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Hubble早川晋平が語る「リーガル領域にもたらしたい新しい価値と体験」

こんにちは!Hubbleの採用支援をさせていただいております山根と申します!

Hubbleは、2018年12月に「Infinity Ventures Summit 2018 Winter Kanazawa」で開催された「IVS Launch Pad」のファイナリストとして登壇しています。

今、リーガル業界注目ツール「Hubble」の今後の事業戦略や、プロダクトにかける想いなど、代表の早川さんにお話いただきました!

では、ご覧ください。


◆Hubbleの開発背景について教えてください。

Hubbleのアイデアは、当時の顧問弁護士で、現CLO(最高法務責任者)である酒井さんとのブレストから生まれました。

仕事で契約書のやり取りをする人は経験したことがあると思いますが、Wordファイルをメールに添付して、先方に送信。返ってきたメールのファイルをダウンロードして、編集。編集後「名前をつけて保存」して、添付する。これが何回も続きます。あれ、結構面倒ですよね?そんなことしているうちに、無数のファイルがデスクトップに溜まっていくということが起きます。(笑)そして、無駄に時間もかかる!(笑)
あれって本当に苦痛だし、なんか楽しさがないと思うんですよね。

酒井さんをはじめとする、弁護士や法務のみなさんの皆さんって僕らの100倍苦労しているんですよ。

【これが本当の最終】〇〇契約書_20181201のコピー.docx

みたいなファイル名があって、どれが最新?っていうことも結構ある。

そこで、僕と克也さん(CTOの藤井)はビジネスサイドの人でも簡単に操作ができ、Wordが使えるGitHubのような仕組みがあれば、と考えたのです。そして、2017年の12月にアイディアが誕生し、2018年から本格的に開発をスタートさせました。

◆Hubbleはどのような思想のでサービス開発を進めていくのでしょうか?

Hubbleが目指す世界観は今まで苦痛だったバージョン管理や契約書のやりとりを効率化し、かつ楽しく、なぜか情報が蓄積され、それが知らないうちにチームメンバーの役に立つ、そんな循環を作っていくことです。
そして、Hubbleをもっと知りたい、使いこなしたい!とユーザに思ってもらえるような、愛嬌があるサービスを目指したいんです。

わかりやすいところで言えば、Slackですね。Slackは何十年も続いていたメール文化を変えました。メールでは考えにくかった「コーヒーいる人?」みたいなカジュアルな会話がどんどん生まれていますよね。しかもその会話に対して好きなスタンプを押したりと、新たなコミュニケーションの形が生まれています。

そして、「もっとSlack使いこなしたい」という謎の欲求も生まれ、スタンプをカスタマイズしたり、アプリケーションと連携したりと、だんだん楽しくなってきますよね?
仕事とプライベートの切り替えがしづらい現代においてあの感覚はとても大事だと思っています。

つまり、ITサービスには機能やシンプルさに加え、「愛嬌」が重要だと思うのです。愛嬌があれば「使っていて楽しい」と思えます。「業務連絡をして楽しい」「情報共有をして楽しい」という感覚を与えることが、重要なのだと思っています。


◆今後のプロダクト戦略を教えてください。

僕は3つのことが大事だと思っています。

一つは、「他サービスとの連携」です。
当たり前ですが、サービスをしっかり使ってもらうことが大事だと思っています。
そのために、今市場において使われているサービスとの連携を進めています。SlackやChatwork、電子契約のクラウドサインなどです。他社製品とシームレスに連携することは事業方針の1つです。

二つめは「デザイン」です。
先ほど申し上げましたが、Hubbleは「デザイン」に力を入れていきたいと考えています。Hubbleは毎日、結構な頻度で使ってもらえるサービスです。なので、使っていてストレスを感じない、ということが非常に大事です。
また、Hubble上では契約書という超重要で緊張感のある仕事が行われます。だからこそ、「ドキュメント業務の楽しさ」に気づいてもらえるように、デザインしていきたいと思っています。デザインの力によって「使っていて楽しい」という実感や、愛着を持っていただくことが、この業界でブレイクスルーするためのポイントだと僕は思っています。

最後に戦略とはちょっとズレるかもしれませんが、「自分たちがユーザであること」だと思っています。僕は、Hubbleが心から好きですし、もっと使いこないしたい!って本気で思っています。
だから誰よりも改善要望出して、誰よりも大きな夢を描いています。

あとは自分が本当に良いと思っているから、お客様に「売る」のではなく、「勧める」のです。(笑)
「Hubble使った方が、もっと早く、正確にコミュニケーションが取れますよ!そして無理なく貯めた情報が、他の誰かの役に立つ、そんな循環を一緒に作りましょうよ。」って。
自分が好きなサービスをお客様と一緒に体験して改善して、もっともっと良くしていく。
これは戦略とかではなく、なんか幸せなんです。

◆将来的な事業構想を聞かせてください。

2019年、Hubbleは、大きい資金調達をする予定です。
プロダクトもかなり伸びてきています。そしてまだまだ色々仕込んでいます。
プロダクトの成長に、組織の成長が負けないように、良いチームを作り、そしてプロダクトももっと成長させます。また、将来的には海外には進出していきたいですね。
GoogleのLaunchpadで海外のシリアルアントレプレナに「アメリカの方がWord文化すごいし、バージョン管理のために、オンプレで高いシステムいれてるよ。」と言われたんです。プロダクトとしても海外展開はそこまで難しいものではないと思っており、調査を続けているところです。


◆最後に、このインタビューを見て頂いている方へのメッセージをよろしくお願い致します。

チームのメンバー一人一人が、人生の貴重な時間を投資して、今あえてチームを組み、勝つために戦っている。だから全員に本気のコミットを求めます。そして、みんなで成功したい。もし、仮に失敗しても、「このメンバーで失敗してもしょうがなかったよね」と笑えるくらいの体験をみんなでしていきたい。

自分たちの価値観、作っているプロダクトを信じてくれる人が社内外でどんどん増えるのを実感できるのは、今だけかもしれません。ぜひ、僕が考えていること、チームの考え、そして何よりHubbleへの思いを理解し、共感いただけた方は、ぜひ一緒に未来を作っていきたいです。

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