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4月26日(水)、アルサーガパートナーズでは社内向けのライトニングトークイベント「Taste of Tech(通称TOT)」を開催いたしました。
今回は特別編として、元ヌーラボ社CTOであり現ロカオプ社CTOの縣(あがた)さんをスペシャルゲストにお招きし、ご登壇いただきました!当日は、事前にアルサーガのメンバーから募集した質問をもとに、Q&A形式で縣さんにお話を伺いました。
この特別講演会は、弊社役員とロカオプ社の社長のつながりを通じてエンジニアのメンバーが自ら企画し実現したものです。オンラインとオフラインの両方で開催され、たくさんの方々が参加してくれました。参加者の満足度も非常に高く、大成功となったイベントの様子を一部ご紹介いたします!
「Taste of Tech(通称TOT)」とは
みんなの「知ってる」「知りたい」を他の人にお裾分けして、ゆる〜くTechを楽しむことをコンセプトにした社内LT(ライトニングトーク)イベントです。
アルサーガでは「Taste of Tech」(通称TOT)と呼んでいます。
目的と背景
アルサーガには、経験豊富なエンジニアから未経験でもポテンシャルを評価されて参画したメンバーまで、多様なバックグランドを持つメンバーが集まっています。私たちはメンバーたちの多様性を尊重し、様々な知見や知識を吸収できる場を提供することを目指しており、その一環としてTOTの特別編を企画しました。
この特別編では、ヌーラボの共同創業者であり、Backlogをゼロから開発した経験を持ち、現在もプログラマーとして活躍している縣さんをスペシャルゲストに招き、縣さんと直接交流できる講演会を開催いたしました。
登壇者
株式会社ロカオプ CTO兼プロダクト開発部部長
縣 俊貴(あがた としたか)
学生時代にMSXパソコンでプログラミングの楽しさを学ぶ。以来、オープンソースのWiki実装「MobWiki」の開発や受託開発を経験。
2004年には、株式会社ヌーラボの代表である橋本氏や田端氏と共に同社を立ち上げ、最高技術責任者としてプロジェクト管理ツール「Backlog」、ドローツール「Cacoo」など、コラボレーション型のSaaSサービスの企画と製品開発などを行う。
2019年より株式会社ロカオプのミッションに賛同し、CTOとして入社。
著作に『良いコードを書く技術』があり技術評論社より出版。代表的なフリーソフトウェアとしてアプリ統合のためのブラウザ『Biscuit』がある。福岡在住。
Twitter:@agata
■ 株式会社ロカオプについて
2021年5月にリリースしたローカルエリアマーケティングを支援する「ロカオプ」をはじめとし、WebマーケティングやWeb広告全般、SEO、MEO、売上UPにつながるサイト制作を⼿掛けています。株式会社ロカオプはGoogle Premier Partnerでもあり、Premier SME(中⼩企業)Partnerの認定パートナーでもある、ダブル認定を受けた特別なマーケティング企業です。
ロカオプサービスページ:https://locaop.jp/
ファシリテーター
アルサーガパートナーズ株式会社 サーバーサイド1Div. マネージャー山崎
2021年アルサーガに入社。入社以後メキメキと実力を発揮し、サーバーサイド1Div.のマネージャーに就任。マネージャーになってからはエンジニアリングのスキルを高めるだけでなく、Div.の改善や社内業務にも積極的に貢献。
メンバーからは親しみを込めて「ザキさん」と呼ばれているが、それ以外にも様々なあだ名があるとかないとか…。
当日の様子
※一部抜粋
質問①「自社開発と受託開発について」
まず最初に、縣さんは自社開発と受託開発の働き方の違いを説明してくれました。さらに、開発したサービスが売れず失敗した経験や、自社サービスの成功に向けて感じた困難さについても話してくれました。
縣さんは自社開発や受託開発にせよ、モノを完成させるための人材が不可欠であると考えており、そのため、CTOとして採用に最大の力を注いできたそうです。採用した人材に対して信頼を寄せ、チャレンジする機会を与えるだけでなく、挑戦をサポートするというマインドセットも大切だと考え、その点に工夫を凝らしてきたと語ってくれました。
質問②「エンジニアのキャリアについて」
そして、多くの人が気にしているであろうエンジニアのキャリアプランについて、一定の技術を習得した上で進む方向を決めることの重要性について語ってくれました。自身の興味や適性に基づいて進路を選ぶことで、より充実したキャリアを築くことができるとのことです。
さらに、多様なポジションを経験することの重要性についてもアドバイスしてくれました。異なるポジションや役割を経験することで様々な発想を得ることができ、「自身がメインで担当するポジションのスキルを高めるためにも役に立つ」とのことでした。
縣さんは、自身の興味や能力を活かしながら、成長し続けるためには柔軟性と挑戦の意識が必要であるということを教えてくれました。
質問③「ChatGPTについて」
最近話題のChatGPTについても語ってくれました。
AIが提案する内容に対して判断を行うスキルを持つことが重要であり、それによってAIはより役に立つツールになるという見解を話してくれました。
そのほかにも
・開発手法について
・開発業務の進め方
・エンジニアのモチベーション
・エンジニア採用について
などの質問にご親切にご回答いただきました!
貴重なお時間、本当にありがとうございました!
参加者の声
※アンケートの結果を一部抜粋
イベントの内容に対する満足度について、総合的な満足度は8割以上の方が5点満点と回答し総合的な満足度の平均点は5点満点中4.38点と評価が高く、ゲストの縣さんに対する満足度も圧倒的に高かったです。そして、「今回のような外部の方によるトークイベントをまた実施してほしい」と答えた方は9割以上でした。
終わりに
これまでのTOTは、主に社内のメンバー同士の交流が中心でしたが、今回の特別編では社外との繋がりを作ることができ、非常に新鮮で楽しいイベントとなりました。
縣さんの経験と知見に触れることで、アルサーガのメンバーは、自身のキャリアや将来の方向性について再考する貴重な機会を得たと思います。
外部からの知見を吸収し、内部で学び合うことによって、多様性を尊重し相互成長を目指している「アルサーガらしさ」を感じるイベントでもありました。今後もこのような機会を創出し、多様なアイデアや知識を取り入れ、互いに刺激し合う環境を維持していきたいですね!
(文=広報室 尹)