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入社後いきなりリモート勤務が始まった、新卒エンジニアのリアル

こんにちは。Gunosy採用担当の田中です。
今回は、今年新卒で入社したエンジニア4名に、リモートでの働き方についてリアルな声を聞いてみました。

田辺さん(左後)/Gunosy Tech Lab BI
大学時代は基幹理工学部の理工学部を専攻。そのまま大学院に進み、情報系の研究室に入る。2019年、Gunosyのサマーインターンに参加。その後、選考インターンを経て2021年4月に新卒入社。入社前からマーケティングに興味があることをアピールしており、現在はBIチームでマーケティング関連のデータ分析と、投資効果を調査する業務を担当している。

山田さん(右後)/広告技術部 Gunosy Ads
大学院にて自然言語処理について学び、ニュース見出しの自動生成について研究。2021年4月に新卒入社後は、ソフトウェア開発の技術を磨くため、広告技術部にてサーバーサイドエンジニアとして広告配信APIや管理画面の開発に従事。最近は管理画面のシステム移行を担当している。

楠さん(左前)/Gunosy Tech Lab DR & MLOps
大学院にて「Wi-Fiを用いた屋内モバイル位置推定システムの実現」について研究しており、Gunosyの、情報社会の課題をデータとアルゴリズムの力で解決していくという理念に共感。機械学習・BIの基礎となるビッグデータ基盤の開発・運用に携わりたいと思い、2021年4月に新卒入社。現在は全社のデータ基盤やインフラ構築に携わっている。

大竹さん(右前)/Gunosy Tech Lab Media ML
大学院では自然言語処理の研究室に所属し、物語の類似性尺度などを研究していた。人と物語(コンテンツ)を結びつける仕事に就きたいと考えており、Gunosyとは逆求人イベントで出会い「情報を世界中の人に最適に届ける」というミッションに共感。2021年4月に新卒入社し、現在はグノシーアプリに表示されるニュース記事リストを生成するアルゴリズムの開発に携わっている。

-入社後の新卒研修もオンラインでしたが、どのようなことをやりましたか?

山田:外部の講師の方からの研修が一週間ぐらいありましたが、名刺の渡し方とかのビジネスマナーだけでなく、ロジックツリーの考え方やコミュニケーションの基礎についても学びました。あとはオンラインコミュニケーションならではで言うと、上司とSlackでやりとりする際に気をつけるべきことなどもテーマにありました。

大竹:毎回新卒メンバーでグループ分けされたセッションをやっていたので、そこでビジネス職の同期とも交流できていました。あとは研修が始まる前に、人事の高松さんがアイスブレイクのコンテンツをいくつか用意してくださっていて、他己紹介とかあだ名を付け合うとかやっていましたね。そこでもビジネス職のメンバーとも交流ができたので良かったです。
他にはマネージャーの皆さんから、各部署ごとに何をやっているのか、目標は何か、という紹介をしていただいたのはビジネスサイドを知る上で非常に参考になりました。逆にビジネス職のメンバーも、エンジニアがどういうことをやっているのか相互理解になったかと思います。

-入社後、リモート勤務のやりづらさはありましたか?

田辺:研究室だとそこまで大人数になることはなかったのですが、オンラインで繋ぐ人数が5人以上になると、会話が被ってしまわないように話すのが難しかったです。その後オンラインでの全社朝会とか勉強会とか大人数が集まる場に参加してみると、Slack上にその会についてワイワイ話すチャンネルやスレッドがあるんです。そこで質問したり大事なポイントが文字に残されていたりしたので、オンラインで繋ぎつつテキストで発言する工夫を学びました。

山田:自分はテキストコミュニケーションが得意ではないので、メンターや上司に質問したいときに、問題の背景を言語化して説明するまで時間がかかっていたんですね。そういうときに、Slackのハドルミーティングとか通話機能を利用して聞いてもらっていいよ!と言っていただけて。テキストだけでなく音声でもコミュニケーションを取るようになりました。テキストと違って、コールを鳴らすのは相手の時間を奪ってしまうとハードル高く感じていたのですが、質問しやすい雰囲気を先輩がつくってくれたのでありがたかったです。

-チームによって、リモートのコミュニケーションで工夫されている点はありますか?

田辺:BIチームは「プチョヘンザタイム」というのがあります。毎日決まった時間にSlackチャンネル内でbotから「プチョヘンザ!」という通知がされて、そのタイミングでメンバーがそれぞれ何をやっていて、何に困っているかを挙げる時間なんですけど。こんなこと聞いて大丈夫かな…という些細なことでも、あえて決まった時間に通知がされることで、質問をする心理的ハードルが下がる気がしますね。たまに「好きなお寿司のネタを書いてください」というメッセージが来ることもあって(笑)そのタイミングで質問とかがなくても、カジュアルにチーム内で交流できる場になっていますし、メンバーの人となりをさらに知ることができるので良いですね。
あとは1on1が元々週1だったのを「もっと入れて欲しいです!」とお願いして、時間を15分に短縮して週3に増やしてもらい、技術的な部分は都度そこで聞けています。

