※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
目次
- この記事の結論
- なぜWebエンジニアになったのか?
- なぜourlyなのか? (Why in ourly?)
- 1. サイエンスできてない領域をサイエンスすることが面白いと思った
- 2.ビジネスサイドからサイエンスを感じた
- 3. 人と人が組み合わさって化学が起きている
- まとめ
こんにちは!
ourly株式会社でバックエンドエンジニアをしている神本です!
この記事では、僕が「なぜourlyではたらいているのか?/why in ourly?」について改めて整理して言語化しましたのでぜひ読んでみてください!
ourlyバトンリレー2024の記事です。
前回は先輩エンジニアのひろきさんがエンジニアとして稼ぐための個人的見解を書いてくれました。まだ読まれてない方は是非読んでください!
そして、今回が最終回で記念すべきトリを務めさせていただきます!
この記事の結論
「なぜourlyではたらいているのか?/why in ourly?」の結論ですが、「Webエンジニアとして働くため」+「サイエンスし続けることができるため」です。
この意図について言語化していきます
なぜWebエンジニアになったのか?
まず、Webエンジニアになった理由ですが結論は「仮説検証を高速で回すことができるエンジニア領域で働きたい」と思ったからです。
生成AIのプロンプトに僕の夢である和服で働くという条件を追加してみました
私は、中学卒業の時点で人生をエンジニアとして生きていくことを決意していました。理由は、自分の考え方や好きなものが理系に偏っていることと、世の中の営業と言われるような仕事が自分には向いていないと強い拒否反応を抱いたからです。そのため、進学先としては高専を選択し、機械工学を5年間学びました。
その後、新卒でSUBARUに入社したのですが、配属先は開発工程の最終評価試験を行う実験部署に配属となりました。本来は開発者として自動車の制御パラメーターをいじって目標値を実現するための仮説を考える仕事がしたかったのに対し、誰かが考えた仮説を労働によって検証する側の人間になっていました。また、もしも仮説を考える側になったとしても、1回の仮説検証にはさまざまな部署が絡んでおり大変長い時間を要することがわかりました。
つまり、大規模なプロダクトを作る場合には、これまで学んだ理論とは乖離した泥臭さが必要だし、頭以上に人の労働が必要であり、さらにその労働によって検証結果を得るまでにはとてつもなく長い時間が必要であるというギャップを知ったのです。
ここで僕は思いました。「この仮説検証を高速で回すことが僕の好きなエンジニアリングなんだ」と。そして、「エンジニアリングはもっと楽しいはずだ」「僕が好きなエンジニアリングはもっと小さいスケールの中で生まれるはずだ」と。
自分が若くして選択した「エンジニアリングの道はもっと楽しいものだと」人生を通して体現したいと強く思ったのです。
そして、それはソフトウェア領域、特に、その中でもよりアジャイルなWeb業界で実現可能性が高いことを知りました。また、Web業界には実務未経験から転職することが可能であることと、その再現性が高いことがわかったので自分もやってみることにしました。そして、本業の隙間に独学で勉強を進めて現在のourly株式会社に転職しました。
なぜourlyなのか? (Why in ourly?)
「Webエンジニアになった理由」は納得しましたが、それがourlyである理由とは何なんでしょうか?
改めて言語化すると「サイエンスし続けることができるため」という結論にいたりました。
1. サイエンスできてない領域をサイエンスすることが面白いと思った
転職活動の中でさまざまな企業を調査しましたが、ourlyの「Web社内報を通して社員のエンゲージメントをサイエンスしていく」というアプローチが面白いと思いました。
世の中には、自社のサービスや組織の魅力が本来は自分に適切にフィットするはずの人に対して、その魅力を正しく発信できず、また、その人はその魅力を正しく認知できずに仕事への熱量が下がったり離職することがあると思います。
ourlyでは、従業員の意識の変化や興味関心をサービスを通してトラッキングして正しい方向へ修正することができます。このように、ブラックボックスだった人の感情を、まじめにサイエンスしようとしていることが凄いと思ったし、自分も作りたいと思ったことが入社を決めた理由の一つでした。
2.ビジネスサイドからサイエンスを感じた
ourlyのビジネスサイドでは、ビジネスを進める際に必要なさまざまなものを設計して早い段階でレビューをし、それを何度も繰り返して良いものを作りあげます。また、できたことに対しても振り返りを行ない、どのようにしたら次も上手くいくかを考えています。
つまり、細かいスパンで繰り返し改善を図り、さらに仕組み化することで、再現性を高めて、同じ問題を何度でも誰でも解けるようにしています。
これまでこのような仕事の進め方をするのは、エンジニアリングの領域でしかできないと僕は勝手ながら思っていたので、初めて知った時は、「ここでもサイエンスしてるのか!」と、衝撃を受けたのと同時にとてもワクワクしました。そして、この学びが職種を超えてエンジニア組織でも吸収できることが多くあることにもとても感動しました。
この再現性を高めるための仕組み化が社内に根付いていることがourlyの特徴だと思いますし、とても素晴らしいカルチャーだと思います。
3. 人と人が組み合わさって化学が起きている
ourlyに入社してから「何かわからないけど会社が好きでしょうがない」や、「組織の誰かのためになることを息をするかのようにやってくれる人」がたくさんいるなと思うことがとても増えました。
なぜこう感じるのだろうか? と考えた時に、当初は「人の良さ」と答えていました。これは全員が元から誠実な人が多いという側面が強いからだと思っていました。しかし、グループ全社のイベントを通して、これは、親会社である株式会社ビットエーから脈々と繋がれてきたものだと知りました。
つまり、先人の先輩方が作り上げたカルチャーなのです。
そして、この本質は「人と人の組み合わせ」が生み出した「化学」であると思うようになりました。
そして、その化学反応は、適切な元素(人)と作用(仕組み/ルール/施策)を実行した結果であると感じました。
このように、カルチャーを意図を持って醸成することができる組織を築くことができているのはとても魅力的だと思います。
生成AIに化学という単語を加えるとベンゼンの六角形を描きがちというあるあるを発見しました
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました!
改めて整理してみると、僕は、ourlyでさまざまな場面で「サイエンスを感じることが多い」と気づきました。そして、それらは、何となくやって上手くいっているからではなく、意図を持って再現性高く上手くいくことを作り出しているからそこにサイエンスが生まれてるのだと思います。
僕も、これからもサイエンスし続けるために、はたらくにこだわっていこうと思います!
もしourlyや私たちの開発チームに興味を持っていただけた方は、ぜひ気軽にお話ししましょう!