コドモンのカレンダー | Advent Calendar 2022 - Qiita
コドモンのカレンダーページです。
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こんにちは! コドモンの働き方や制度について紹介している「コドモンの働き方」シリーズ。Vol.6ではスクラム採用についてご紹介をさせていただきましたが、今回はその第二弾としてエンジニアの仲間集めについて座談会形式でご紹介します。
「コドモンのエンジニア仲間集めってどんな感じなの?」と気になっている方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
・岡本さん (岡) 写真左
・海部さん (海) 写真中央
・小泉さん (小) 写真右
(小) 小泉です。前職は少数規模のWebの受託制作会社で、人事・経理・情シス・法務・代表秘書などを担当する、いわゆる、ひとりコーポレートをしていました。コドモンでは主にエンジニアやデザイナーの仲間集めと人事企画周りを担当しています。
(岡) 岡本です。前職のSES企業ではエンジニアとして働きながら、新卒研修や採用にも携わっていました。コドモンには2年半前にリファラルで入社をし、現在はEngineering Officeチーム(以下、EO)に所属しています。「開発チームの起動力を上げる」ことをミッションに、開発チームの仲間集めや情報発信を推進したり、評価制度の改善を行っています。
(海) 海部です。前職では企業研究所の受託開発や、自社での研究開発などを行っていました。事業内容に共感したのと、役に立っていると実感できる開発をしたいという思いから2年前にコドモンに転職をしました。入社してからは請求関連チームに所属し、今年の1月からプロダクト開発部のマネージャーを務めています。
(小) 「まだまだ仲間が足りない!」というのが現状ですが、成長も感じられています。というのも、単純にコドモン開発チームとマッチする方に多くエントリーいただけるようになりましたし、インタビューで会う方や応募を検討中の方にもしっかりとコドモンの魅力を届けられるようになったという実感があって。
今までは事業共感の軸で興味を持ってもらえることが多かったのですが、プロダクトの状況や開発チームの中での取り組みも相まって、組織全体として幅広い層の方にとって魅力的な環境になってきていると思います。
(岡) おかげさまで開発部には去年だけでも正社員・業務委託合わせて22名ほどの仲間が加わり、できることも増えてきましたね。今までは人数が少なかったのでやりたいことを絞っていたんですが、最近はやりたいことを複数並行で進める選択が取れるようになってきました。なので、引き続き仲間集めは加速させていきたいなと思っています。
(海) リード層の獲得はさらに加速させていきたいです!
(岡) そうですね!ちなみにリード層が増えるとどんなことが起きそうですか......?
(海) 今まで以上にスピード感をもってユーザーに価値を提供できるのではないかと思います。メインプロダクトの改善や、技術的負債の返済、市場のニーズに応じた機能開発など、課題はまだまだ山積みですね。
(岡) 新規事業ももっとスケールさせていきたいですしね!
(小) 新規事業に関しては今までビジネスサイドでミニマムに動いていたので、今後しっかりコドモンのプロダクトの一部として開発を進めていけるとよさそうですね。
(海) ロードマップに沿ってチームでやりたいこともあるし、事業戦略として注力していくべきところもあるので、全体的に手厚くしていきたいなと思っています。
(小) コドモンではスクラム採用を取り入れているので、一緒に推進すること自体がごく自然な流れだったというか。開発チームも大きくなってきたことで、EOが仲間集めの窓口やリードをしているイメージはありますね!
(岡) 最近のエンジニア採用は、きちんと開発チームが情報発信を行いながら認知を獲得しつつ、一緒に働きたいと思った人に向けてスカウトを送り、母集団を作っていくような方法をとる会社が多くなってきています。なので、人事だけではなく開発チームも一丸となって仲間集めに取り組まないといけないなという気持ちがありますし、「一緒に働く人は自分たちで探すべきだよね!」という考えをメンバーも持っていると思います。
(小) 人事サイドは「候補者の方に寄り添う」という部分が多いですかね。コドモンにきてくれることでお互いが幸せになるように、つなぎ込みを丁寧に行っています。情報発信などに関してはEOが主体で担当してくれていますよね。
(岡) 去年は認知獲得〜母集団形成までに注力していたのですが、情報発信の体制は整えることができたんじゃないかと思います。
元々noteで運用を行っていた開発チームのブログを昨年6月にはてなブログに移行し、チームみんなで記事を書いていく体制づくりを行いました。最初は月2本くらいのペースで記事を公開しつつ、12月にはアドベントカレンダー(以下、アドカレ)にも挑戦しましたね。2022年だけでもだいぶ記事がたまったんじゃないかな?
