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レッドホースコーポレーション 人事部 広報です。
和田さんは「出産直後のパートナーのダメージを少しでも解消したい」、「新生児としっかり向き合い育児をしたい」との考えから2か月の育児休業を取得。取得のきっかけ、取得期間の選定や育児の奮闘ぶりについてインタビューしました。
思い切って、2か月の育児休業にチャレンジ。
──本日は男性の育休取得についてお話をお伺いさせていただこうと思います。和田さんが男性育休を取得された理由をお聞きしてもよろしいですか?
和田さん:
理由の一つは、我が家で産後を過ごすことになった妻の体調をケアしたかったのです。もう一つは、父親として育児にしっかりと向き合いたかったから。妻が実家に帰っていた前回の新生児期は何もできなかったので、今度こそは人生にニ度と訪れないであろう新生児の育児を体験しておきたいなと。育休を取得できたことを妻に伝えたら、「取れたんだ!よかったね!」と言って安心してくれた様子でした。
考え方はそれぞれ違って当然ですが、自分は男性が2か月間の育休を取るということに私は少しの迷いもありませんでした。
驚き・歓びの連続と、アタフタ・ドタバタの数々と。
──育休期間についてのお話をお伺いしてもよろしいでしょうか?
和田さん:
勇んで育休に突入したものの、毎日がまさにドタバタ劇。新生児は好きなときにおっぱいを飲み、ウンチをし、寝ては目覚めて、こちらのことなど考えず大きな声で泣き叫びます。長男の出産時も育児の勉強はひと通りしていたのですが、沐浴は新生児の体にガーゼを覆ってからお湯をかけるとされていたのに今ではガーゼはよくないとか、長男が生まれた9年前の情報と変わっていることも多くてサイトや本などで調べ直しました。
毎日、買い物や料理、洗濯、掃除、長男の宿題のチェックなど、やらなければならないことも山積み。中でも一番苦労したのが、食事の献立です。毎日レトルトやインスタント食品という訳にもいかないので、長男が好きな料理を作ってあげたり。働きながら家事・育児もこなしている皆さんって本当に凄いな!と改めて感じました。新生児って、触れたら骨が折れちゃいそうな位に華奢で、顔もお猿さんみたいにしわくちゃなのですが、それさえもがすごく愛おしくて。2か月と言わず、もっと育休をとりたかったというのが正直なところでした。
私の経験や想いを込めた、男性向け「育休取得ガイドブック」。
──育休取得前後にやっておくべき事や知っておくべき事はありますか?
和田さん:
取得実績は当社にもあったものの男性社員が2か月もの育児休業を取るのは、私が初めて。上司や同僚が温かく受け入れてくれたのでほっとしました。とはいえ負担をかけてしまうのは確実なので、業務をできるだけ標準化しマニュアルを作成するなどの準備を怠らなかったつもりです。
予想外だったのは、出産が1週間早まったこと。ちょうど業務の引継ぎ途中で、育休を前倒しするわけにもいかず仕事と産後サポートで大変なことになったので、育休期日の届け出はぎりぎりまで状況を見極めてからをお勧めします。また、誤算だったのは、育児休業給付金のタイミングです。育児休業給付金は育児休業を開始してからおよそ2か月後に支給されるのですが、これをしっかり確認しておらずその間、収入がなくなってしまったのは予想外でした。ただでさえ、産後は必要なものも多く出費がかさみますし、今後取得される方は注意すべきポイントだと思います。
和田さん:
育児休業を取得する上で、一番難しかったのが情報収集です。当社の規定には当然、期間や手続きなどの記載はありますが、休業中の収入面などについては自分で調べるしかありませんでした。ネットで検索しても新旧様々な情報が溢れており、どれが正しい最新情報か判別するのにも時間がかかりました。
そんな中、自分の経験を活かして社内向けに男性向けの「育休ガイドブック」作成に参加しました。このガイドブックには、規程には記載のない「育休のメリット」「育休取得時の収入」「会社や職場で理解を得るために行う事」など、私が調べたことや考え、経験がまとめて分かりやすく掲載されています。今後、多くの男性社員が育児休業を取得することと思いますが、その中で出てきた色々な不安や気付きを改訂版に反映することで、より良いガイドブックになっていくことを期待します。
──ありがとうございました!
(※部署・肩書き・業務内容・勤続年数等は取材時点での情報です。現在の業務内容等とは一部異なる場合があります。また、募集に関する最新の情報は各募集記事にてご確認ください。)