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未経験から4年で1600名を統括する上場企業ユニット長になれた理由 | 社員インタビュー《髙畑大智》
こんにちは!!株式会社Kids Smile Projectです。
今回は、社員1600名の保育事業全体を統括する髙畑大智さんにインタビューさせていただきました。
着物業界から保育業界という異例の経歴を持つ高畑さん。
全くの異業界からスタートし、今では、事業統括ユニットのユニット長として活躍しています。
この記事を通して、異業種からの挑戦の決意、保育業界でのSV業務のやりがい、
これからのキッズスマイルについてお伝えできればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
《髙畑大智》
・駒澤大学 経営学部 経営学科 出身
・2012年:新卒で大手着物販売店に入社、その後6年間営業職として従事
・2018年:7、8園をまとめる運営部のSV職として Kids Smile Project入社
・2021年:運営部の部長に昇格
・2022年:全70園、社員1600名をまとめる『保育事業ユニット』の統括部長に昇格
・2023年:役員直下でユニット全体を統括する『ユニット長』に就任し約50名をまとめている
高畑さん、本日はよろしくお願いいたします!
まずは、前職のお話しから聞かせていただけますか?
2013年に新卒で大手着物販売店に販売スタッフとして入社し、6年間働いていました。 数店舗のお店を統括する管理職のような役割も経験させていただきました。
もともと着物業界に興味があったのですか?
実は、着物に縁もゆかりもなく、身近に着物を着る人もいませんでした。
就職活動では、業界、職種問わず幅広く探していたのですが、
仕事のイメージができるBtoCの仕事がしたいと漠然と考えていました。
そんな時にナビサイト経由でご紹介いただいたのが、大手着物店です。
着物業界は斜陽産業だと言われている中でも、
東証1部上場で安定的な経営基盤があることが魅力的で、最終的に入社を決めました。
転職を考え始めたきっかけはあったのですか?
営業の仕事だったため、若くても数字で結果さえ残せればチャンスが掴める点には、
大きなやりがいがありました。
ただ、上層部の入れ替わりがあったタイミングで、
社内の方針が自分のやりたいことと段々とズレてきている感覚を感じるようになりました。
その違和感が、転職を考えるきっかけになり、新卒で入社して6年目、27歳の頃に転職を決意しました。
着物業界から保育業界というのは、全くの異業界ですが何か理由があったのでしょうか?
当時、会社でよくしていただいていた上司の方が、キッズスマイルプロジェクトに転職をしており、
声をかけてくれたのが、キッズスマイルプロジェクトとの出会いです。
着物業界から保育業界という全くの異業界への転職は、正直不安も大きかったです。
もちろん保育士の資格もないですし、「保育」に関わったことは一度もありませんでした。
ただ、当時は待機児童問題に国をあげて取り組んでいた時期でしたし、
社会問題をダイレクトに解決していける意義を感じながら
漠然と「大きなことをやって社会の役に立とう!」と息巻いていましたね。
また、店舗での管理職としての経験があったので、
自分なら即戦力として結果を出すことが出来るのでは?という気持ちもありました。
SVとしてどんな業務をされていたのですか?
当社が運営する保育園7、8園を巡回し、園長先生と協力しながら、
安定した運営をすることが私の仕事でした。
そのために時には朝6-7時に園に行き、運営のサポートを行ったり、
昼の職員会議に参加することもありました。
また、保護者様からのご意見や、何か問題が起こってしまった時には、
本部SVとして一緒になって、解決に導くという業務が割合としては多かったです。
長期的に働いてもらえる職場作りのため、
園長先生と一緒に職員面談を実施するなどの対応も行なっていました。
慣れない保育業界、特に大変だったことはありますか?
「自分なら結果をすぐに結果を出せる」という期待と希望をいただいて入社しましたが、
正直に言えば、その期待はすぐに打ち砕かれました。
当時、待機児童の解消という社会的ニーズからの要求に応えるため、
当社としてもとにかく保育園を増やすことに注力しており、
ピーク時は年間で約10園を開園させていました。
保育業界での経験の浅さをカバーするために、
いろんな勉強をしていたつもりだったのですが、
当時はそのスピードに全くついていけなかったですね。
また、前職の着物販売のような『ものを売る仕事』では、
不満があったお客様は「買わない」という選択肢がありました。
しかし保育園では、保護者様がお子さんをこの園に通わせたくないと思ったとしても、
園にいかないという選択をすることはできません。
だからこそ私たちは真摯に向き合わなければいけないと強く感じました。
保護者様のお声に耳を傾けつつ、
できること、できないことの線引きをしながら対応していくという部分は、
特に難しさを感じることが多かったですね。
そんな中である時、担当していた園で大きなトラブルが発生しました。
本社が総出となって問題解決に向けた早急な対応を求められ、
その時は毎日朝から晩までその対応に追われることになったんです。
残業時間も少なくはなかったですし、精神的にも正直きつい時もありましたが、
「今目の前の課題を解決するために何ができるか」
「そもそもどうしたらこういったトラブルを防ぐことができたのか」
そんなことを考えながら、ただひたすらに目の前の課題解決に向き合っていた日々でしたね。
今思うと、あの時の経験が今の自分を形作ってくれているなと感じます。
初めての転職だったと思うのですが、入社時の目標はありましたか?