(海) かなり力を入れてますよね!幅広く記事があるおかげで「リファクタリングに興味がある人」「リプレイスに興味がある人」「アジャイル開発に興味がある人」など、いろんな層に訴えかけることができていると思います。
(岡) ブログ以外だとイベントでの情報発信なんかもそうですね。今年の2月に開催されたDevelopers Summit(デブサミ)への参加は反響も大きかったです。
(海) 確かに。デブサミ聞きましたって言ってくれる人は多いですよね......!
(岡) ブログやイベントに関しては協力してくれるメンバーがいるからこそ成り立つものなので、そういった声が聞けるのは嬉しいです!
(小) 記事やイベントでの情報発信が増えてきたことで、ゲームに例えると、どんどん装備が強化されていくみたいな感覚があるかも。EOが装備を作ってくれて、人事はそれをどう活かすかを考えていくイメージ!
(小) 開発部は業務委託の方も含めると70名程の大きな組織になりました。なので、人事がひとりで立ち回りながら合意形成を取るってなかなか難しいことなんですよね。だからこそ普段からエンジニアのなかに入ってコミュニケーションを取っている人がハブになってくれることは大きなメリットだと思います。
EOがリードして情報発信をしてくれるのもとても大きいです。情報発信を一人ひとりの主体性に任せられる組織って多くはないですし、元々そういうカルチャーが根付いていないと難しいのかなって思うんですよね。情報を発信する上で個人や会社にとって多少のリスクはあると考えているのですが、会社としてはその辺りのフォローもできる限りしてあげたいです。
(岡) コドモンのエンジニアメンバーは社内LT大会などにはすごく積極的で、3か月先くらいまで登壇枠の空きがなかったりするんですけど。ブログやイベント登壇だと控えめになってしまうメンバーが多いですね(笑)。
(小) 謙虚なメンバーが多いですよね!
(岡) そうですね。なので誰かがメンバーを巻き込んで、外部発信を積極的にしていく文化を作っていかないといけないというか。
(小) やっぱり後押ししてくれる人は必要ですよね。そこは人事として私から言うよりも、普段一緒に働いているEOから「〇〇さんがこの間やっていた取り組みを記事にしてみませんか?読みたい人いると思います!!」だったり、「今後こういうテーマでイベントがありますが、〇〇さん登壇してみませんか?」と伝えるほうが響くと思います。
(岡) 実際、はてなブログの運用を開始したばかりの頃は、なかなか自分から進んで記事を書こう!という動きがなかったので、小泉さんが言っていたようなイメージで個別にアプローチしていました。
(海) アドカレを埋めるときはどうしてたんですか?
(岡) テーマを決めるタイミングでは思った以上にメンバーが率先して参加してくれましたね!アドカレ実施までの道のりと表彰式については開発チームのブログで記事にしたので、ぜひみていただけると嬉しいです。
ちなみに海部さんのパフォーマンス改善の記事も結構読まれてますよ!
(海) えっ、そうなんですね!嬉しい!
(小) 楽しいですよ!!
(岡) うん!私も楽しいです!入社してくれた方が活躍してくれることで、メンバーから「できること増えた」「〇〇さんが入ってくれてこういう課題が解決したんだよね」とポジティブな声が上がってくると純粋にもっと頑張ろう!と思いますし、開発チームがよりよい方向に向かっていくことでプロダクトがよくなって、最終的にユーザーの価値にもつながると思っているのでやりがいを感じています。
(小) 海部さんはこの3人のなかでは唯一「候補者」「メンバー」「マネージャー」とそれぞれの視点で仲間集めを見てきたと思うんですけど、感じ方は変わりました?
(岡) 確かに気になる。候補者視点からお願いします!
(海) そうですね〜。いち候補者だった当時、転職の軸として自社プロダクトという点にはこだわったんですが、研究開発寄りなのかWeb開発で行こうかを結構迷っていたんですよ。そんななか、コドモンのカジュアル面談や一次インタビュー(面接)では「方向性はしっかり考えた方がいいよ」と言ってくれたことを覚えています。インタビューのどのステップでも親身になってくれる人が多く、すごく話しやすかったと感じました。
(岡) 確かにコドモンのカジュアルやインタビューは、本当に話しやすかったって言ってもらえることが多いかも!お互いに少しでもリラックスして会話できればと思っているので、最近ではインタビューやカジュアルの冒頭にアイスブレイクを用意していたりします。
(小) お互いが本当に知りたいところって、インタビュー用に作られた姿ではないはずですもんね! 初めてメンバーとしてインタビューに参加したときはどうでした?
