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あえて選んだ逆張りのキャリア!ここ以上はない、自分に合ったHubbleという場所。

「契約をデザインし、合理化する」

をミッションに掲げるHubbleをより多くの人に知っていただくため、これから定期的に社員インタビュー記事を掲載していきます。どんな会社なのか、どんな社員が働いているのか等を知るための、一つの材料にしていただければ幸いです。

今回のインタビューは、2021年4月よりHubbleで働く渡邊です。

◆自己紹介をお願いします。

Hubbleカスタマーサクセスチームの渡邊です!
社内では下の名前で「しょうご」と呼んでもらっています。 今年の春に大学を卒業して、武藤と一緒にHubble初の「新卒」として入社しました。


◆どんな学生生活でしたか?

好きなこと、興味のあることに没頭していました。

まずなにより自分は文学や芸術全般が大好きで、時間を見つけては好きな小説家の作品に耽ったり、古今東西の文豪の作品を読み漁ったりしていました。自分でちょっと真似事をしてみたりもして…。

たぶんハマったことはとことんやってみたくなるタチで、好きな作品の背景をより理解するために色々な学問分野を勉強したり、海外作品を味わうために外国語を学んでみたりもしました。

あとはたとえば、好きなお店のコーヒーやお酒の味を自分でも再現するために、道具や素材をそろえて試行錯誤してみたり(笑)


*自宅本棚の一角。好きな小説家の作品がズラリと並ぶ。


◆大学はどうして法学部に入ったんですか?

仕事として何をするかと考えたときに、入学当初は「社会課題をいかに公共政策で解決するか」ということに興味を持っていました。ちょうど自分が学生になる頃は、安全保障や社会保障政策に関してホットなニュースが絶えない時期で、その影響もあったと思います。そうした理由で、大学では政治学・政策や法学を勉強しようと思い法学部(文科一類)に入りました。1〜2年の頃は「学生が政策立案をする」という活動をしている学生団体で、政治家や官僚や研究者の方々と密にお話をさせていただいたりもしました。


*学生団体GEILで「学生のための政策立案コンテスト」を主催していた時。


しかし、霞ヶ関の実際を見聞きするにつけ、意欲はむしろ削がれていきました…。スマートに働きながら、政策立案から実効的な社会実装まで持っていく現実的なイメージがなかなか描けなかったんです。このあと出会っていくスタートアップの現場と比べたときにも、自分には合わないかなという結論に至りました。


◆そうだったんですね。その後はどうしたんですか?

大学3年になる頃、知り合いに誘われて教育分野のスタートアップで長期インターンを始めました。主なKPIを任せてもらってデータから打ち手を立案したり、渉外の重要会議に同席したりなど、恵まれた機会を沢山いただいて刺激の多い日々でした。


*マナボ(当時)の長期インターンでデータの収集と検証をしていた頃。


何より衝撃的だったのは、スタートアップにおけるビジネスの加速度的な成長と、起業家が社会に対峙する姿勢の部分です。未来はこうなっていく、こうしていきたいといった思いのもと、ヒトやカネをダイナミックに動かして目まぐるしいスピードで社会に実装し、会社も急激に大きくなっていく。自分がやりたいのはこれだと直感的にピンときましたね。

そのインターンを卒業したあとは、独学でプログラミングも習得して、ソフトウェアエンジニアとしていくつかの企業案件やスタートアップでの開発に携わらせてもらいました。


◆なぜHubbleに入社しようと決めたんですか?

そういった経緯があったので、前提にはやはりスタートアップのエコシステムに身を置きたいという思いがありました。その中でHubbleに来た理由は、大きく2つあります。

まず、Hubbleの「契約」や「法務」に対する進歩的なスタンスに惹かれたという点です。

大学で法学を勉強する中で面白かったのが、現代で「法」の役割をどう捉えるか、という話です。たしかに「規制」的な役割は必要だし、社会の変化に追随して法が整備されていく「Law Lag(法の遅れ)」も一定程度はあり続ける。一方で「法」を社会をデザインする「道具」として捉える、つまり法的な仕組みの設計次第でイノベーションや創作活動を促進できるという考え方もあることを知りました。特に水野佑先生の『法のデザイン』が実例も交えてそうした「リーガルデザイン」を説かれていて、目からウロコでした。

Hubbleの事業の1つである「OneNDA」はまさに「企業間の契約を再デザインして、ビジネスをフェアでスピーディにする」プロジェクトですし、メイン事業である「Hubble」も根底には「法務や契約を合理化するところから、ビジネスをなめらかにする」といったテーマがあると知り、面白そうだなと思いました。


*Hubbleが進める統一のNDA「OneNDA」。

◆もう1つの理由は何ですか?

