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【特別企画:オープン座談会】新卒2年目の6人が語る、研修の裏側や今後のキャリア。研修も現場配属後も壁の連続!?

こんにちは!株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー(以下、NTTデータFT)決済イノベーション事業部です。

今回は、2023年度に新卒入社した2年目社員6名が集まり、1年目の研修内容や入社後のギャップ、現在の業務内容などについて座談会を実施した様子をお届けします!

それぞれが感じた成長の実感や、乗り越えた困難、さらには今後の目標についても深掘りしていきます。もうすぐ3年目を迎える彼ら彼女らの等身大なエピソードがたくさん詰まっているのでぜひご覧ください!


(左から)大場さん、田幸さん、河上さん、松田さん、田中さん、根本さん


特別ルートで研修!?初めてのプログラミングで壁の連続

ーー本日はよろしくお願いします!始めに、新卒研修内容について教えてください。

根本:私たちは、他の新入社員研修ルートとは少し違って、入社から5月末までの1ヶ月短縮された研修を受けた後、現在の決済イノベーション事業部に配属されました。ここでは3か月間かけて1つのプロジェクトを新卒社員だけのチームで回すという研修を2回、計6ヶ月間行いました。

田中:1回目はECサイト開発、2回目は決済中継サービス開発をテーマとした研修内容です。

田幸:どんなECサイトを作るかは自由で、私のチームでは旅行ツアーを販売するECサイトを作りました。旅行先をただ選んで決めるのではなく、予算や宿泊数などの条件を設定してガチャガチャをまわして決める仕様です。

――面白いですね!どんなところで苦戦しましたか?

田幸:レバーが回転してガチャガチャが動いて、旅行先の国が出てくる仕組みを実装するのがすごく難しかったです。初めてのプログラミングだったので、なかなか動きを形にできなくて苦戦しました…。

松田:私のチームは、雑誌を見ているかのような体験の中で購入ができるECサイトを作りました。ECサイト上の雑誌でモデルさんが身に付けている服やバッグをタッチすると、そこから購入ができるというフローにしました。

――興味を持った商品ページにすぐ遷移できるのはいいですね!大変だった点はありますか?

松田:雑誌なので動きの実装はあまりなかったのですが、見た目の部分は注力していました。自分たちをモデルと見立てて、写真撮影や各ページのデザインをしました。どうしたら「見たい!」と思ってもらえるか?を考えながらデザインするのは楽しくもあり、大変な部分でもありました。

河上:私はまず「サーバーの立て方?」「Gitって何?」と、開発のお作法も何も分からないところからスタートして、もう「???」の連続でした。

田幸:最初は本当に大変だったよね。

大場:本当に大変だった。研修の始めに簡単な文法は学んでいたのですが、いざ開発となったらセッションやログインなど分からないことがどんどん出てきて。「これ研修で教わった…?」と。有識者の力を借りないと全然書けなくて本当に苦労しましたし、座学で学んだからできるわけじゃないんだなと痛感しました。

河上:実際のプロジェクトに入ったら、何でもかんでも細かく聞くわけにはいかないと思うので、研修を通して学べる機会があって本当に良かったです(笑)


それぞれ異なるプロジェクトで奮闘!現在の業務内容とは?

ーー研修を経て、色々な学びがあったようですね。現在はどのような業務を担当されているのでしょうか?

河上:私は、キャッシュレス決済プラットフォームを開発するチームで、各基盤システムの更新や開発、テストを担当しています。

根本:私と大場は同じプロジェクトで、クレジットカード会社の加盟店管理業務の効率化を支援するアクワイアリングプラットフォーム、その中でも精算処理が行われる際のバッチ処理の開発を担当しています。

河上:2025年春にリリースだよね?(取材は2024年12月に実施)

根本:そうそう。2025年春にリリース予定なのでまさに今が佳境です。

松田:私はちょっと毛色が違って、社内のタレントマネジメント領域のツールやシステムを開発するチームでサービスデザイナーを担当しています。直近だと、人事部門から「1on1を起点に社員にとっていいものを作れないか?」という依頼があり、現在どのようなものを作れば価値を生み出せるか?を毎日考えています。

――色々な会社でニーズがありそうですね!外販も視野に入れているんですか?

