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今回は、クルイトの代表取締役である大濵さんにインタビューしました。
創業に至るまでのストーリー、そしてこれから進んでいく道とは?
ここでしか聞けない情報も満載です!ぜひ最後までご覧ください。
|目次|
⑴ 県境を越え、国境を越えた。成長環境を求め続けた学生時代
⑵ 自律するための教育を一貫して提供する、組織の強み
⑶ 世界に通用する会社へ。クルイトの挑戦
県境を越え、国境を越えた。成長環境を求め続けた学生時代
ーそれでは、本日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いいたします。大濵と申します。山口県出身です。
ー大濵さんは、今までにも何本かインタビューさせていただいていますよね。改めてということになるのですが、まずは起業に至った流れを教えてください。
最初に起業したいと思ったのは高校生の時でした。
同級生のお父さんが大きな会社を経営されていて、その同級生の家に泊まりに行ったときに「なぜ起業したのか」という話を聞かせてくださったんです。
経営者として、自分が描く未来を創っていく姿がかっこいいなと思いました。
それで起業したいと思うようになり、起業するなら東京に行くのがいいかもしれないと考え、東京にある大学を目指すようになりました。
ー大学在学中はどのようなことをされていたのでしょうか?
在学4年の間に起業したいと思い、修行場所を追い求めていました。
起業サークルにも入ったのですが、もっと実践に近い場所で学びたいと思うようになり、インターン先を探す中で出会ったのが武田塾でした。
その時、武田塾は「インターン1期生が起業しました。次は2期生を募集します」という風に謳ってインターン生を募集していたので、ここに入ったら起業できるんじゃないか?という想いで門を叩きました。
ーそれが武田塾との出会いだったのですね!
そうですね。
そして、実際にインターン生として働いていく中で、さらに成長できる環境が欲しいと考えるようになりました。その時にちょうど、武田塾の社長から、「中国の大連でクリニックを立ち上げるので、そこで立ち上げに関わる若者を募集します」というお話をいただきました。
これは面白そうだぞ!と思って(笑)
応募して、現地で事業責任者という形で大人2人の指令を実行していく日々が始まりました。
ーとてもチャレンジングですね!事業立ち上げは上手くいったんでしょうか?
はい、最初は苦労しましたが、なんとか事業を軌道に乗せることができました。ですので、今度は自分でリスクをとって事業をやっていきたいと思うようになりました。
当時はエステとクリニックを事業として持っており、世界展開していきたいという気持ちで働いていました。次に進出する場所として選んだのがカンボジアだったのですが、医療規制がかなり厳しくて…まずはスパ、エステからカンボジアに展開していきました。
自分のお金を投入して、親戚から借りたお金も投入して…そしてきちんと黒字に転換させることができたので、次は何か自分のビジョンを叶えられるようなことをしたいと思うようになりました。
それでなにがしたいかを考えたときに、カンボジアに来て感じた経済格差、教育格差をどうにかしたい、社会問題を解決できるようなことを何かやりたいという自分のビジョンに気が付いたんです。
ただ、社会問題といっても本当にたくさんありますよね。「SDGs17のゴール」をみても、17個もあります。それらのすべてを自分で解決するのは難しいことです。だから、僕は社会問題を解決するような人づくりをすべきなんじゃないかということで、教育事業を作るに至りました。
ー奇しくも大濵さんのルーツである山口県の松下村塾みたいですね!
そうなんですよ!でも、最初からモデルとしていたわけではなくて、実は松下村塾について詳しく知ったのは後からでした。
当時の僕は、(とにかく自分の人生を自分で決める、自分で考える子どもたちを育成していきたい。それが増えれば、社会問題を解決するような事業家になる人たちが出てくるんじゃないか?少し遠回りに見えるかもしれないが、すごく有用な方法なのではないか?)という風に考えていて、こういった思想を深めていく中で、たまたま吉田松陰の本を改めて読んでみたんです。
その瞬間、これだ!となりました。
ーおおー!
吉田松陰の時代は、明治維新に関わったりして日本を大きく動かし変化させていっていたのは政治家でしたよね。
でもこれからは、社会を変えていくのは起業家だと僕は思うんです。だからやはり、そういう意味で、起業家…というより、事業家ですね。事業家を増やしていきたいという想いでビジネスを作っています。
ーまさに、松陰先生のような想いでクルイトを創ってきたのですね!
