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人生を“共に描く”パートナー。コンサルタントの仕事内容を大公開!<LITALICOライフ>

みなさん、こんにちは。LITALICOライフ 編集部です。この記事ではLITALICOライフの「コンサルタント職」について、詳しい仕事内容をご紹介します。

今回話をお聞かせいただいたのはこの方、金井敦司さんです!

金井 敦司(かない あつし)
・好きな行動指針は「主語は自分」
・仕事で大切にしていること:そのひとりに向き合いきる
・趣味:映画を観る、旅行にいってリフレッシュすること
・家族構成:妻、子どもは現在4歳


未来を見通すために“共に”人生を描いていく役割

ー金井さん、今日はよろしくお願いします!さっそくですが、LITALICOライフのコンサルタント職の仕事概要や役割について教えてください。

金井さん:LITALICOライフのコンサルティングは、「お子さま・ご家族のこれからの人生について考えていきたい」と思っている方に、未来の見通しを一緒に立てることをしています。

将来について、どんなことを具体的に検討していきたいかはご家庭によってさまざまです。もちろん、お父さま・お母さまご自身のこと一つとっても多様ですし、お子さまの将来の自立・就職・進路、直近の習いごとなど、そのご家族に合わせて多岐にわたる分野の支援を行っています。

LITALICOライフには事業を通じて、顧客に届けたい価値を言語化した”事業コンセプト”というものがあるのですが、僕は面談を通じてお客さまに「自分らしい人生を共に描き、そのひとりの幸せに貢献する」ことをしていきたいと思っています。

中でもポイントは「共に描く」という部分だと僕は思っています。

ライフのお客さまは今の困りごとや悩みが深く、ついつい今の目の前のことに目が行きがちで、未来のことを考えづらくなってしまいます。

僕も子育てをしているとそうですが、子どものしつけばかりに目がいってしまってなかなか先々のことを考える余裕を持てなくなることが多々あります

だからこそ、第三者のコンサルタントが

「今、何を意識して、考えていくと良いのか」
「先々のことを考えること」
「これからしたいことを改めて考え、今何をしていくのがいいのか」

を一緒に考えて整理し、共に描いていく必要性があると思っています。

ー“共に描く”ということがポイントなんですね!まだ具体的なイメージが沸かないのですが、実際にどんな業務内容なのでしょうか?

金井さん:では私たちがお客さまにどう出会い、サービスを提案するのかまでの流れをご紹介しますね。

勉強会が出会いの接点

金井さん:まずライフでは、お客さまが一番興味関心があること、今悩んでいること、解決したいと思っていることを起点に「勉強会」を開催しています。

例えば、お子さまに学習障害があることでさまざまな悩みを抱えている場合は、その悩みに沿ったテーマでの勉強会が開催されています。

参考:発達障害のある子の保護者さま向け勉強会|学習障害・LDのある子の進路選びと学校での配慮

金井さん:実際に僕も講師として勉強会をしています。今はオンライン開催が主流で、大体月に2~3回くらいの勉強会の講師を担当していますね。

ライフ全体では月に150回のセミナー開催、年間で30,000世帯のみなさんとお会いしています。

ー勉強会では、どんなことを伝えているのでしょうか?

金井さん:今の困りごとや課題に対する情報提供として、障害福祉分野についてお伝えしていきます。また合わせて、先々のライフプランを達成していくためのファイナンス関連の情報提供もします。


ーなるほど!また勉強会の講師をコンサルタントが実施しているんですね。これは必ず講師デビューが必要なのでしょうか?

金井さん:基本的には、6割~7割のコンサルタントが講師を務めています。

ただ「得意を活かしあう」というのはLITALICOライフの文化の一つでもあるので、強制ではありません。講師をしない場合には、勉強会開催のアシスタントをするコンサルタントも多いですね。

希望に応じた個別面談の実施

金井さん:勉強会に参加いただき、「個別の話を相談したい」という方に個別面談のご案内をしています。

お客さまによっても異なりますが、大体ひと世帯あたり4回~6回ほど面談をしていきます。今はほとんどオンラインで実施することが多いですね。

もちろん、希望があればオフラインで、ご自宅や近くのカフェ、ホテルのラウンジなどお客さまのご都合に合わせてお伺いすることもあります。

ー4回~6回!けっこう多い印象もあるのですが…。面談では具体的にどんなことを話しているんですか?

金井さん:それだけじっくり、お客さまと向き合う時間が取れると僕は考えています。最初のステップでは、一緒にお子さんの状況や困りごとの整理をしていきます。

例えば「お子さまが落ち着きがなく困っている」ということで悩んでいらっしゃるお客さまがいたら、逆に「落ち着いてるのはどんな環境の時か?」と一緒に考えたり、行動や気持ちのコントロールのトレーニングを行ってくれる専門の支援教室などをお伝えしたり、今の困りごとに対する解決策を一緒に考えてきます。

ーそれ以外にはどんなことを話しているのですか?