松田:良いものができたら販売できたらいいよねという話もあります。グループ全体での人数がかなり多いので、グループ内でテストマーケをしっかり行った上で考えていくのかなと思います。

田中:私は、各加盟店に代わって申し込み審査から決済中継、精算業務までをワンストップで行う決済代行サービスの開発をしていて、その中で精算機能の開発を担当しています。

田幸:私は、様々な決済手段を一つの端末で対応できる、コード決済ゲートウェイというサービスを開発しています。その中で、売上機能や返金機能など店舗で操作するためのAndroidアプリ開発を行っています。


実際のプロジェクトは初めての連続。現場に出て感じたギャップや成長は?

ーー研修が活きたと感じるエピソードや実際のプロジェクトで感じたギャップはありますか?

大場:実際の現場では社員だけでなくパートナーの方もいるのですが、最初は信頼関係がなかったり、同じ会社の方じゃないということで気を遣って気軽に聞けなかったり、それぞれ開発の進め方に違いもあったりするので認識合わせをする難しさを感じました。

根本:そうなんですよね。実際のプロジェクトだとお客様や協力会社さんとの関係や付き合い方など色々考慮しなければいけないことがあって、理想のやり方を追求しきれないことがありました。みんなそのやり方がベストではないと頭ではわかっていても、「現状のベストはこれだ」という妥協点があって。色々な考えや意見がある中で、折り合いを付けなければいけない難しさがあるんだなと分かりました。

田中:とはいえ、研修中はみんなで意見を発散させて一つずつ収束させることを何度も繰り返して、都度認識合わせをしながら進めていたんですよね。実際の現場でも、最適解を出すために色々な意見が飛び交ったり、開発の手戻りがないように都度確認したりしていて。研修でその習慣が身に付いていたことで、最初からその意識を持って動けたのは研修の時間が活きたんじゃないかなと思いました。

根本:たしかにそうだよね。


NTTデータFTが大事にしていること。人への向き合い方や雰囲気とは?

ーー入社から2年ほどが経ちましたが、改めてNTTデータFTはどのような会社ですか?入社前のギャップなどもあれば教えてください。

田幸:入社前は、金融系のシステム開発が多くお客様先に常駐して仕事をすることが多いと聞いていたので、お客様先のルールに則った服装や就業規則に従う必要があると思っていたんです。でも実際はリモートかNTTデータのオフィスで開発することが多いし、服装も自由でベンチャー企業のようなカルチャーも取り入れつつ、大企業としての特性も持ち合わせているのが良いギャップでした。

大場:金融業界なので堅くて厳しい会社なのかなと思っていたんですが、穏やかな方が多いんですよね。

河上:部長や課長にも気軽に話しかけられるのがいいよね。特に部長クラスになると話しかけづらいイメージが強かったけど、「あ、こんな風に話せるんだ」って。

田中:NTTデータグループっていうのもあって、そのイメージはより強かったかも。

根本:決済イノベーション事業部が特にフランクなのかもしれないです(笑)NTTデータFTの中でも特に自由度が高い部署だよって先輩も言っていました。

松田:はい!今日絶対に話したいと思っていたエピソードがあります!私の実体験なのですが、個人を尊重してくれる会社だなぁって思っています。実は…最初の研修のときしんどい時期があって上司に相談したんです。そうしたら、すぐにそれを拾ってくれて、「〇〇さんと話してみる?悩んでいることを解消できるかも」って先輩社員と繋げてくれたんです。一人に対してこんなに向き合ってくれると思ってなかったのでびっくりしました。

大場:何だろう。全社的にコミュニケーションを大事にしようという文化があると思います。年に1回全社で開催するイベントがあるのですが、今年はブース出展型のイベントが開催されて。各事業部の取り組みがブースで発表されるので、みんな自由に回って話を聞いたり、謎解きゲームに参加したりして、普段接点のない人と話せたり色々なことを知れたのですごくいい機会でした。


決済サービス領域だからこそ得られる経験や魅力は?

ーー決済サービスはミッションクリティカルで難しい領域でもありますが、どのような部分がモチベーションに繋がっているのでしょうか?