(海) 前職では新卒の座談会に参加することはありましたが、インタビューに参加するということはなかったので、最初は結構緊張しましたね。私がインタビューに出るの?ちゃんとできるかな〜みたいな(笑)。
(岡) わかります(笑)!慣れるまでは大変ですよね。ただ、他者へのリスペクトを大切にしている組織文化があるので、コドモンのインタビューは比較的誰に任せても大丈夫だという安心感があります。
(小) 参加メンバーは必ず2人セットですが、ひとりがインタビューに慣れてないメンバーだったら、フォローできる人を一緒にアサインしていますしね!
(海) インタビューのときって、メインで質問をする人とメモをしながら気になることを質問していく人でわかれることが多いんですが、初めてメインで質問を担当することになったときはかなり緊張しましたね。ただ、何回か経験することで徐々に「自分が相手の立場だったら何を聞きたいかな」「こんな話ができるとよさそうだな」といったように、会話の膨らませかたを前もって考えることができるようになったと思います。
自分が主体的に質問ができるようになると、その候補者の方との対話が楽しいなと思えるようになりましたね!
(小) 対話が楽しめるようになると、「チームメンバーのこの人と気が合いそうだな」とか、「こういう話で盛り上がりそうだな」とか入社後の姿を想像することも多くないですか?
(海) そうですね!一緒に働くメンバーとして「この人がコドモンに入ってくれたら、こんな風に活躍してもらえそうだな」と想像をめぐらせることが増えましたね。そこは今も変わらない部分ですが、マネージャーになったことで視野が広がったところもあって。候補者の方が会社に求めるものはこのチームで実現できそうだなだったり、開発チームのある課題感に対しとても活躍してもらえそうといった視点が持てるようになったなと思います。
(小) 現状、私と岡本さんの2軸で動いていることも多いのですが、もうちょっと関わるメンバーを増やせるといいなと思っています。今の体制だと「ここを加速していきたい!」という点が複数あったときに、ひとつに絞らざるを得ないのが現状です。シンプルに関わるメンバーが増えればもっとできることが増えるというか。
(岡) エンジニアの仲間集めに関してはメンバーが協力してくれているものの、EOが担ってる領域が結構広くて。なかなか手が回り切らないのも現実なんですよね。なのでEOチームの仲間集めもがんばりたいです......!あとは採用担当の仲間集めもそうですよね。EOと人事、それぞれが組織化してより協力体制を作っていけたら、仲間集めも加速していくと思います。
(小) アウトプットのスピードも早くなるだろうし、それによってアウトカムもより大きくなれば成果として目に見えてくるんじゃないでしょうか。組織自体がまだまだスケールのフェーズですからね......!
(岡) 仲間集めの理想は「ひとり応募してくれて、ひとり採用につながる」だと思っていて、できるだけその状態に近づけるような取り組みは今後積極的にやっていきたいです。コドモン開発チームのリアルな情報発信をすることもそうですし、選考フローのなかでもお互いに入社後をイメージできるように丁寧にコミュニケーションをとっていくみたいなところもそうですね。
(海) コドモンに入ってもらってお互い幸せかどうかを判断するための材料づくりや、コドモンの開発部をもっと知ってもらえるような機会を、開発者、そしてマネージャとしてより増やしていきたいなと思っています。また情報発信だけでなく、開発部をより魅力的で、一緒に働きたいなと思ってもらえるような組織づくりをしていくのもマネージャーの仕事だと考えています。
(小) 「活躍できそう」「貢献してくれそう」とお互いが解像度高くイメージできる状態になるといいですよね。候補者さんにとって転職が人生の大きな決断になるのはもちろんだけど、メンバーを受け入れるというのは会社やチームにとっても決して小さくはない意思決定だと思っています。今この瞬間の話だけではなく、将来的にどうなのか?の中長期の視点も含めてしっかりとすり合わせ、候補者さんに「あとはもう飛び込むだけだ!」と思ってもらえたら最高ですね。
そのためには人事とエンジニアとの協力体制が必要不可欠なんじゃないかな。これからも頼りにしています!!!
______ 小泉さん、岡本さん、海部さん、ありがとうございました!仲間集めに対して真摯に向き合えるのも「一緒に働く仲間は自分で見つける」という思いがあるからこそですね。これからもエンジニアの仲間集め、どんどん加速させちゃってください!
EOでは一緒に働く仲間も絶賛募集中ですので、カジュアルにお話ししてみませんか?