このストーリーは、よく知る大手企業の説明会にかたっぱしから参加するも全く心躍らず、何がいいのか迷走していた私が、どんな自分になりたいかを考え抜き、最終的にスタートアップへの新卒入社を決める話です。
目次
・自己紹介
・私の就活ストーリー
・そもそもなぜVision共感が大切だと考えたのか
・メリービズに意思決定をした理由
・最後に
【自己紹介】
改めまして、24卒メリービズ内定者の戸田葵と申します。
私は小学生から大学卒業まで、あまり多くを考えずただ目の前のことに全力で取り組む学生でした。
小中高の私は、バレーボールに励む日々でした。(学年一運動音痴で体力皆無な人間だったのですが、最終的に市ベスト4に貢献するプレイヤーまで成長することが出来ました)
大学では社会起業を専攻し、アルバイトを掛け持ちしながらゼミ活動に注力するごく普通の大学生でした。発展途上国に興味があり、ルワンダやカンボジアへの渡航を夢見たときもあったのですがコロナの影響で叶わず、その熱意もいつのまにか冷めてしまいました。
コロナが落ち着いた大学3年の夏には、既に就活が始まっており長期渡航をも断念しました。しかし渡航自体は諦めきれず、短い時間でいかに充実した時間に出来るかを問い詰めた結果、周りに日本人がいない環境で働くことがベストだと判断し、シドニーのオーガニックショップカフェで1か月間インターンを経験しました。
メリービズに内定を頂いた後に就活を終え、現在はアルバイトと内定者インターン、就活時にお世話になった人材会社のインターンに参加しながら残りの大学生活を謳歌しているところです。
この記事では、大手企業に就職することが華と考えていた私が、本当に自分に必要なことを考え、スタートアップの新卒第1期生として入社をする決意に至るまでを書きました。
就活に行き詰っている人や、スタートアップ実際どうなの??って思っている人に読んでもらえたら嬉しいです。
【私の就活ストーリー】
私は4月、緩やかに就活を始めました。夏インターンの参加は海外渡航の為断念していたので、マイナビの企業説明会に参加したり、自己分析をやってみたりしていました。
私が実施した自己分析は以下の通りです。
・幼稚園の頃から今までの過去を振り返る(モチベーショングラフを書いて、どういう時にモチベーションがあがったのかを知る)
・他己分析をしてもらう
・人生の選択(部活動選択・高校受験・大学受験)の時に何を考えていたか思い出す
・分析ツールを使う(MBTI診断・マイナビの診断など)
・ネットで拾った自己分析質問事項にひたすら答える
↑上記をOnenoteというメモツールにひたすら書き続けて貯めていきました。
(最終的に26000字に)
企業分析は以下の通りです。
・ネットで調べる・Matcherでその企業の社員さんとお話をする
・社員さんが書いているブログを読む
・上記の際に、自分がどう思ったのかを一緒にメモする
上記をOnenoteというメモツールで企業ごとにフォルダを作って貯めていきました。
私は就活軸を決めるのに、いつまでも自分の中で腹落ちせず、
あれこれ悩み抜いたのですが、以下を深堀しながら、就活軸を明確にしていきました。
・事業内容、理念共感、人、特権に分けて考える・未来から逆算して考える
(どんなおばあちゃんになっていたいかを考える→そのためには何歳までにどんなことをしないといけないかを考える)
・どんな大人になりたいかを抽象的に考え、そこから深堀して具体にもっていく
・やりたくないことを考え、その逆を考える・自分軸と他社貢献軸に分けて考える
そして、「ほんまにそれでいいんか?」を考え抜き、
最終的に決まった私の就活軸は、
①顧客第一の志向であるかどうか
②チームワークを大切にする社風かどうか
③挑戦心溢れる環境か
の3つになりました。
就活フォルダには企業ごとのファイル、自己分析や就活の軸などのファイルがあり、それぞれ情報が詰まってます。
私の友達にも家族にも、「就活めっちゃ頑張るやん」と少し引かれていたのですが、(笑)
新卒採用=ポテンシャル採用だと言われるように、新卒就活をしていた当時の私は、「努力次第でどこにでも就職出来るし何だって出来る可能性がある」と思っていました。
就活を終えたとき、内定式、入社式、転職・退職するとき、
将来の自分が「新卒採用もっと頑張ればよかった」と後悔しないように、出来ることは全てやる思いで
就活に取り組んでいました。(メンタルも体力も人よりかなり疲弊しました笑)
【そもそもなぜVision共感が大切だと考えたのか】
オーストラリアでのインターンから帰国後の10月から本格的に就活をスタートさせました。当初業界は幅広く、大手からベンチャーまで見ていたのですが、自己分析を進める中で、自分なりの価値づけができる無形商材を扱う方がやりがいを感じるのではないかと思うようになり、コンサルと人材業界を中心に見るようになりました。
