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こんにちは。寒くて湯たんぽが手放せなくなってる鈴木です。
みなさん、「デスストランディング」というゲームをプレイしたことがありますか?そろそろ続編の情報が出るんじゃないかと、はじめからやり直しているところです。
このゲームは、お互いに助け合い、配送を通して"つながり"を築いていくことで、荒廃した世界を再生していくという物語です。プレイヤー同士が直接顔を合わせることはないのに、互いに助け合い「いいね👍」を送り合うというユニークなシステムがあります。誰かが作った橋や道を利用するときに、そのプレイヤーへ「いいね👍」を送る。このシンプルな仕組みが、プレイヤーのモチベーションを高め、「もっと人の役に立ちたい」「自分は一人じゃない」という気持ちを引き出す原動力になっています。
最近気が付いたのですが、お仕事でよく「仕事が早くて助かる」といった「いいね!」を頂きます。その一言が、単なる感謝の言葉にとどまらず、「自分の働きが役に立っているんだ」という実感を私に与えてくれています。それまではただ目の前のタスクをこなすことに集中していて、自分のスキルや成果がどう活かされているのかを意識する余裕はありませんでした。でも、その言葉を聞いた瞬間、「自分にはこういう強みがある」「自分の努力は無駄ではなかった」と自信を持つことができたのです。
たった一言の「ありがとう」「助かった」が、自己効力感を高めてくれます。
(これはご褒美としてもらったお菓子詰め合わせ宝箱です)
こうした経験から、たった一言の称賛や感謝の言葉が、相手の自己効力感を高める大きな力を持つことを実感しました。自己効力感とは、「自分ならできる」という感覚のことで、行動を起こす意欲や挑戦する姿勢の土台となるものです。そしてその感覚が高まると、さらに良い結果を出したいという気持ちが生まれ、ポジティブな行動が連鎖的に広がっていくのです。
一方で、こうした言葉が欠けていると、仕事に対する意欲が低下してしまうこともあります。「どうせ誰も見ていない」と思ってしまうと、次第に仕事への熱意が薄れ、挑戦する気持ちも失われがちです。だからこそ、褒めることや感謝を伝えることが重要なのです。それは必ずしも大げさな言葉である必要はなく、「ありがとう」「助かったよ」といったシンプルな一言で十分です。
また、自分自身を褒めることも同じくらい大切です。たとえば、一日の終わりに「今日はここがよくできた」と振り返るだけでも、自分の中にある強みに気づくことができます。そしてその気づきが、自分への信頼感を育ててくれるのです。
デスストランディングの「いいね👍」システムは、現実世界にも応用できると私は感じています。顔が見えない相手に送る小さな称賛のように、普段の生活や仕事でも、誰かに向けた小さな感謝や称賛を積み重ねることが、人と人とのつながりを強くし、互いの成長を後押しするきっかけになるのではないでしょうか。
もし、あなたが職場や日常で「褒めること」や「感謝を伝えること」を少し忘れてしまっているなら、ぜひ今日から始めてみてください。そして同時に、自分自身の努力にも目を向け、たまには「自分を褒めること」も意識してみてください。それが、自己効力感を高め、新しい挑戦をするための第一歩になるはずです。