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こんにちは!LabBase FACTORYです

*この記事は2024年3月に作成された記事を一般公開用に再編集された内容となります

こんにちは!LabBase FACTORYです

このブログは、LabBaseのプロダクトグロースの永田と、同じくコミュニケーションデザイナーの小田切がお届けする、株式会社LabBaseでのプロダクト開発とビジネスの融合を目指したテーマでのブログとなります。
(元々はLabBase社内限定で発信していた社内用ブログの内容を一部変更し、一般公開した記事となっています。)

プロダクトグロース:
「LabBase就職」などのサービスを開発するプロダクトチームと、お客様の声を直接聞き、利用ニーズをプロダクトづくりに活かすプロダクトとビジネスの架け橋となる。PdMポジションの役割
コミュニケーションデザイナー:
「LabBaseが社会にとってどんな存在価値があるか?」を問い続けて、サービスをユーザーやお客様に届けるためのコミュニケーションを軸にデザインをする。代表的なものはみなさんが目に触れる、広告やWebサイト、サービス資料などのプロモーション全般に関わるデザインを担当

ご挨拶として、まずはこのブログを発信することになった背景を紹介させてください。
もともとは、コミュニケーションデザインを担当している小田切が、「*社内のプロダクトに対する目線合わせを行う」目的で、様々な部署の方たちから話しを聞き、理解したサービス開発に関わるコミュニケーション不足がないか?などの実態や課題を知るミッションからはじまりました。
(*内部のコミュニケーションデザインと呼んでいます。)

大きなメッセージ・方針は会社として発表されているものの、「営業やCS、マーケティングなどの販売する側とプロダクトをつくる開発側とで、それぞれ現場レベルだと提供サービスの理想的な使われ方や今後の改善方針をどう捉えてお客さまに伝わっているか?」「実は○○○な事情があり、理想通りには言っていない...」など実態としてどうなっているのか?を知りたいと思い、内部のコミュニケーションデザインに取り組む動きをしています。

たくさんの方たちと話す中で、プロダクトグロースの永田も僕と似た目的でプロダクトへのフィードバックをまとめ、開発ロードマップに反映されるよう提案を進めていたことを知りました。その内容がとても良く、双方向の理解につながる一歩だと感じたので、協力しながら社内へのメッセージ発信をしていこうとなり今回の記事を作ることになりました。

プロダクトグロースの活動をインタビュー

まずご紹介したいのは、永田さんが社内で沢山の方にヒアリングをし、LabBase就職を使うお客さまたちの声を受けてCSチームのメンバーが「今後のプロダクトがどうあるべきか?」を考えた意見をまとめてくれていた内容です。

CSの役割
LabBase就職の導入支援〜活用促進を行うだけでなく、利用企業様が採用成功するように伴走する業務を担当
  • CSチームメンバーにヒアリングした内容

そこに永田さん個人としてのプロダクトへの理想も乗せて、今後の開発ロードマップに載せる提案内容を見た時、CSチームのメンバーがプロダクトに対してどう思っているか?お客さまからの声を聴き事情を考慮した上での実態、理想とのギャップ、今後への期待とが凝縮されたものだと感じました。

これはLabBaseに限らずですが、開発とビジネスの間で囁かれる声として、「フィードバックを出したが反映されなかった。その理由もよくわからない...」「初めの頃は声をあげたが開発側でどう捉えられて、その後のリアクションがなく段々声を出すことをやめてしまった...」といったものがあります。

実際には情報は発せられていても伝わってなかったり、ビジネス側でも忙しさから開発情報をキャッチアップし切れない事情があることも部署横断してのヒアリングからわかっています。
こうした背景から、特定の部署や人・体制などが問題なのではなく「コミュニケーションが円滑に進む流れがない」という考えにいたり、1つのトライとしてまずはこのLabBase Factoryという記事で声を上げることを取り組みとして知ってもらいたいと考えています。