自律するための教育を一貫して提供する、組織の強み
ー起業に至るまでのエピソードをお聞きしたところで、改めて事業内容について教えてください。
クルイトは自律するための教育を提供する会社です。
教育の届け方として、民間教育・家庭教育・学校教育の三つがあって、私たちの事業は民間教育領域と家庭教育領域を担っています。
具体的には、学習塾の運営と、保護者向け自社メディアの運営です。
学習塾としては、「授業をしない」で有名な武田塾のフランチャイズを任せていただいているのと、キミノスクールというオリジナルブランドの塾を展開しています。
両方の塾に共通するのは、自律した子どもたちを増やしたいという軸ですね。
子どもたちは自学自習を行います。自分で考えて目標を立て、計画を作ってPDCAサイクルを回していくんです。
志望校に合格することも大事ですが、自分で考えて行動し、結果を出すという成功体験を積むことも同じくらい大切にしています。次に何か挑戦したいと思ったときに成果を出すことにつながると思っているからです。そのための経験を、勉強を通して子どもたちに積んでもらうイメージですね。
自社メディアは、塾の経営をしていく中で新しく立ち上げた事業です。
塾を通して子どもたちの保護者の方と関わっていくうちに、彼らの意識を変えていきたいと思うようになって…。どうやったら接点を持てるか?を考え、作ったのが「ままのて」という教育メディアです。これは、先ほど少し説明した三大教育環境の家庭教育にアプローチする事業ですね。
いま、メディアがある程度大きくなってきたので、今後は幼児教育から始まって小中高大と一貫した自律のための教育情報を届けていきたいと考えています。
ー自律した教育を提供するために、体系的なアプローチを用意しているのですね! オリジナルブランドのキミノスクールについて、武田塾との違いは何かありますか?
キミノスクールでは、自律のためのカリキュラムを用意しています。
人生の目的を考えるようなキャリア教育やグループワークですね。
なぜそういったカリキュラムに取り組むかというと、そもそもどうして勉強するのか?という「WILL」の部分を深堀りしていくことで、自学自習の方針がより確固たるものになっていくからです。
僕はまさにそのパターンで、起業したいと思ったから東京の大学を目指すようになりました。そもそも将来どうなりたいのかを考えることで、あとは勝手に勉強したくなると思うんです。目的なく、ただ大学に行きたいから勉強するのとは全然違います。
他にも、キミノスクールではいろいろなインプットができるようにしています。今、社会で起きていることについて学び、自分たちなりに考えてアウトプットをまとめる時間を取ったり…様々な情報に触れることで、子どもたちが「これについて興味があるかも!」という物事に出会えるかもしれませんよね。
ちゃんとゴール設定をしてそこから逆算していく自学自習だけでなく、そもそもなぜ学ぶのか?自分はどうなりたいのか?という軸を見つけるきっかけづくりをしています。
ー将来的に起業家を輩出するようなスクールとして、説得力があるカリキュラムですね。
子どもたちに対してだけでなく、クルイトという会社自体も、起業家を輩出する企業としての取り組みをされていると伺ったのですが…?
そうですね。
クルイトに入社していただいた方には、かなり早い段階で校舎運営に関わっていただいています。経営のことは経営でしか学べないと思っているので、いかに早く経営に触れるかというのが大事だと考えています。
具体的には、ほぼ1年目から、遅くとも2年目には1つの校舎の運営をお任せして、P/L(損益計算書)も公開し、営業利益なども見えるようにした状態で裁量権を持って経営していただいています。利益をいかに作っていくかについて、上流のところから考えるスキルを身に付けることができるんです。会社のお金で、経営に近い経験ができるイメージですね。
一般的な塾や普通の企業だと、そんな風に経営に関わるまで数年はかかるのではないかと思うので、そのスピード感は群を抜いていると思います。
ー最初から自分一人ですべてのリスクを負って経営していくよりも、いろいろなナレッジがある会社の中で経営経験ができるのは、将来起業したい方にとってはすごく恵まれた環境ですね。社内では具体的に、どのような方が活躍されていますか?
やはり成長欲求が大きい方でしょうか。
将来起業したいとか 市場価値を高めて、自分で事業を作れるようになりたいというような想いを持っている方ですね。そのような軸を自分の中に持ちつつも、社会にとっても何か良いことをしたい、教育を変えていきたいという想いがあるような…2輪のビジョンを持っている方がとても活躍していると思います。
ー個人の成長欲求もありながら、社会のことも視野広く見ている人というイメージですね。
はい。クルイトのメンバーは、授業をして子供たちに勉強を教えるのではなく、教室の運営が主な仕事です。なので、目の前の生徒さんをひたすら見ていきたい方よりも、より大きなインパクトを教育業界に与えたい人の方が向いているのではないかなと思います。
だから採用の競合他社として学習塾は置いていません。勢いのある教育系スタートアップベンチャーや、コンサルティング企業が競合になってくるかなという感じです。
ーそうなのですね!このサービスを作るにあたって、大変だったのはどのようなことでしょうか?