チームで作業をするときの非効率をHubbleが解決しようとしているところへの共感です。 ソフトウェアエンジニアって、書いたソースコードをバージョン管理して、その差分をコミット・プルリクエストといった形で共有したり、レビューを依頼したりするじゃないですか。そうすることによって、いつ誰がどうしてどのような変更を加えたのかが残り、コミュニケーションもスムーズにできるからです。ツールとしてはGitやGitHubが有名かと思います。

一方でビジネス文書の世界では、Word文書やメールのコメントをやり取りする中で、どれがどのバージョンなのかわからなくなったり、いつ誰がどこを変更したのかが残っていかなかったりして、せっかくの知的生産活動の過程が活用されない、というもったいなさを感じていました。同じドキュメントなのにバージョンごとに違うファイルが生成されて、メールやチャットで送られてきたりしますよね。本当によくないなぁといつも思います(笑)。学生団体で皆で1つの資料を作っていたときもそうでした。

実は、自分が知った頃、Hubbleは「契約書版のGitHub」として打ち出していたんです。まずそこで「おおっ?!」と思い、実際にフリートライアルでも使ってみたらすごく便利で、これは世の中に広めたいと素直に思いました。今はもっと色々と便利になっているので、これを読んだ方はぜひ一度使ってみて欲しいです(笑)


*最初に出した契約書版GitHubのローンチの写真。今とはだいぶ変わっています。


◆なるほど。そういう点からもHubbleに興味を持ったんですね!

話が長くてすみません…(笑)。色々と話しましたが、Hubbleという会社に入った理由は、自分が興味や問題意識を抱いていたことを事業としてやっているスタートアップが、ここ以上にないと思ったからです。

そして何より、創業者のお三方と面談でこうしたお話をしたときに、この方々と一緒にやっていったら面白い世界が見られるかもしれないとワクワクして、頑張っていけるイメージが持てたからです。入社してしばらく経ちましたが、その思いはさらに強くなっています。


*入社当日、Hubbleの創業者3名と。左から藤井(CTO)、渡邊、早川(CEO)、酒井(CLO・弁護士)


◆ぴったりな会社に出会えたということですね。それでも、新卒でスタートアップに飛び込むことに対して不安はありませんでしたか?

たしかに、大学同期の大多数は大企業や官公庁・法曹等をファーストキャリアとして選んでいきました。その意味では「逆張り」だという自覚はありますが、「不安」はないですね。

やはり自分には合った環境だと思えているし、チームも強力なメンバー揃いなので自分も貢献するために必死で、不安を感じているどころではないというのが正直なところです(笑)


◆Hubbleではどんなことをしているのですか?

カスタマーサクセス(CS)チームとして、ユーザーの皆さんにいかにHubbleを使いこなして成果を継続的に実感してもらうか、というところをやっています。

Hubbleは企業の業務フローに入っていくサービスなので、各社各様の法務業務に合わせて真価を引き出してもらう必要があります。カスタマーサクセスと言いつつ、いわば”法務DXコンサル”のように立ち回る場面も多いです。

お客様と対峙する際はもちろん、そこで感じたことをセールスやプロダクトチームに還元していくとき特に、僕たちのようなSaaSを手がける企業にとって、CSがいかに決定的なポジションかを痛感します。


*毎月発行している、Hubbleの更新情報を届けるレポート。ちなみにこの原稿作成もHubbleで行っているそう。


◆今後Hubbleではどんなことをしていきたいですか?

そもそもCSチームに振ってもらったのは、学生時代にプログラミングやBIの構築に携わっていた経験を生かせると期待してもらったからなので、今後はその方面も強化していきます。日々サービスに蓄積するデータを活用するのはSaaSの醍醐味とも言えるところで、楽しいですね。

またスタートアップとして当然どのメンバーも会社全体の目線で動くことが求められるので、そのレベルでの貢献も少しでも増やせるよう日々精進していきます。


◆Hubbleはどんな会社ですか?

各メンバーの仕事への取り組み方が最高な会社だと思います!

全員が事業の成功という1点のみに集中していて、そのために必要と考えれば当然忌揮なく意見を出すし、同時に互いへの敬意をしっかり表しながら、最終的には明るく前向きに対話する流れが常にあると感じます。ここはCEOの早川はじめ、どのメンバーも意識的に大事にしていることだと思います。

あとは皆んな、いい意味で「オープン」なカルチャーが好きだったり、合理的な働き方に敏感だったりと、風通しのいい、爽やかな空気が常にあって、本当に働きやすいです。


*社内でCEO早川を交えたミーティングの風景。


◆どんな方がHubbleに向いていると思いますか?

法務に関わるバックグラウンドをお持ちの方が活躍できるのは間違いないと思います。Hubbleのコアなお客様となるのは法務に携わる方々なので、その辺りの理解や問題意識が死活的に重要です。

実際、社内の弁護士や企業法務出身者はどの職種からも「引っ張り凧」的な存在になっています。

他方で、リーガル出身かを問わず、実際にメンバーと喋ってみてこの人たちと働きたいと感じた方にもぜひ来てほしいです。何よりまずきっと、僕も大好きなCEO早川の人柄に惹かれると思うので、できれば一度話してみて欲しいです!(笑)


◆最後にひとことお願いします!

長くなって本当にすみませんでした(笑)。普段あまりこういう個人的な話をしないので、ついつい色々盛り込もうと気合が入りすぎちゃいました…(笑)

そうですね…人によって様々な人生の歩み方があることが積極的にヨシとされる風潮だと思いますが、自分にとっては逆にどういう軸で考えたらいいのか見えなくなる要因にもなって、広がる海を前に茫然とするような気分になる時期もありました。でも、どういう道をとっても必ず「選んだ選択肢を正解にしていく努力」は不可欠だなと思ったとき、であれば「全力を注げる環境に身を置きたい」と考えるようになりました。Hubbleという、今の自分にとってのそういう環境に巡り会えたことを励みに、これからも頑張っていきます!


ぜひ、仲間をお待ちしてます!

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