河上:市場規模が大きく、廃れない業界である点がモチベーションに繋がっています。例えば、「FinTech」で検索すると、色々な企業の取り組みや技術情報が出てくるんですけど、そういうのを見て動向を知れるのも楽しいですよね。動きがある=廃れてないってことだと思いますし。

田中:安心感もあるよね。自分自身がお店で決済端末を使うのはもちろん、誰かが使っているのを見たときに、「自分たちが携わっているものが社会生活の支えになっているんだな」と実感できるのはやっぱり嬉しいですよね。そういう点が決済サービス領域を扱う魅力の一つなんじゃないかなって思います。

田幸:田中さんと似ていますが、自分が携わっているものを家族や友達に「これを作ってるんだよ」と伝えられて嬉しかったです。友達が働いている会社でコード決済ゲートウェイを導入しているのですが、友達から「〇〇で決済するときにバグが起きて困ってるから何とかならない?」ってちょうど先週相談があって。

田中:直接!?そんなことあるの!?(笑)

田幸:ちょうどこの前の土曜日に連絡があって(笑)こんなに近い存在でユーザーの生の声が聞けることってなかなかないと思って、このサービスに携われて良かったなって改めて思った瞬間でした。


それぞれのキャリアビジョン。マネジメント志向が半数以上!?

ーー最後に、皆さんの今後の目標について教えてください!

大場:まだ、何が一番バリューを発揮できるのか分かっていないですが、もしPMになったとしても最低限技術がわかる人でありたいなと思っています。開発者の考えや技術を理解しているPMは重宝されると思うんですよね。ただ今はまず開発者として技術を磨いていきたいです。

松田:こんなことを言ったらあれかもしれないですが、キャリアって描くものじゃないと思うんですよね。若手のうちは経験も少ないですし、自分の得意分野もわからなかったりするので、色々な人との出会いとか経験が積みあがって振り返ったときにあるのがキャリアだと思うんです。だから、キャリアは特に意識していないのが正直なところです。

河上:完璧な回答でハードル上げないでよ...(笑)

全員:(笑)

田中:どうなりたいかっていうビジョンは正直まだなくて、今は開発者として技術力をどんどん磨かないといけないなって思っています。でも憧れの存在はいて。要件をまとめてDev側に落とし込んでくれたり、顧客折衝をして折り合いをつけたりするPMやPdMを見ているとすごいなぁって。バリバリ開発ができるまとめ役にいつかなれたらなぁとはぼんやり思っています。

大場:そういう人がPOとかPMになってくれたら、現場は嬉しいよね。

田幸:私もまさにそういう存在になりたいなと思っていて。今はまだ技術力が不十分なのでしっかり開発経験を付けて、ゆくゆくは技術もわかるマネージャーになっていきたいなと思っています!

河上:私も技術を理解できるPOにいつかなりたいなと。そのためには、プロジェクトをマネジメントする力、プロダクトをマネジメントする力、そして技術力が必要でなかなかいばらの道ではあるんですが、少しずつそこに近づけたらなって。

大場:マネジメントに興味ある人が多いね。世の中的にエンジニアリングを追求し続けたい人の方が多いイメージだったので、まさかこんなにとは。

河上:自分は元々マネジメント志向だったけど意外と多い。

根本:大トリにしてみんなの逆張りになりますが…(笑)私はテックリードになりたい気持ちが強くあります。学生時代からモノづくりが好きで、生きている限りは開発をしたいので今後も技術一本でいきたいなと。ただその技術は自分の中だけで留めず、周りに知識の展開もしながら「どうすればもっと良くなるか?」を追求し続けたいと思っています。技術的に最強のエンジニアになりたい!ですが、まずは地に足を付けて「根本に任せたら大丈夫」って思ってもらえるような人材になれたらいいのかなって思っています。

河上:技術で飛びぬけてほしいですね!


座談会を終えて

座談会は以上です。皆さんお疲れさまでした!

今回は、研修や現場での仕事を通じて仲間と一緒に成長していく新卒2年目の6人が本音で語る様子をお届けしました。NTTデータFTは、決済サービスという私たちの日常を支える仕事を手掛けています。だからこそ一人ひとりを大切にする社風や、上司や仲間との関係が、いいサービス提供につながると信じて、成長できる環境づくりを目指しています。

当社に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか。

お会いできることを楽しみにしています!


企画構成・文:株式会社スリーシェイク


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