2020年から始まった「オンラインフォトランチ(以下:フォトランチ)」は、毎月テーマに沿った写真を発表しながら雑談するランチ会です。今回で27回目の開催となったフォトランチのテーマは「水」。前回参加をした採用広報坂下が、フォトランチを通してカメラブの日常を紹介します。
王道の「水」から癖の強い「水」まで
参加者が集まり、和やかな雰囲気でフォトランチがスタートしました。いつの間にか発表の順番はルーレットで決まるようになったそうで、さっそく前回からのアップデートを感じました。
1人目の発表者は……ルーレットを回します。
……
「坂下さんです!」
なんとなくそんな気がしたのですが、トップバッターに選ばれた私。
テーマの「水」にちなんで、千曲川で初めて体験をした「リバーSUP」の写真を紹介しました。流れが速い川でふらつきながら何度も落下をした話に、参加者の皆さんは慈悲深い表情を浮かべてくれていました(笑)。
過去にはメガネを紛失、打ち所が悪く骨折した方も出たという「リバーSUP」、恐る恐る体験したものの、最終的には余裕の表情で決めた重量挙げポーズをシェアしました。
続いての発表者は、10円玉の絵柄として知られる平等院鳳凰堂の写真を共有してくれました。庭園は、貴族たちが極楽浄土の光景を再現した場所だそうです。
「斜めにしたのはどうしてですか」写真好きのメンバーから構図について質問がありました。
写したい屋根部分を入れるために斜めの構図を選んだようで、個性が出ている1枚となりました。
「こういう手が付けられていない池は魚が良く釣れるんですよね~」
恒例の高坂代表による茶目っ気発言に対して、
「高坂さん、捕まらないようにしてくださいね!」
監査役にくぎを刺されるシーンがありました(笑)。
続いての方は、兵庫県姫路市にある「ゆめさきの森公園」の写真をシェアをしてくれました。
当時の気温は30度。3時間に渡る登山では足元にヒルが大量発生する、他に登山者がいない過酷な状況だったようです。
登頂時の気持ちが「水をくれ!」だったと、テーマの「水」にかけた大喜利的な1枚を選んで参加者を湧かせました。
こちらは気温を感じさせるテラスでの一枚。
タムロンのオールドレンズで撮影をした1枚のようです。
発表者「本当は背景色もこだわりたいんですが……」
写真好きならではのこだわりを覗かせながら、フィルムや設定について教えてくれました。
前職の同僚にフォトランチの話をしたら、わざわざ「水」のテーマに合わせて写真を送ってくれたとのことで、番外編の写真も皆で楽しみました。
液体を張った容器に落とす水滴から生まれる、王冠のような形から名づけられたミルククラウン。通常はその名の通りミルクなどの粘性をもった液体で生まれる現象なのですが、水でミルククラウンの写真を撮ってくれたようです。
発表者「iPhoneのスローモードを一時停止しているのでちょっとずるいですが、ちゃんとチャレンジしたいです(笑)」
背景画面を「水」のテーマに合わせて気合十分の代表高坂さん。
これはどこが「水」なのか……まさか、登頂後の「水をくれ」の再来か……ネタのかぶりを心配しつつ皆で発表を聞きます。
富士山登頂の水は日本で一番値段が高いと言われており、1本約600円することで有名です。
高坂さん「水色の空をながめて高い水を飲みながら絶景を楽しみました」
メンバーからは少々の時差とともに笑いがこぼれ、
「ひねくれてるなぁー」といじられていました。
ここぞとばかりにフォトランチでは高坂代表はいじられているイメージがあります(笑)。
こちらの発表者さんは王道にして美しい写真をシェア!
島根に行った際に、フォトランチのために気合を入れて撮影した写真だそうです。
この方は写真を2枚用意しており、もう一枚はこの山を背景に天の川を撮ったとのこと。写真がこちら……
山の川と天の川を2枚紹介してくれる粋な演出。23時頃に現れた5分程の瞬間を収めている写真だそうです。
この発表者さんも県外の写真。青森旅行の際に撮影をした十和田湖です。三脚や減光フィルターもないため、日が陰るまで待って設定を調整しながら撮影をしたのだとか。
高坂代表「光を待つのはガチ勢ですね!」
写真へのこだわりを感じる1枚です。
「これは僕がインド人だった時の写真です」
本日一番の笑いを誘った江戸川区出身の発表者。
学生時代に留学仲間と訪れたインドのガンジス川を共有してくれました。
写真は、死体が流れる川で洗濯物を乾かしている様子だそうで躍動感が伝わります。
こちらの写真も躍動感があります。
発表者「シャチやインストラクターさんがどれだけの高さを飛ぶか分からないので撮影が難しかったです」。
そう言いながらも、舞い上がるインストラクターさんを見事に収めていました。カメラブスタッフのカメラ技術はやはりすごいです。
他にも紹介しきれていない写真がありますが、どれも個性豊かで発表者のキャラクターが垣間見られる写真でした。
写真でその人のキャラクターを垣間見ることができ、会話が生まれやすいフォトランチ。メンバーの意外な一面が知れてコミュニケーションのきっかけになる面白い取り組みです。フォトランチの様子から、カメラブのフランクな雰囲気が少しでも伝わると嬉しいです。