転職という選択に後悔したくない、という思いは強かったです。
キッズスマイルは、年功序列でもないですし、成長中のベンチャー企業だったので、
自分よりも少し年上の社員の方がすでに部長職や役員クラスのポジションに就いていました。
自分も漠然とではありますが「SVを統括するような部長職」を目指していきたいと思っていました。
初めから管理職を目指していらっしゃったんですね。
実際、キッズスマイルに入ってからはどのようなキャリアを歩んできたんですか?
7、8園をまとめる運営部のSV職というポジションで入社し、
事業部長や統括部長を経て2023年7月にユニット全体の総責任者である『ユニット長』に就任しました。
<キャリアアップの歩み>
・2018年:7、8園をまとめる運営部のSV職として Kids Smile Project入社
・2021年:運営部の部長に昇格
・2022年:全70園をまとめる『保育事業ユニット』の統括部長に昇格
・2023年:役員直下で1600名の社員を抱えるユニット全体を統括する『ユニット長』に就任
現在は各運営部隊の部署長と連携しながら売り上げの管理をしたり、
人事部と協力しながら採用イベントへ参加したりと、幅広く活動しています。
また、現在認可保育園だけでなく産後ケア施設やグローバルスクールなど
新しい事業の立ち上げのフェーズのため、
不動産業者やディベロッパーとの折衝を行う事業開発部の部長も今年の5月から兼任しています。
部長職になってから大変さを感じた部分はどんなところですか?
この時は、30近くの園を見ていたのですが、
自分が直接動くのではなくチームメンバーに任せる、ということに難しさを感じました。
もちろんメンバーのことは信頼も期待もしていますが、
どうやったら組織として正解に導いていけるのかと悩んだ経験は、
今のポジションでも活かせているなと感じます。
着実にキャリアを積み上げていると思うのですが、これからの目標はありますか?
認可保育園事業以外の新しい事業に携わってみたいという気持ちはあります。
今まで自分が経験のない領域に携わることで、新しい知見をインプットできますしね。
実際、現在も「事業開発部」という新しい畑での仕事にも挑戦していて、
経営層の目線で仕事をする経験は間違いなく自分の財産になっていると感じています。
また、子どもたちが『また明日も園に行きたい』と思える”良い園”を
これからも作っていきたい、運営していきたいという思いも強いです。
そういった園を作るために、英語などの教育の実施や、職員の確保、環境の設定など
できることはまだまだあります。
私だけでなく、保育園に関わる全職員が「いい園を作りたい」という強い思いを胸に抱いて、
日々の業務に取り組んでほしいと思っています。
最後に、キッズスマイルプロジェクトは一言で表すとどんな会社ですか?
年齢やこれまでの経歴は一切関係無く、
「本気の挑戦」と「本気の失敗」を応援してくれる会社です。
従業員1700名と規模は大きめですが、一般的な会社と比べて社長や会長との距離は近いですし、
ポジションに関係無く「これに挑戦させて欲しい」と手を挙げやすい環境だと思います。
例えば、私が現在やらせていただいている事業開発部長というのは、
大きな会社であれば、事業開発に携わってきた方や不動産との折衝がある方、
宅建を持っている方などが長い時間をかけて獲得するポジションです。
そんなポジションに私のような全くの未経験者が挑戦できているのは、
年齢や経験ではなく、これまでの自分の仕事ぶり、
そして「これまでも前のめりに挑戦と失敗を繰り返してきたこと」自体を
評価してくれているからだと思っています。
会社としても、まだまだ拡大のフェーズであり、
産後ケア施設、認可保育園以外の施設、海外事業と子どもに関わる事業を次々と計画しています。
ゼロからイチを作り出すことは大きなエネルギーを使いますし、
現状、自分を含め社員全員が、全力で走り取り組んでいる最中です。
『全員が、挑み続ける気持ちを持っていること。』
これが、当社の成長の鍵であると考えています。
現場スタッフの人生がかかっているSV職は、大きな責任が伴う仕事です。
仕事をしていれば、苦しいこともたくさんあります。
でも、だからって与えられた仕事を「確実にこなす」だけじゃつまらないじゃないですか。
そうした責任を感じながらも、積極的にチャレンジし、
正解のない問題にも果敢に挑戦する姿勢がある方に対しては、
会社としても最後まで全力で伴走しサポートする体制を整えています。
急成長する企業の中で、自分自身も大きく成長したい、
そんな方ならきっと当社で活躍してもらえると確信していますし、
私個人的にもそんな方と一緒に働きたいと思っています。
高畑さん、本日はありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
キッズスマイルプロジェクトでは、
現在一緒に働きたいと思ってくださる方のご応募をお待ちしております。
ご興味をお持ちいただいた方は、お気軽にご連絡ください。
次回の投稿も楽しみにしていてください!!