営業からエンジニアへ転身!ITの力で社会問題解決に挑む! | 私がCluexに入社した理由と成し遂げたい事
株式会社Cluexに入る前 学生の時は「人の生活をダイレクトに豊かにする仕事×営業力を鍛えられる」という視点で就職活動を行なってました。 特にこの時期からプログラミングをやっていたわけでもなく、...
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僕は高校生時代から孫正義さんの本や、当時テレビを賑わせていた堀江貴文さんの影響で ”世の中を変えられる経営者になりたい”と思っていました。
そして、両親が教員ということもあり昔から漠然と教育分野で会社を起こしたい!と考えるようになっていました。
“世の中を変えられる経営者になる”ことを目標に東京の大学へ進み、まずは教育業界を知るために塾講師のアルバイトと、インターンシップをすることにしました。
インターンシップの間に塾長さんやたくさんの経営者にお会いして感じたのは、「世の中を変える経営者になるためには、圧倒的な実力をつけないといけない」ということでした。 そこで、まずは教育から一旦離れ、修行をして実力をつけてから2年後に起業をしようと決め、知り合いの経営者の方と一緒に海外で起業を経験しました。
1年目は中国、2年目はカンボジアと言葉も分からない、文化も分からない中で現地の人々と一緒に会社を成功させるのは本当に大変でしたが、なんとか事業を軌道に乗せることができました。 そして2013年、日本に帰国して2年前に決めた通りに最初の教育事業として学習塾を立ち上げました。
そこでもたくさんの苦労はありましたが、生徒さんも増え、1年で3校舎を開校することができました。
学習塾の成功を得てどんなに利益を出そうとも、学習塾だけでは教育は変わらないと思いました。 自分がやりたいことは”世界を変革出来るような経営者になること”です。 それから、どういう事業が一番世の中を変えることが出来るかを真剣に考えました。
海外を見渡してみると、 世界では貧困、飢餓、紛争、資本主義による格差が起きています。 自分がいたカンボジアでも、地方と都心部の貧困の差を目の当たりにしたこともあります。 カンボジアの一部の地域では今も1日1ドル以下の生活をしている人たちがたくさんいます。子供達が街の中でゴミを拾って歩いている姿も何度もみました。 世界に存在するこういった大きな問題を解決していくのは「人」です。 そして、「人」は教育によって創られます。 生まれた時、子どもは全世界同じですが「教育の環境」によってその後の人生が大きく変わってしまうのです。 世界では生まれる地によって教育に不平等が生まれており、それが原因で貧困や争いが起きています。 カンボジアにいた時にも学校建設のボランティアに携わったことがありますが、僕たちが学校建設をすること自体は一時的な支援にしかなっておらず、「教育の平等」こそが本当の問題解決に繋がります。
日本でも一昔前から、経済の低迷が非常に大きな問題になっています。 低迷する日本の中で育った学生はどこか閉塞感を感じ、将来に対する不安も大きくなっています。 そして、物心ついた時から5教科優先の暗記教育で育てられたため、単一的な教育になり5教科が出来ない子供達は”駄目な子”のレッテルを貼られて落ちこぼれ扱いされます。 言われたことは出来るけれど自ら考えたり新しく創造する力が養われていません。 “自分が将来何をしたいか?”を考えることも周りに流されてなくなんとなく就職活動をして40年間働く、、ということも増えていると思います。
世界、日本に共通する問題の解決策は「人」を育てることだとおもいます。 そして、その根幹にあるのは教育です。 CluexはITの力で日本、世界の教育改革を行いたいです。 教育には多大なコストがかかります。特に一番大きなコストは人件費。 結果、どうしても教育サービスのコストも高くなってしまいます。 学習塾もお金がかかり、所得の低い家庭では塾に行くことすらままなりません。
ただ、ITの力をつかうことによって、コストを抑えることができ世界に平等な教育を届けることが出来ると思っています。 例えば、学習教材をIT化することで教材費・人件費を抑えることが出来、タブレット1つで世界中で同じ学習をすることが出来ます。
とても優秀なメンバーが集まってくれています。 最初は僕とインターン生1名で始まった会社ですが、そこから毎月のように新しい人がジョインしてくるようになり、1年間で10人を超えるメンバーが集まりました。 皆、事業に対して熱い思いがあり、「本当に価値あるサービスを作る為に」ということを軸に議論をしています。ディレクター、エンジニア全員でプロダクトについて考える時間を設けています。
インターン生も全体の6割ぐらいいるのですが、かなり裁量権のある仕事をしてもらっています。これは、僕自身が学生時代に中国で事業立ち上げを任せてもらえたことが大きいです。 当時、20歳で中国語も喋れない僕に海外事業立ち上げを任せるなんて、普通しないとおもうんです笑 でも、その経験は僕にとってとても貴重な経験になりました。 上記の経験から、大学生でもやろうと思えばどんなことも出来ると思いますし、その経験は将来的にとても価値あるものになると信じています。 現に、今いるインターン生達はサイトのディレクションからサイトデザイン、サイト分析、採用活動まで多岐に渡って活躍しています。
また、技術面にも力を入れています。世の中を変えていくようなプロダクトを作る為には、絶対に高い技術力が必要です。テックカンパニーにするために、経験豊富な技術アドバイザーの方に入っていただいて技術指導をして頂いたり、エンジニア初心者のメンバーが効率的に学習出来るように研修プログラムを作成したり、勉強会も積極的に実施して社内の開発力の底上げに力を入れています。開発環境も日々進化をさせるようにしています。 その結果、元々エンジニアとして実務経験が無いメンバーも、数ヶ月でみるみる力をつけるようになってきました。これからも最短でエンジニアとして成長出来る環境は引き続き作っていきたいです。
子供は育った地域、環境によってその後の人生が大きく変わります。 そして、一番の教育環境は家庭です。 僕自身が学習塾を運営していた経験で、家庭教育こそが教育には一番大事だと感じました。 学習塾で週に数時間いろいろと指導したとしても、やはり家庭でお父さん・お母さんと過ごす時間は一番長く、両親の言動に子どもは影響を受けやすいと感じたからです。 そこで、家庭での子育てを支援することで教育格差を少しでも減らせるのではないか、と考えました。 親自身が子育てで何か困った時に気軽にその悩みを解消できる環境を整えることが一番の教育水準の向上に繋がるのではないか?という思いでまずは親向けの子育て情報サービスを作ろうと思ったのです。
まずは日本でmamanokoを「ママにとって無くてはならないインフラ」となるサービスにしたいです。 その後は、mamanokoの海外展開、そして子ども向けの教育事業を運営していきたいです。
会社を大きくしていく過程で、早期に上場し、市場からより大きな資金を得てより大きな勝負をしていく予定です。 上場は目指すのはなく手段として考えています。
また、日本の教育方法も新しくしていきたいです。 例えば、今の5教科教育だけでなく 将来の職業や夢を考える教育、金融教育、起業家教育、プログラミング教育など、個性を伸ばす教育をしていきたいです。 今はだれでも情報を得ることが出来る時代です。今後はティーンエイジャーの起業家もどんどん増えて行くと思います。ITの力で、学生でもWeb上で物を販売したり技術を売れる時代です。
学生時代に、自分の得意なことを生かして起業をするのも選択肢として出てくるでしょう。 そうなれば、落ちこぼれと言われてきた子供達も活躍出来る場がどんどん増え、日本経済も活性化すると思います。
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