教育系事業で難しいのが、ビジョンとビジネスのバランスを取るというところです。
こんなものが世の中にあったら良いよね!と考えるものが、お金になるとは限りません。
キミノスクールのキャリア教育も、ビジョンを聞いて「いいね」と思ってくださる人はいるのですが、それ単体で何かビジネスを作るにはサービスとして弱いというか…。
教育産業、特に民間の教育産業は、国の文科省の掲げる教育方針の補助産業なので、文科省が掲げる既存の教育方針が「国数英社理の五教科で結果を出した人が勝ち」というゲームになってしまっていると、それ以外の部分がどんなに人間育成に重要でも、どうしても保護者の方に予算を使っていただけないんですよね。
この問題がとても難しくて、ビジョンは持っていても、実現できず断念した方がめちゃくちゃ多い業界です。
ーやりたいこととお金になることのバランスが難しい中で、10年以上やりぬいているクルイトの強みってなんだとお考えですか?
マーケティングが卓越して集客力があることと、あとは社員メンバーが熱心であることかなと思います。
例えば、クルイトが運営している武田塾の平均生徒数は、FCの中でトップの多さなんです。
これはなぜかというと、Webマーケティングが得意で、問合せ数を向上させることができるからというのが理由の一つだと思います。
また、会社に集まっている人の熱量が高く、たとえば会社でMVP賞を作ったときには「自分が取りたい!」という空気になります。事業家になりたい方が入社されているので、士気が高い組織になりやすいんですよね。
それがうちの強みかなと思います。
ー全体的な士気がどんどん上がっていく雰囲気があるのはすごいですよね。ちなみに、大濵さんはどのような方と働きたいですか?
若手に話しているのは、あとから入ってきた人たちが社内の人を焦らせるような気概で働いてほしいということです。新卒だから遠慮するんじゃなくて、新卒1年目中に、社会人3年目くらいまでの全員をぼこぼこにするぐらいの気持ちでいてほしくて(笑)
協調するけどみんながライバルであるという空気感をつくれるような新人の方が組織にいると、全体が引き締まるので理想的です。みんなで切磋琢磨しているうちに、気が付けば高みにいたというようなチームを作りたいと思っています。
世界に通用する会社へ。クルイトの挑戦
ーでは最後に、今後のクルイトの展望について教えてください!
まず直近はこの日本で、ちゃんと自律をする子を増やすためにキミノスクールをめちゃくちゃ広げていきたいと考えています。
年間で10-20店舗オープンさせるくらいの展開スピードが理想です。
再来年くらいからは、さらに発展させて、学校を作ったり海外進出を考えたりしたいです。子どもの人口が日本の三十倍ほどいるインドとかで。
国が違えば教科書の内容も違いますが、一番大事なのは勉強の仕方であって、あとは子どもがやりたいと思えるコミュニケーションを取れるかだと思うので、どんなにIT技術が発達しても変わらないその部分で事業を作っていきたいと思います。
全然ファクトベースではなくて、僕個人の意見ですけどね。
ー店舗展開に海外進出、できることがたくさんありますね。
最初の方に松下村塾の話をしたと思うんですが、
吉田松陰は思想家で、それをまず形にしようと頑張ったのが高杉晋作で、最終的に完成させたのが伊藤博文だったと思うんです。
当時は寿命が短くて、IT技術も発展していなかったのでそうやって何人かでそれぞれのフェーズを分担していますが、いまは時代も変わり、いろんなことを同時にできるようになりました。
僕は、松陰でありながら晋作である必要があると思います。つまり、社会問題を解決する事業家を増やしていく思想だけじゃ弱い。自分自身も思想だけではなく、事業をやり、ちゃんと企業を大きくした実績があるべきだと思っています。
ーちなみに、キャリアを考える上で海外出店のメリットは何でしょうか?
これからは、もうどんな市場であっても、日本国内のみで展開を考えているだけでは勝てなくなると思います。
だから、海外で経験を積んで上手くいくという成功体験も必要です。
ーたしかに、早いうちから将来のキャリアやリスクを考えて先手先手で経験を積むのが良いと思います。そういう意味でも、クルイトに入るメリットは大きそうですよね。
メリットでいうと他にもあります。クルイトの今のチームはまだすごく小さいので、組織が大きくなる過程を経験できるんです。キャリアを考える上ではすごく有用だと思います。一教室をよくするだけではなくて、ブランディングや組織づくりに大きく関わることができますよ!
事業責任者のポジションもまだたくさん空いているので、成果さえ出せばいくらでもチャンスが手に入ります。
ー後はそのチャンスをモノにするかどうか、ですね!
本日はインタビューさせていただきありがとうございました!
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このストーリーを読んで
・教育業界に興味を持った方
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