就活エージェントにも数社登録し、計5名程のメンターがつき、多くの人にアドバイスを受けながら就活を進めていました。
しかし、アドバイスをいただきながら就活を進めるうちに、自分の意思を問われるような出来事がありました。
就活真っ只中の2月のことなのですが、あるメンターの方が紹介してくれた企業の合同説明会に参加したときに、私は言語化できない違和感を感じ、私はこの企業には応募したくないと感じた旨を伝えました。
しかし、そのメンターの方からその企業の選考に進んで欲しいと伝えられ、私はどうしたらいいかわからず途方に暮れることがありました。就活には言語化できないもやもやが理由で選考への応募を辞めることも多くあり、その直観を私は信じていたので、そこに寄り添ってくれないことにとても違和感を感じました。
「誰の為の就職活動だろう、、、??」
あとになって分かったことですが、そのメンターの方も学生と紹介企業とのマッチ件数に追われていたようです。そのメンターの方も、「学生が社会人になる人生の選択の後押しになりたい」「企業の課題を解決したい」と考えていただろうなぁと思うのに、こういった願望だけではどうにもならない社会構造を見たときに、自分には出来ないと感じました。
「数字もお金ももちろん大事だけど、本当に大事なものに共感できる会社に入社したい」
これが「ビジョン共感」が大事だと認識したきっかけでした。
加えて、「社会にこうなってほしい」「顧客にこうなってほしい」というビジョンに心から共感できたら、しんどいことも頑張ることが出来ると思うし、その過程である仕事を、楽しみながら主体的に動くことができると思います。
これがVision共感が大切だと考えた私の意見です。※異論は受け付けます。
【メリービズに新卒入社をすることを意思決定をした理由】
①メリービズのビジョンに心の底から共感できた
メリービズの「ビジネスを楽しく」という価値観にとても共感しました。私はアルバイト経験から、「働くことはただお金を稼ぐことだけでない」と肌で感じており、しんどいこともあるけど働くことは楽しいと感じていました。月曜日が楽しみって思える人が増えたら社会はもっと明るくなるんじゃないかな」と漠然と考えていました。
「『ビジネスを楽しく』をビジョンとして掲げるからには、まずメリービズがそれを体現することが前提」という話と、
「『ビジネスを楽しく』にあてはまらない事業はやらないし、これに当てはまっていればどんな方向にも事業が派生する可能性がある」
という話には、心からワクワクしたのを覚えています。
②新卒一期生として事業作りと会社作りのビジネス経験を
私はいくつになっても市場価値をあげていける人になりたいと考えています。コロナ禍を経験し、瞬く間に変わり続ける社会で生きていく為には自分が社会に提供できる価値の引き出しを持っておく必要があると考えているからです。
そんな私が出会ったメリービズは、
・上場を見据えた規模感での事業作り・会社作りの両方のビジネス経験を積める
・新卒一期生=1年目は同期以外全員中途入社の社員と働くことが出来る
→前職様々なバックグラウンドを持っている先輩社員の知見や視点を学べる
こんなんめっちゃ良くない!?(語彙力)となりました。「成長環境がある」会社は説明会で沢山聞いてきましたが、ここまで具体的にイメージできる成長環境は他にありませんでした。
③社員の方々の空気感
選考の中で、多くの社員の方と面談を組んで頂き、お話をさせていただいたのですが、
「何をしなければならない、すべきである」みたいな雰囲気を感じることがなく面談した方全員と本音で自分をお話することが出来たことです。
社員の方々も、個性として自分の色を持っている方が多く、その色の種類も濃さもバラバラなのに、それが混ざりチームとして力を発揮するときに汚い色にならず新しい色になっていると感じました。その大人な会話と雰囲気に、とても魅力を感じ、入社を決めました。
【最後に】
改めて就活を振り返ったときに、私はこの就活で大きく成長することが出来たと感じました。自分が満足できるまで、そこまで深く考えたことなかったことに何時間も向き合い、自問自答することは、正直めちゃくちゃしんどいけれど、それがもはや習慣化した今は社会のいろんな側面が見えるようになった気がして、少し嬉しい気持ちです。(まだ知らないことだらけなのは百も承知です)
頑張った分だけ必ず報われるとは限らない世の中ですが、頑張った分だけ自分に納得感を持って進むことができると思っています。社会人になっても自分の納得感を大事に、もっと多くの視点を身に着けれるようになりたいと思っています。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!