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社外活動をご紹介!!~ソーシャルクリエイター10万人を目指して~


こんにちは! メンバーズユーエックスワンカンパニー(以下、ユーエックスワン)でUXディレクターをしているウノです。今回は私が参加したメンバーズ全社で取り組んでいる1S1A(1share 1action)の取り組みについてご紹介します🌱

是非ご覧くださいませ。

■1S1A(1share 1action)とは?

メンバーズではVISION2030実現の取り組みとして、全社員が年に最低、一回社外へのナレッジシェア(Share)ないしは、ソーシャルクリエイター※育成につながるアクション(Action)をしていくプロジェクトのことです。

※デザイン思考を持ちビジネスの推進や制度設計、アウトプットを通じて社会課題の解決を図ろうとするクリエイター(職人)志向性の高い人材。

■WSについて

どんなWSだったのか(概要・取り組みのきっかけ)

下田中学校の生徒さんに、下田の良さや課題をもとに「下田×自分の好きなコト」を掛け合わせ下田を変える新商品や新サービスのアイデアを発想し、関係機関に発信・提案してもらうWSです。下田はペリー来航などの歴史もあり、海が魅力で豊かな自然に恵まれた都市ですが、コロナの影響でメインの観光業に影響が出ています。さらに人口減少の影響で過疎化が進んでいることも問題視されています。そんな下田の現状と向き合い、生徒さんたちはたくさんのアイディアを考えてきてくれました。

なぜ参加を決めたのか

地域創生、活性化に興味がありました!

私はもともと東京育ちですが、大学生や社会人になってからいろんな地方出身の人と出会うことが多かったです。上京してきている子たちの話を聞くと前向きな理由で東京に来ている子もいれば、「都会に行かないと仕事ないから」と行って本当は地元に残りたかったのに仕方なく上京している子もいました。魅力ある地元で育ってきているのに、そこに残れないのは人生の選択肢を狭まれているような気がしました。

もっと多くの人が、好きな場所で働くことができて、そこで人生プランをたてたり出来たらいいのに...と思ったのが地域創生や活性化に興味を持ったきっかけでした。

また、私には2歳の子供がいることもあって、未来ある子どもたちに向けて何か出来ることはやってみたいと思っていました。

WSに向けて準備したこと

準備したことはまず、下田という都市について基本情報と課題を知ることから行いました。下田は学生のときから夏になると海目当てでよく遊びに行っていたので、馴染みのある場所でした。

下田は、海水浴だけでなくペリー来航により下田が開港場となり、現在も市内には多くの史跡が残されていることは有名です。

課題は、進む人口減少・海水浴客数の減少による観光の低迷・漁業の衰退などです。

観光地として多くの来遊客が訪れていたため、市内では宿泊業、飲食業、小売・卸売業等が経営を行ってきましたが、観光の低迷にさらに追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの深刻な影響が出ました。このような生活不安・経済困窮は、出口の見えない不安があり、より地域生活に対しても厳しい状況を強いていると思われます。

活動を通して感じたこと

生徒さんたちは、海の体験学習や市内調査体験活動を1年間通じて行っていました。

その集大成として個々にプレゼンしてもらったのですが、それぞれ下田に感じた魅力は違うようで新鮮でした。

まず、プレゼンの資料は個々でデザインが違うのでとても個性が表れていると思いました。アニメーションをうまく使っている子もいてツールの使い方に慣れている印象でした。

内容は、調査したときの実体験を中心に魅力をプレゼンしてくれたのですが、温泉施設で従業員さんにとても親切にしてもらった子、初めての川釣り体験で釣りの仕方をおじさんから丁寧に教わった子などが人の温かさをアピールしていました。

また、下田といえば海という印象が強かったですが、以外にも山菜の魅力に気付いた子もいたりして実際に足を運んで調査してみると新しい発見があることもわかりました。

もちろん下田もいいところばかりではなく、多くの人に訪れてもらうために改善できたら良いと思ったポイントもあったようでした。

「温泉に小さい子どもが楽しめるスペースがあったら良いのに」

「足の不自由な人でも川釣りができるように送迎サービスがあったら良いのに」

などとさまざまな提案をしてくれました。

中でも上手く社会問題と絡めていたのが、下田の海を汚染しているプラスチックゴミを活用したアクセサリーを販売するといった提案です。ただ海岸清掃してしまおうというだけでなく、ゴミまで活用するの発想は環境面と経済面の両方を考えられているとても良い提案だと思いました。

その他にも、下田駅近くに大きな灯台を立てて観光地とし、津波を起きたときの被災所としても活用するといった案も広い視点で考えられていると思いました。

活動を通じて得られたこと

提案に対してフィードバックをする時間が設けられるのですが、生徒さんたちによって提案の内容や完成度はもちろん差がありましたが、さまざまな側面、広い視点で物事を考えられている子が多かったです。

今回はオンラインで授業に参加したのですが、参加人数も多く生徒一人ひとりの表情を詳しく見ることはできませんでした。しかし、フィードバック者である私の顔は生徒さんにしっかり見えると思うのでなるべく無表情にならないように、怖い印象にならないように声のトーンなども工夫しました。

また、フィードバックの仕方次第で生徒たちの今後のモチベーションを左右することもあるのでなるべくたくさん褒めてあげたいと思いました。

純粋に良かったと思ったアイディアや、素直に下田の良いところをアピールしてくれた生徒さんには名指しで「〇〇がとても良かったよ!」と伝えたら、少しはにかんだ笑顔がオンライン上で見れたので私も嬉しかったです😊

自分の足で観光地に行き、自分の目で確かめ感じたことや思いついたことを提案出来るという授業は生徒さんたちにとってもよい学びになったはずですし、私自身も気づかされることが多かったです。

今後もこうした活動を続けていけたら良いなと思います。

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