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社内転職で自分はイケてる!……と思ってたのに、360度評価は大幅マイナス↓(涙)。どん底からの復活ライダーの話

「上司の一方的な評価じゃない、『360度評価』の難しさと大切さ」を知る男、本郷武士(仮面ライダー●号※古い)。

近年、社員の働きを様々な立場の仲間が評価する新しい人事評価制度が注目されています。NSグループでは社員1人1人の成長を正しく判断し、モチベーションを高めるため創業初期から「360度評価」を導入。NSグループは下記の体制で人事評価を実施しています。


NSグループの人事評価制度体制。


ベースとなる個人考課。


満足度の高い評価を支える3大サポートツールその1&2。


今回紹介する360度評価。

人事評価制度は、社員と企業がともに成長するために欠かせない制度です。一方でその評価に満足していない働き手も少なくありません。その原因は、「評価する上司によってバラツキがある」、「現場を知らない上司が評価する」など様々です。

そのような課題を解決する方法として、上司だけでなく、同僚や部下など様々な人間をお互いに評価し合う360度評価が広まりをみせています。この記事では、年2回全社員を対象に360度評価を実施するNSグループの事例を紹介します。

評価の納得度を高める360度評価

360度評価とは、上司が部下を一方的に評価するのではなく、上司や同僚・部下など、ともに働くメンバーがそれぞれの視点からお互いに評価し合う制度です。それにより、評価の納得度が高まる点が特徴です。

<360度評価のメリット>
・多方面からの評価を受けられる
・評価の客観性が高まる
・仲間同士で応援コメントを送り合える

直属の上司に加えて複数の社員から評価を受けられるため、公平で客観的なものとして納得感が高まります。また、多方面からの評価は課題の認識を助け、自己成長を促します。

さらに、360度評価では所属部署だけではなく、他部署の社員からも応援コメントをもらうことが可能です。普段あまり意識していない仲間からの言葉は思いがけないものも多く、モチベーションの向上にもつながります。

一方で、複数の目で見るからこそ、時には厳しい評価を受ける場合もあります。今回は具体的な事例を1つ紹介します。

部署異動とカムバックを経験した本郷の360度評価体験記

2021年4月、アミューズメント部門のGP事業部にカムバックした本郷は、2年半前、部署異動直後の360度評価で減点を経験しました。今回はそんな本郷に、360度評価のポイント推移と当時の心境について聞きました。

本郷・プロフィール

  • 1997年入社・新卒入社。大阪府出身。
  • 当時は2つの事業のみを運営していた、株式会社ニュートンに新卒入社。
    その内の一つ「アミューズメント事業部(パチスログリンピース)」にて店長、エリア長、部門長を歴任。
  • 行政からの相次ぐレギュレーション変更による業界不振にあえぐ中、この業界では難しいと言われる設置マシンやサービスの差別化を実現。
  • 事業部としてV時回復を達成した後に本社バックオフィス部門へ社内転職。
  • グループの総務としては、社員の一大ライフイベントをよりHappyにする
  • 「男性の育児休暇制度」ほかユニークな福利厚生を次々とリリース。
  • 現場経験者としての目線で、従業員満足度(ES)向上に意欲的に取り組む。
  • 趣味は娘とのショッピング、息子とのプラレール作り。2児の父。

▼エピソード1 評価ガタ落ち期『落ち込み度ー100点』
時期:2019年春
タイミング:部署異動直後/GP事業部→本社HRAチーム
評価:マイナス0.5ポイント(対前期)

<異動前後のこと・360度評価の結果について>
――異動前は長らくGP事業部でキャリアを積み、部門長というポジションについていました。そこから本社HRAチームの責任者という全く未知の分野への異動となり、刺激ばかりの充実した日々を過ごしていました。

だからこそ、360度評価の時期をむかえ、点数がさがることはないと思っていたんです。しかし、結果は0.5ポイントの下落。さらにそこから、半年後・1年後もポイント減は続きました。

<当時の心境>
――HRAチーム責任者として、さらには360度評価の運営主催者として、こんな点数ではダメだと、悔しさを強く感じていました。GP事業部で責任者をやってきたプライドもありましたし、正直こたえました。

ですが、360度評価はいろいろな人・いろいろな視点で見た自分の評価です。それは公平で、言い訳ができないものだと思います。そう気づいてから、少し時間はかかりましたが、「過去の実績は関係なく、これが今の実力」と、受け止めることができました。

最終的には360度評価のポイント減という評価を自ら認めて、もう一度成長しようと思えました。この意識を持てたことが復活の分岐点になりました。


▼エピソード2:評価バク上げ期『うれしさ度+100点』
時期:2021年春
タイミング:HRAチーム異動から2年半経過
評価:プラス0.3ポイント(HRA異動直後と比較・HRA所属後最高ポイント)

<HRAチーム所属最後の360度評価について>
――周囲の仲間に支えられながら2年半の本社勤務を終了し、私は2021年春でGP事業部へカムバックしました。HRAチームでの最後の360度評価はというと……0.3ポイント上昇!異動後最高点となりました。

最初の異動前と比較すると一歩およばずという結果でしたが、本当に嬉しかったです。異動後にポイントがさがり続けた経験をしたからこそ、360度評価を通じて成長を実感しました。今だから言えるのですが、当時厳しく点数をつけてくれた方には感謝しかありません。

NSグループでは「他事業部へ異動してみたい」という声があがることが多く、新たなチャレンジを決意する方が年々増えているように思います。

異動経験者、そして360度評価で苦い思いをしながら最後に成長を実感できた経験者として、新しい一歩を踏み出す仲間たちにエールを送りたいですね。ぜひ前向きに、がんばってください!

仲間のありがたさを実感する応援コメント

――そういえば、異動後の360度評価で本当にありがたいと感じることがありました。それは現所属の仲間に加えて、他部門のメンバーから応援コメントを多くもらえたことです。

360度評価でのコメントはだれからのものかわからないようになっているのですが、内容からだれからか想像できるものもあって……。嬉しいコメントは何回も読んで、毎日の活力になりました。

私の体験談を通じて「思うような評価をされていない」、「異動後の360度評価が不安」という仲間に、少しでも前向きな気持ちになってもらえれば幸いです。360度評価は私たちに成長の機会を与えてくれるNSグループの大切な文化です。

評価をする時も評価される時も、お互いに応援し合いながらぜひ一緒に成長していきましょう。

まとめ

新しい人事評価制度「360度評価」とNSグループでの事例紹介は以上です。いかがでしたか。

本郷は360度評価によって、一度は悔しい思いをしました。しかしその評価を受け入れ、「もう一度成長しよう」と前向きな気持ちに切り替えたことで、最終的には異動先でV字回復を記録しました。

360度評価は納得度の高い評価によって、社員の成長を促進する人事評価制度です。NSグループは360度評価を通じて、社員1人1人が納得し、成長できる組織を作っていきます。

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