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自分の好きを探して見つけたインフラエンジニアという仕事で、私は輝いていく。女性エンジニアの夢と挑戦の物語

自分のために、将来の後輩のために、小さな努力も惜しまない。「人をつくるアルサーガ。」連載第88回は、女性インフラエンジニアの榮村さんに話を聞きました。

榮村さんは中学時代から吹奏楽部に所属し、それ以来音楽活動を続けてきました。楽器に関する知識を活かして一度は楽器屋の販売員として働きましたが、演奏者としての自分と販売員という仕事とのギャップに悩み、転職を考えるようになります。

自分がやってきたことの中で好きな仕事はなんだろうと模索した結果、PC作業という仕事が思い浮かびましたが、当時はエンジニアについての知識は全くなかったそうです。そんな榮村さんも、今では「インフラエンジニアの仕事がとても好き!」と語ります。

今回のインタビューでは、榮村さんがインフラエンジニアという仕事に巡りあうまでの過程や、今の仕事の魅力、そして将来どのようなエンジニアになりたいかについて伺いました。インフラエンジニアに「ハマって」しまったという榮村さんの、ワクワクたっぷりのストーリーをお楽しみください。


音楽の世界から未知に飛び込みインフラエンジニアデビュー

――これまでの経歴を簡単に教えてください。

外国語系の大学を卒業した後、新卒で楽器販売店に入社しました。中学生の頃から吹奏楽部に入っていて、音楽系の仕事に就くのが夢だったんです。

しかし、ずっと音楽のプレイヤーだったところからいきなり販売店で働き始めたことで、現実と理想のギャップに苦しみ、転職を考え始めました

何かしらのスキルを身につけたいと思い、SESの企業でエンジニアに挑戦することにしました。そこでは携帯キャリアの5G開設作業などの仕事に従事し、2年ほど勤めていました。


――音楽の仕事を夢見ていた中で、外国語系の大学に進学したのには理由があるのですか?

もともとクラシック音楽が好きで、その知識を深める研究をしたかったんです。クラシック音楽は海外で生まれた文化なので、より音楽の深層部分を知るために、外国の文化や言語を知りたいと思いました。

大学でも吹奏楽部に入り、音楽と異文化、言語に関する勉強を続けていました。

――好きなことを深めるために、それに付随する領域の勉強をするなんて、素敵です!楽器販売員からエンジニアに転身した経緯について詳しく聞かせてください。


楽器の販売店での仕事は、お客様に楽器を販売するという単純な仕事がメインでした。今までプレイヤーとして楽器を演奏していたので、楽器自体の知識や演奏の技術力がお客様の楽器購入をサポートできることも確かにありました。

しかし、販売員をしていく中で営業的な側面が強く感じられ、「自分は販売員に向いていないな」と感じるようになってしまったんです。また職場の人間関係も、年功序列のような体制や風通しの悪さが理由で、あまり長くは働けないなと感じるようになりました。

そこで、販売員の仕事の中でも比較的自分が好きだったPC作業を仕事にしたいと考えるようになりました。ただ、その時は「エンジニアってなんですか」と聞かれても答えられないくらい、システムに関する知識は全くなかったんです(笑)

転職を考えていろいろと調べていく中で、システム開発の中にも様々な種類の仕事があることを知りました。私は絵を描くことが好きだったので、最初はWebデザイナーになることを考えて、前職のSES企業に入社しました。

――Webデザイナー志望だったのですね!インフラエンジニアという職種にはどのようにしてたどり着いたのですか?

前職のSES企業は、未経験で入社すると自分が担当する領域を選べなかったんです。本当はWebデザイナーの経験を積みたかったけれど、派遣されたのがインフラ系の現場で。

当時、私の先輩だった人が「女性インフラエンジニアは少なくて稀少だから、このままインフラエンジニアを目指したら」と言ってくれて、珍しいもの好きの私はインフラの道に進んでみようと思考の方向転換をしました。

もともと望んだ仕事ではなかったけれど、現場の人間関係が非常に良く、仕事内容も好きでした。この仕事が自分に合っているなと思ってからは、インフラに関する知識をたくさん勉強するようになりました

――そこからアルサーガに入社した経緯を教えてください。

一番大きなきっかけは、現在アルサーガでインフラDiv.のマネージャーを担当している方から声をかけてもらったことでした。実は彼は私の高校時代の吹奏楽部の先輩なんです。

SES企業で2年ほど経験を積んで、そろそろ次のステップに進みたいなと考えていた時に、アルサーガにこないかと誘ってもらったんです。

そこからアルサーガという会社を調べていきました。HPに掲載されている社員インタビューや取材記事の内容が社外にいる立場の私から見てもとても分かりやすく、先輩から聞く会社の雰囲気とギャップもなく、とても社員想いな会社だなと感じました。

入社後すぐに付与される7日間の特別休暇、「ラッキー7days制度」とかも、社員のことを思っているからこそ作られた福利厚生ですよね。そういう点に魅力を感じ、入社を決めました。

入社してからのギャップも特に感じていません。インフラDiv.は経験豊富な方が多く、みなさん親身になって様々なことを教えてくれます。また、未経験で社歴が浅い私でも意見がしやすく、風通しの良さを感じています


サービスの礎を築くインフラの仕事が、とても好き

――インフラエンジニアの仕事内容について教えてください。

インフラエンジニアは、ITテクノロジーの分野において、さまざまな種類のコンピューターシステムの基盤となるITインフラの設計・構築・運用・保守などの業務を担当します。

アルサーガは受託開発を主軸事業としている企業なので、私はクライアントワークにおけるインフラの構築をしています。簡単にいうと、AWSの新規構築や、すでに構築されている案件の運用保守です。

――インフラエンジニアとしてのやりがいや面白みはなんですか?