それでは、今回なぜプロダクトグロースとして永田さんがどのような思いを持ち、CSメンバーの声を集めたか、今後どうなって欲しいのか?などをインタビュー形式で聞いていきましょう。

LabBase就職のVOC〜プロダクトフィードバックへ

LabBase就職の改善要望についてCS各チームに各部署インタビューを行なったのはVoC( お客さまの声を集めプロダクトフィードバックにつなげる)を活かす取り組みだと思いますが、実際に進めてきた中での感想など教えて欲しいです。

CS組織は流動性が高く、今いるメンバーがどんな課題を強く感じているのか?を集めるために行いました。最終的にはVoCをプロダクト開発に活かすというところがゴールになるイメージですが、「この要望、ずっと昔からもらっているよね」とか「やっぱりこれって色んなチームから上がっているので大事だよね」という量やどれくらい熱望されているのか、を可視化して「課題の重さを伝えたい!」が強かった気がします。

CS各チームからたくさんの声をもらえたと思いますが、いくつかにまとめるとどんな内容になるんですか?

多人数(多部署)で使えるプロダクトにしてほしい・スカウトを迷わず簡単に打てるプロダクトにしてほしい
 この2大巨頭かなと思います。
 あともう1つ追加するとしたら、サービスとしての利便性を高めてほしい(ATS連携・スマホ対応)もあるかなと!

なるほど、大きな方向性が見えてるのはいいです。そのうち今後のプロダクトロードマップに反映されそうなものはありますか?

先程列挙した全ての要望に対して、施策がロードマップに組み込まれていると思います。
特に「多人数(多部署)で使えるプロダクトになってほしい」という部分は、LabBaseとしても推奨していきたい「現場利用・ジョブマッチ」という概念にも必要不可欠なので、特に力をいれていきたいと思っているポイントです!

プロダクトフィードバックが採用されないと感じてしまう?

要望を伝える中で、プロダクト側として応えられないものはどのような意見で、ビジネス側のメンバーが改善案を採用されないと感じてしまう?についてはどう思いますか?

「プロダクトとしてどういう価値をユーザーに届けていきたいか」の軸によると考えています。弊社でいうと、ユーザーは企業の採用に関わる方だけでなく学生もいらっしゃいます。
双方に対してどういう価値を届けたいのか、という部分を加味して開発を進めていく必要があると考えているため、なかなか一方のニーズをそのままその形で叶えるということが難しい場面もあるのではないかなと考えています。肝心なのは、その理由や背景を説明する責任をプロダクト側が果たしていけるかどうか?だと思います。

そうだったんですね。お客さまの声・実情とその一方でやはりLabBaseを信頼し使ってくれるユーザーがいる。そこに向けたプロダクトの理想を目指すための判断軸がどう調和していけるか?をより実現可能性も踏まえて考えていきたいですね。
CS各チームの声を聞いて、永田さんはどう思いましたか?

やっぱりそうだよねって思いました笑
自分が今までプロダクトへのフィードバックをで上げてきた意見と同じようなものも多かったし、顧客対応をしていて共感できる部分が多かったです。

では、プロダクトチームにフィードバックを反映した時の反応はどうでしたか?
またその過程で思ったことがあれば知りたいです。

CTO・テックリード・UIUXデザイナーの議論する場面に土台として使っていただけたと聞きました!今までも要望は都度都度上がっていて、そこを改めて可視化できた点は良かったのかなと個人的に思っています。

今後の開発ロードマップへの期待

今後の開発ロードマップやその元になる開発ストーリーに関してネガティブ/ポジティブそれぞれで感想を教えてください。

まずネガティブな感想でいうと、「規模感の大きくない企業や学生に知られる機会が少ないBtoBの企業は勝ちづらくなるんじゃないか?」と直感的に感じました。学生が応募を積極的に行う企業とそうでない企業に二分化されてしまい、成果に繋がらないまま利用を終えてしまわれるのではないか?が心配です。また、学生にとっても受け取るスカウト数が減る可能性もあるため、その点も懸念かなと思います。

一方でポジティブな感想でいうと、忙しい人事の方の味方となるツールになれるのでは?という期待があります。応募以外にもAIを用いたレコメンドやサポート機能、ATS連携など従来のLabBaseになかった価値が増えるので!学生にとっても能動的なアクションも取れるようになるので、企業からのアプローチを待つことなく行動できる点がうまく作用する可能性もあるかなと思っています!