楠:DREチームにも「プチョヘンザタイム」があって、一日一回、14時のタイミングに通知が鳴るようになっています。そのスレッドは午後以降ずっと動いている気がしますね。そこに挙がった課題を解決していくやりとりがされていて、あとで見返すこともできるので助かっています。
チームの文化としては、朝会の中で時間をかけてタスクの進め方を明確にして疑問を解消しておくことで、あとは実際にタスクをやるだけの状態にして、具体的に何をやったらいいか迷わないようにみんなで意識しています。
あとは、入社して半年ぐらいは「ペアプロの会」という、メンターと週2回、毎回1時間程度一緒に作業をする時間を取っていましたね。音声は繋ぎっぱなしで、自分の画面を共有して常に先輩が作業の様子を見られるようになっているので、いつでも質問しやすい状態でした。共有を切り替えれば先輩の画面を見ることもできるので、どんなツールを使っているのかであったり、効率的な作業の進め方といったことも実際に見ることができて、勉強になりました。

山田:僕も入社一ヶ月ぐらいはペアプログラミングがあって、先輩とテキストエディタを共有して、プログラムの書き方を学んでいました。
あと1on1はメンターと週2回、マネージャーと月1回、リードエンジニアと月1回やっていて、実施時間や頻度については柔軟に調整してもらえています。リモート勤務だとプライベートの話をする場がほとんどなく1on1がかなり貴重な場だと思っていて、自分でアジェンダを作っているのですが、あえて「雑談」という項目も入れています。

大竹:僕も今は1on1を週2くらいやっていますが、入社後は毎朝10分ぐらいやっていましたね。Slackで聞くほどでもないようなことも、そこで気軽に聞けて解消できていました。もし質問したいことがなくてもスキップするのではなく、雑談タイムにしていたりします。
あと工夫している点で言うと、ミーティングの際に「Miro」というオンラインホワイトボードのツールを使ってブレストすることもあります。

-自分なりにリモート勤務をする上で意識していることやコツはありますか?

楠:Slackを、アプリとブラウザの2ウィンドウにして1画面に並べて表示させておくと便利ですよ。スレッドが複数あって並行して会話が進んでいると、閉じて開いて…をしなければいけない点が解消されます。
あとはSlackの自分専用のチャンネル(times)内で、不明点があればスレッドを立てて思考を整理することもやっています。自分用のメモにもなるし、オープンチャンネルなので他のメンバーも意見をくれるので、参考になっています。

山田:たしかに、各自のtimesに残っていると、そのうち同じ課題にぶつかったときにSlack上で検索して読み返せるのは良いですよね。僕も自分のtimesで、タスクに関して何ができていて、何に詰まっているのか可視化できるように、一つ一つの作業をログに残すようにしています。Twitterみたいなイメージで、タスク以外のことも自由に呟いています。

大竹:僕もエラーメッセージとか出たときに、真っ先にSlackで検索しますね。
あと個人的にはSlackで文章を作るとき、これまでは詳細に書こうとして時間がかかっていたのですが、意外とシンプルな表現でも伝わることに気がつきました。今は簡潔に要点をまとめることを意識しています。これはリモート勤務を続けてきたからこそ備わった力かなと。

田辺:新卒メンバーで、週一オンラインランチする機会があったのはコミュニケーションが図れて良かったですね。コミュニケーション促進費用が毎月使えるので、チーム外のメンバーとの交流に活用しています。

-最後に、就活生へ向けてメッセージをお願いします!

山田:僕が入社を決めた理由にもなるのですが、Gunosyは技術的に学べることが多くて、やりたいことを任せてもらえる環境があります。リモート勤務でも1on1などで先輩に相談しつつ、不安なことがあっても丁寧に解消してもらえるので安心してください。

楠:学べる環境として、エンジニア勉強会があります。カレンダーでスケジュールが共有されているのですが、任意参加なので自分が興味ある内容があれば、リモートだからこそカジュアルに参加しやすいかと思うのでオススメです。

田辺:企業によっては「リモート勤務は甘えだ!」というところもあるそうなのですが、Gunosyは出社してもいいし、リモート勤務でもいいし、柔軟に働き方を自分で選択できる点が良いと思っています。在宅勤務手当もあり、会社としてのサポートも手厚く良い環境だよ、ということを伝えたいですね。

大竹:Gunosyは、客観的な根拠に基づいて議論することが常識になっている文化が良いと思っています。リモート勤務になって、今後の出社頻度についても社員へアンケートを取って意見を聞いたり。意思決定のフローが可視化されていたり、こういう理由でこうなっている、という納得感を持って普段から仕事ができている点は、就活生の皆さんにも知っていただきたいです。

当社のリモートでの働き方について、イメージを持っていただけましたでしょうか?
新卒で入社してから現在までリモート勤務を続けてきた彼らですが、不安を感じることがなかったのは、先輩社員によるフォロー体制や密なコミュニケーションが取られていたからだったようです。

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