することにも踏み出せました。

それとまだ具体案があるわけではないんですけど、今度は法務側からもWG立ち上げたいと考えてます。法務関連業務に全社員が気軽に関わることができ、その業務を行ったから得られる観点などの価値を提供していけたらと思っています。

石井
僕は明確なキャリアビジョンは決めきれていないものの、他の会社では経験しづらい業務をしていきたいと思っていますね。それを続けることで自分の将来像が少しずつはっきりしていくんだろうなと思っています。

立ち上げたいWGでいうと、林さんが話していたことと似ているんですが、自身が所属しているデジタルマーケティングの業務を少し切り出して他の社員に体験できるようにしたいと思ってます。

NPではともに働く仲間を募集しています

本業務だけでは得られない経験や学びを与えてくれるNP独自のWG制度。正社員なら誰でも携わることができ、若手でも積極的に機会を得ることができる魅力的な制度です。特定の領域だけではなく、広く事業づくりも組織づくりも経験したい方にとっては最高の環境だと感じています。このような制度が運営されているNPの風土・文化の魅力が少しでも伝わったのであれば嬉しく思います。ご興味を持っていただけた方、ぜひ一度求人をご覧ください!

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株式会社ネットプロテクションズはCreditTech×ティール型組織で「つぎのアタリマエをつくる」ことを目指し、「後払い決済」という新しい仕組みをつくり上げてきたBNPL市場のリーディングカンパニーです。 ※当社は2021年12月15日に東京証券取引所第一部市場へ新規上場したネットプロテクションズホールディングスのグループ会社です。 ■Credit Techとは 年収、学歴、勤務先などの一面的な情報に縛られない新たな信用をテクノロジーを利用してつくることです。人の信用力を適切に評価することで、これまでなかったビジネスの機会や価値を創出していきます。 ■BNPLとは 「Buy Now Pay Later」の略称であり、「先に買って、後から支払う(=後払い)」決済システムの総称です。BNPL市場は世界的に拡大しており、欧州や豪州、米国に続きアジアでもこれからの成長が期待されています。 ■NP後払いとは 主にECサイト等で利用できる決済手段の一つです。 利用者は購入した商品を受け取った後に、後払い事業社が送付する請求書で代金を支払える仕組みとなっており、クレジットカードを持たない若年層やクレジットカード利用に躊躇がある方をはじめとし、多くの方にご利用いただいています。 未払いリスクの高さから絶対に成立しないビジネスモデルと言われていましたが、「まず、すべての人を信用してみる」という考え方で歩み続けた結果、今では年間約1,450万人の方が利用する社会インフラとなっています。 ■事業の展開 NP後払いで培った収益基盤、事業ノウハウ、データを生かし、B2B決済、スマホ決済、そして海外やポストプライシングへと領域を拡大中です。 また2021年2月にはJCBより約60億円の大型資金調達をおこなったことで、事業成長をさらに加速させていきたいと考えています。 展開事業 ・BtoC通販向け決済『NP後払い』   http://www.netprotections.com/ ・BtoB向け決済『NP掛け払い』   https://np-kakebarai.com/ ・BtoC向けカードレス決済『atone(アトネ)』   https://atone.be/shop/ ・台湾BtoC向け後払い決済『AFTEE』   https://aftee.tw/ ・サービス体験後に購入者が自ら価格を決定しお支払いを行える決済『あと値決め』   https://pricing.netprotections.com/ ■注目記事 ・JCBとの大型資本提携を実施 約60億円の調達をおこない、事業連携を強化   https://corp.netprotections.com/news/press/2021/0225 ・後払い決済のパイオニア ネットプロテクションズ、 市場拡大中の後払い決済サービスを整理した「BNPLカオスマップ2020」を公開   https://corp.netprotections.com/news/press/202003270001
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