金井さん:ライフの価値は、あくまでもライフプランなので、自分の人生について“わくわくして考えたい”と思えるように、子どものことだけではなく、ご自身、ご夫婦の将来についても一緒に考えていきます。

具体的には、
「お子さまが大きくなったら何をしたい?」
「どんな人生をおくりたい?夫婦でどんなことをしたい?」など。

あくまで主体はお客さまです。

「話したい、考えたい」という、お客さま自身の「意志」がないと、前に進みません。そのため、漠然としている悩みに対して一緒に整理していくことを大切にしています。

ーなるほど。子どものことだけではなく、夫婦の人生、自分の人生についても!それは大事な視点ですね。

金井さん:そうなんです。あるご相談では、親御さんが「自分のしたいこと」をずっと我慢しているケースがありました。自分のやりたい仕事を辞めて、お子さんとの時間を取るためです。

でもその親御さんは、がんじがらめになっていました。
「子どものせいで、やりたいことができない。でも、子どものせいだと思っている自分がいやだ」と。

こんな時、コンサルタントとして一緒にそのお客さまが大切にしたいことやこれからの人生で望んでいることなどを、改めて整理をしていくことが大切だと思っています。

「それって、本当にお子さんのため?」
「自分のやりたいことは何だったのか?」
「やりたいこと、必要なことをどちらも実現する選択肢はないのか?」

やりたい仕事ができないとご相談を受けた方は、結果、希望していた仕事に就職。一人で考えると難しいと思っていたことでも、できることって必ずあります

「こういう選択肢もありますよね」を一緒に整理していくと、驚くほどお客さまの捉え方や考え方も変わっていったりもしますね。

ーコンサルタントが相談に乗る内容って、本当に多岐にわたるんですね。

金井さん:「保険」という観点だけで言えば、お金の専門家はたくさんいると思います。

でも誰にも相談してこれなかったご夫婦のこと、お金のこと、子どものこと。福祉や教育、進路・学校選び、就職・自立、そして介護まで。

これだけ多岐にわたる分野を相談できる相手は、LITALICOライフのコンサルタント職ならではだと思いますね。

具体的なサービスのご提案

ー面談を繰り返し行い、最終的にはどんなサービスの提案をするのでしょうか?

金井さん:面談中に子どもの将来設計や、自分たちの人生についての設計をしていただきます。

その将来設計を実現するために、具体的にどのような資金を準備したほうが良いか、という点で、必要な方へ保険サービスの提案をします。細かいポイントで言うと、光熱費・生活費などの見直しから、保険の見直し・新規加入、資産形成のための運用アドバイスなどまで。

また「親亡き前の自立、親亡き後」の視点も大事です。子どもが50歳、60歳になった時、経済的なサポートはどうするのか。

ご家族ごとの人生設計に伴い、加入保険の見直しや新規で契約する人の場合は具体的な商品をご提案します。

ー契約締結までは、どのくらいの期間を要するのでしょうか?

金井さん:ご家庭にもよりますが、勉強会にご参加いただき、個別面談を経て2ヶ月~4ヶ月くらいです。

もちろん「必要な場合に」なので、整理した上で「今の保険がぴったりだった」「保険加入は不要だ」というご家族には無理にご提案をすることはありません。

コンサルタントとして親御さん自身の人生にしっかり向き合うということを大事にしています。

コンサルタントの1週間は?

ー業務内容だけではなく、働き方も気になるのですが…例えば1週間、どのように過ごしていますか?

金井さん:LITALICOライフはコアタイムなしのフルフレックス制なので、自分でスケジューリングができるんです。

かなり自由に、好きな時に働き、好きな時に休むという形をとっています。

金井さん:例えば、この週で言うと平日の月曜日・水曜日を休みにしています。

土日はやはりお客さまのご希望が入ることが多いので、なるべく面談できるように空けたりもしますね。

ぶっちゃけどんな人が向いている?LITALICOライフのコンサルタント職

ー仕事内容について、なんだかイメージが沸きました!あと、ぶっちゃけどんな人がLITALICOライフのコンサルタントに向いていると思いますか?

金井さん:うーんそうですね…「ひとの人生に関心がある人」でしょうか。そのひとらしく、よりよく生きてほしいという、純粋な思いのある人が向いているのではないかなと。

お客さまはお金の話だけでなく、子どもの相談や、自分の人生の相談にも来てくださるんですよね。

保険や金融分野だけに関心がある場合は、LITALICOライフじゃなく、ほかの企業さんの方が良いかもしれません。

ーいま、LITALICOライフで働く面白さってなんでしょうか?

金井さん:事業としての観点で言えば、行政でもない、保険会社でもない、「人として向き合えるおもしろさ」みたいなものがあると思います。

ある意味、枠組みが決まってないんです。

そのご家庭に、そのひとらしく関われる。
そのご家庭にとっての最適を追求しながら人生の相談を受けることができる

また組織という観点でいえば、成長の過渡期であること。枠組みがないのはサービスだけではなく、業務一つとっても言えることです。

今回説明したのは、あくまで「今」の状態。新しい勉強会のテーマ、新しい面談の仕方もどんどん良くするために変えていける。

コンサルタント業務をしつつ、新しいサービスの領域を開発している人もいます。コンサルタントをやってるからこそ、できる事業提案もありますしね。

そんな挑戦ができる組織であり、成長フェーズだからこそ面白いんじゃないかと思います。


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