ネガティブなところでも語っていただいたサービスの中心が「応募型になる」ことをの不安は重要ポイント思い、もっと掘り下げたいです。
応募型の場合、企業規模によって有利・不利のような構図が生まれてしまう懸念があると。

ただ現状を見ると、LabBase就職を利用してる学生の動きとしても「ただスカウトを待っている」でなく「企業を積極的に探す・アプローチをする」に変わってきていますね。
一方で、ご利用企業さんに今まで「スカウト打ちましょう」と伝えてきたのを「学生に最も適したジョブをマッチングしやすいように掲載情報出していきましょう」と提案はするが、採用広報に時間を割くことがどれぐらいできるか?その難しさがわかってる分懸念もあるのかなと。

「企業名でなく職種の詳細やキャリアなどからジョブに対してアクションしてもらう」ことをプロダクトの新たな成功指標として目指していかないとならない。
ここの転換は今の採用市場の動きとしては必然な気もしますが、サービスのコンセプトが大きく転換することで、不安に思うお客さんに対して救済措置のようなものはできないか?などは気になっています。

めちゃくちゃそうだな〜〜〜〜と思います。特に工数が無い中でも「興味あり」を頑張って学生にたくさんスカウトを送って成果に繋げていた企業様からすると、「今までの頑張り方では成果が出せない」ということになるので、正直お客さんに伝えるのドキドキします。
ただ、もっと広い目線で見た時に果たして、「学生に対する興味あり」を送信することをたくさん頑張ってもらうのが、企業さんにとって正しい頑張り方だったのか?という問いもあるなと思ってて。
「興味あり」という機能が、企業にとっても学生にとってももっと「プレミアムなもの」になるチャンスでもあるのかなと。
プロダクトの進化の方向性次第では、
「学生にとっても企業にとっても嬉しい、良い体験を届けられる可能性がある」と考えてるので、そこはプロダクトやCSの提案の腕の見せどころだったりするかもしれないですね。

学生のニーズや動き方の変化に対して企業側がどういうアピールをしていくか?プロダクトを通して転換していく。そのためにはまずLabBaseがお客様がどう動けば良いか?なぜやる必要があるのか?を納得感が持てて進められるサービスにならなくてはですね。
とは言え、「スカウトが全くなくなるのではなく」使い所として応募機能ではリーチし切れないユーザーに対してもっとプレミアムな価値として提供できるのでは?DR採用の新たな可能性として考えていけるかなとも思います。そして、スカウトをサービスの1つの機能として、それを伝えるCSやマーケティング、営業などビジネス側としても協力しコミュニケーションデザイナーも一緒に考えていきたいと思いました。

さて、一旦ここまででプロダクトグロース永田さんへのインタビュー対談は終了となります。

メッセージ

さて、今回「VOC〜プロダクトフィードバック」をテーマに話したプロダクトグロース永田さんのインタビュー対談はいかがでしたでしょうか?

こうした記事が、当初の目的にあった「プロダクト開発〜販売・導入に関わる社内の目線合わせ」に適い、円滑に進む流れを生み出す1つのきっかけにできれば、という想いです。
読んでくださった方が少しでも「自分たちが扱っているサービスはどう変わっていくべきか?」「よりお客さまやユーザーに価値提供するため裏側でこんなことがあるのか...」など感想や考えるきっかけになってもらえるとうれしいです。

それはまた。

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