私はインフラエンジニアになってからまだ日が浅いので、一人ではできないこともたくさんありますが、エラーを解消できた時にはすごくやりがいを感じます。一度対応したことがあるエラーを解消できた時があって、それがすごく楽しくて、インフラという仕事にすごくハマってしまいました。

他には、リリースされたサービスを見た時に、「表に名前公表されるわけではないけれど、私たち裏でこんなことやっているんだぞ」と思うとゾワっとしますね(笑)

世の中を良くするためのサービスに貢献できている、さらにその基盤を作っていると考えるととても嬉しいんです。

――インフラの仕事がとても好きなのがよく伝わってきます!(笑)インフラDivのマネージャーである先輩についても教えてください!

先輩は私と年齢が一つしか変わらずとても若いのですが、「本当にその年齢ですか?!」ってくらい知識量がすごいんです。

インフラに関する知識も膨大なのですが、他のシステムに関する知識から、政治・経済のことまでなんでも語れちゃいます。高校の時から「歩く辞書」って呼ばれていました(笑)。

仕事においては、私がわからないことがあるときは「ここはこうなっているから、これを調べればいいと思うよ」と詳細に教えてくれます。私が理解できていない部分を分かった上でアドバイスをしてくれるので、問題を解決する道筋がとても分かりやすいんです。

答えを教えたり代わりにやったりするのではなく、学びになることを伝えてくれるのがとても嬉しいです

インフラのメンバーは経験豊富な方が多いのですが、それでも困ったことがあれば皆先輩に助言を求めています。本当に良い上司だなと感じています!

一人前のインフラエンジニアになって、アルサーガの最前線で活躍したい

――榮村さんから見たアルサーガの魅力について教えてください!

自分がやりたいことをできる会社ということを実感できる点です。

私自身はまだ覚えることや勉強しなければならないことがたくさんある身ですが、「一人前のエンジニアになった暁にはこんなことがやりたい」という妄想がいくらでも浮かんできます

また、風通しの良さも魅力の一つです。

アルサーガにいると、会議や業務の合間に意見交換をしている姿がよく見えます。それぞれが今までに培ってきた経験や知識を持ち寄ってそれをぶつけ合い、一つの目標に向かって頑張っているのがよくわかります。

長年同じ会社にいると、価値観が凝り固まってしまうことってよくあると思います。しかし、新しく入社した人だから、経験が浅いからと除け者にされることはなく、なんなら新しい人の方が異なる価値観を持っているからと大切にされることがよくあります。10期目を迎える企業でこの文化を継続している点はとても魅力的だと感じます。

――今後榮村さんがアルサーガで挑戦したいことについて教えてください!

まずはインフラエンジニアとして一人前になり、様々な仕事を任せてもらえるようになることが短期目標です。最終目標は、マネージャーの服部さんのように、アルサーガの最前線で活躍できるようになることです。

今は他のメンバーに助けられることが多いですが、どんどん新しいことを吸収して、自分が他のメンバーをサポートできる立場になっていきたいですね。


――そのために努力していることは何かありますか?

今はインフラエンジニアとしての様々な経験を積む時期なので、毎日新しいことに取り組んでいます。本当に毎日新しい知識や情報が舞い込んでくるので、それを取りこぼさないように一つひとつメモを取るようにしています。些細なことでもNotionにまとめて、次に同じエラーが起こった時はできるだけ自分で対応できるようにしています。

圧倒的にインプットすることが多いので、少しずつでもそれを自分なりにアウトプットしたいんです。

将来的に自分に後輩ができた時にも、この積み重ねが役に立つのではないかと思っています。今は自分のために、将来的には誰かのために、誰がみてもわかるような資料を作るように努力しています!


――最後に、今後アルサーガへ入社したい人にメッセージをお願いします!

アルサーガは挑戦したいことがあれば、なんでも挑戦させてくれる会社です。かなり自由度が高い環境なので、ただただ上の人から言われたことをこなすだけでは物足りないという人には向いていると思います。

そういう人にはぜひアルサーガにきて、自由な働き方を実現してほしいです。アルサーガとしてもそういう人がきてくれたら会社の成長に繋がりますし、一緒にwin-winな関係をつくっていきましょう!

――ありがとうございました!

(取材=広報室 尹、編集・文=広報室 渡邉)

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