成長マインドセット
『成長マインドセット』著:吉田行宏の公式ウェブサイト
https://growth-mindset.jp/
こんにちは!九州大学大学院総合理工学府修士2年の大野雅志です!
現在、理系就活サービスLabBaseを運営している株式会社POLでインターンをしています。
まず始めに私の仕事内容について説明します。POLは北海道から九州まで全国規模のインターン組織を有しており、一人一人が学生ユーザーへLabBaseを広めるために動いています。私はそのインターン組織のリーダーとして、マーケティング施策を考えたり、メンバーの成長を手助けしたりする役目を担っています。
最近は、とてもありがたいことに「私の成長速度が凄まじい」と褒めて頂ける機会が増えてきました。しかし、一時期はPOLを辞めたいと思うほど挫折を味わっていました。
そこで、今回は私がどういう過程を経て、挫折を乗り越え、全国規模のインターン組織のリーダーになったのかをお話ししたいと思います。その過程を、低迷期、成長期①、成長期②の3つに分けて説明していきます。
まず、低迷期からお話しします。
私は2017年10月からPOLに入りました。研究留学を通して、理系の研究環境に対して問題意識を持つようになり、「研究者がより活躍できる環境をつくる」というPOLのビジョンに強く共感したためです。
最初は自社サービスを広めるための研究室訪問をしたり、九州拠点のリーダーとして拠点の方針を考えたりしていました。
しかし、理系の中でも忙しい学年(修士1年)だったことやサークル活動をしていたこともあり、学生生活とPOLの仕事を両立することに困難を感じていました。
その際、「このままではPOLで価値を発揮できない」と感じていたのが本音で、「周りに迷惑をかけずにPOLを辞めるにはどうしたら良いだろう?」とネガティブなことばかり考えて過ごしていました。いわゆる挫折です。
次に、その挫折から抜け出した成長期①についてお話しします。大きなきっかけは2つありました。
まず、「成長マインドセット」という本にあった「悩みブレーキを外す」という考え方に出会った事です。成長マインドセットはPOLの取締役で、ガリバー(現 株式会社IDOM)のNo.2として活躍していた吉田行宏さんの本です。
この本の試作版を読ませて頂いた際に、上記の考え方がとても心に響き、
悩みながらストレスを抱えているより、自分に出来ることをしたほうがスッキリするし、早く研究者が活躍できる環境をつくるのに貢献できるんじゃないか
環境のせいにせずに、当事者としてPOLで価値を発揮するために何ができるか考えよう
同学年で同じ理系にもかかわらず、九州拠点立ち上げをやり切った原田大輔君のように覚悟を決めて全力を出したい
と思うようになりました。
そこで、理想の実現を妨げている心理的なブレーキを認識するために、日記という形で自分の中の負の感情とその対策の言語化を続けました。
その結果として、不安・トラウマ・自己中心的な考えと1つ1つ向き合えるようになり、時間の経過とともに心理的なブレーキが外れていきました。
もう一つのきっかけは、全国インターンが船橋に集まって開催された合宿において、学生リーダーの橋本光君の、成長スピード加速のための戦略を目の当たりにした事です。
その強い成長意欲に圧倒され、早速、彼が実践していたSHOWROOM株式会社・社長の前田裕二さんのノート術を用いて、日々の振り返りを行いました。
(実際のノート)
このノート術のおかげで、以前より深い学びを得ることができ、課題の解決策も見つけ易くなりました。
以上の2つの出来事をきっかけとして、以前よりも積極的に前向きな気持ちで業務に取り組めるようになり、全国のインターン拠点を統括するリーダーも任されるようになりました。
その成果としては
・3月九州拠点による学生ユーザー獲得数1位
・3月4月全国学生ユーザー獲得数目標達成
を果たすことができました。
次に、私自身の成長が加速したと感じる、成長期②についてお話しします。
この時期から、九州拠点リーダーを後輩に任せ、私は全国のリーダーとして本腰を入れることにしました。この時期に自身の成長がさらに加速したきっかけは2つあります。
まず成長マインドセットを再読して、「自分軸アクセル」の章を参考に、自分の人生におけるミッションやビジョンを定めました。
ミッション: 目指すこととして「世界をより幸福にする」こと
ビジョン:実現したいこととして「人々の生活を豊かにするサービスを届ける&共に働く人の幸せや成長をサポートする」こと
以上が、現時点での私の軸です。
それに従い、学生リーダーとしてメンバーに行動指針を示しながら、効果的にサービスを成長させることとメンバーが楽しみながら成長できる機会をつくることを目指しました。
結果として、意思決定の軸が明確になることで迷いがなくなったり、努力する意義を見失わなくなったりしました。
もう一つのきっかけは「大谷翔平 86のメッセージ」という本です。
大谷翔平さんがダルビッシュ有さんをメンターとして、藤浪晋太郎さんをライバルとして決めたように、橋本くんをメンターとして、同じ全国組織のリーダー・岸本さんをライバルとして決めました。
これが成長意欲をさらに掻き立てていきました。
こうして「上手く辞めるにはどうしたらいいか」と考えていた僕は「理系院生を最も理解している自分が理系就活サービスLabBaseの成長に最も貢献する」「POL内の理系インターンのキャリアモデルとして活躍する」と情熱を持つようになりました。
負の感情を克服するときなど痛みはありますが、今の僕はその成長痛をポジティブに捉えることが出来ています。
それは僕を、POLメンバーを、理系学生を、世界を幸福にするために必要なことだから。
僕と一緒にPOLでより成長しませんか?