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選考突破のヒントがここに?
今回「人をつくるアルサーガ。」では、サーバーサイドエンジニアの阿部が登場!
ポテンシャル採用を強化している当社ですが、“他社と比べてアルサーガの面接は印象的だった”と話す新入社員が多くいます。阿部もその中の一人で、特に最終面接が印象深く、それが入社の決め手にもなったと話しています。
今回は、選考中に二度もポートフォリオを作り直したという阿部に、面接中での苦難や成長、これまでの歩み、そして今後の展望について話を聞きました。
目次
- 起業を経てエンジニアの道へ
- 二度のポートフォリオの作り直しで得たサービスを作る上での最も重要な考え方
- 挑戦できる環境を活かし今後実現したいこととは?まだまだエンジニア募集中!
ご意見・ご感想募集
起業を経てエンジニアの道へ
――エンジニアになる前は会社経営をしていたのですか?!
阿部:大学三年生になるタイミングでエンジニアの友人と一緒にITの会社を立ち上げました。自社サービスで一発当てにいきたいと思い、CtoCのマッチングサービスの開発をしていました。ただ、当時の私はエンジニアの経験が全くなかったので、開発は友人に任せてビジネスアイディアやデザイン面の担当をしていました。
――この起業はもともと計画していたのでしょうか?
阿部:正直なところ全然計画はしていませんでした。ただ、祖父が商売をやっていたこともあり、会社経営に関しては前々から興味を持っていました。
また、大学でIT×経営について学んでいたので、その勉強の延長線上で起業について本格的に興味を持ち始めるようになりましたね。その中で、ピーター・ティールの「ゼロ・トゥ・ワン」という本に出会い、ITのスタートアップをやりたいと強く思うようになりました。
ITは初期投資がかからず、尚且つまだ世の中にはないサービスをつくることができる点で夢があると感じました。
起業するにあたってファイナンスだけはしっかり勉強しましたが、それ以外は全て勢いでしたね。お恥ずかしい話です。。
――その覚悟とスピード感はとても尊敬します!(笑)
――でも、そこからなぜエンジニアを目指すことになったのですか?
阿部:実際に開発が進んでいく中で、一緒に経営していた友人と突然連絡が取れなくなってしまったんです。自分一人になってしまい開発もできないので、とりあえず自分でできることからやろうとWordPressを使ったメディア運営をすることにしました。
そこから1年ほど運営したのですが思っていたよりうまく業績が伸びず、悩んだ末、会社経営から退くことにしました。同時に、自分で開発くらいできるようになりたいと思い、プログラミングの勉強を始めたのがきっかけでした。
――え。友人の方いなくなってしまったんですね…!
阿部:一人になったときは正直精神的にきつかったですね。。周りも就活の時期だったので尚更焦りもありました。
その友人とは親友というわけではないのですが、地元は一緒で家が近く、小中学校も一緒で幼馴染のような関係でした。自分達なら「きっとできる!」と思い込んでいたのですが、そのような甘い考えでは通用しないとビジネスの難しさを痛感しました。
――それを乗り越え、プログラミングにハマることができたのもすごいです。
阿部:自分でもここまでハマるとは思ってもいませんでした!プログラミングをやったことがなかった当時は、「こんなの絶対に無理だろ」と思っていたのですが、勉強すればするほどできることが増えていき、それが楽しいと思えるようになりました。「この機能自分で作っちゃった!」など、一つ一つに感動しましたね。
――アルサーガはどのようにして知ったのですか?
阿部:アルサーガを知ったきっかけは求人サイトです。他の会社もたくさん見ていた中で、何故かは分からないですが、アルサーガは面白そうな会社だなと直感的に思いました。
そこでコーポレートサイトを拝見し、社員インタビューの「人をつくるアルサーガ。」などの社内メディアを一通り見ましたが、働いている人たちみんなが楽しそうに見えたんですよね。
自分自身、楽しみながら仕事をしたいという想いがあったので、楽しそうに仕事をしている先輩方の姿をみてアルサーガに興味を持ち始めました。
また、受託開発会社で働きたい思いが強くありました。なので、アルサーガを含めた受託開発会社を10社ほど応募をしました。その中でいくつか内定をもらいましたが、最終的にはアルサーガへの入社を決めました。
二度のポートフォリオの作り直しで得たサービスを作る上での最も重要な考え方
――アルサーガへの入社の決め手は何だったのでしょうか?
阿部:泰明さん(代表)の最終面接が印象的でしたね。
まず、私は一次面接のポートフォリオのプレゼンで不通過になりました。そこでポートフォリオを作り直し、熱意を認めていただけたのか、一次面接を通過することができました。
そして最終面接を迎え、一次面接で通過したポートフォリオのプレゼンをしたのですが、泰明さんには自分の無意識的だった物作りの姿勢を指摘されてしまいました。
――泰明さんからどのようなことを言われたのですか?
阿部:率直に「なぜこれを作ったのか分からない」と言われました。
そこで自覚したのですが、私は、“面接に受かることを目的”としたポートフォリオを作ってしまっていました。自分が本当に作りたいものではなかったので、なぜこれを作ったのか?という問いに答えることができなかったんです。それが全て泰明さんには見抜かれていたんだと思います。
――では一から作り直すことにしたのですか?
阿部:はい、本当に自分が作りたいものを作ろうと思い、もう一度起業をするような気持ちで一から作り直しました。
まず何を作ろうか考えたときに、プログラミングスクールに通っていた頃のことを思い出していました。当時、コロナの影響もありずっとリモートでの授業だったため、一人で勉強するのが寂しいと感じていました。それをヒントに、リモートで勉強している人たちが繋がることができるようなシステムがあったらいいのでは?と考え、サイト上でビデオチャットができるライブ配信のシステムを作ることに決めました。アルサーガでいうと、agoraを採用したようなライブ配信サービスになります。
――それはすごいですね!どのくらいの期間で作ったのですか?
阿部:2〜3週間くらいだったと思います…!
――プログラミング経験のない私でもかなり速いのでは?と感じたのですが。
阿部:速いと思います。ちょっと悔しすぎて頑張りました(笑)。
――これはかなりの負けず嫌いですね!!(笑) 泰明さんの反応はいかがでしたか?
阿部:喜んでましたね!このような技術を使った成果物を出した人はこれまでにいなかったみたいで。特に評価していただいたのは、自分が解決したい課題に対して最適な技術を選んだという点だと思っています。
二度の作り直しをしましたが、1回目と2回目では私自身の考え方も全く違いました。2回目で特に意識した点は、技術よりもサービス設計に時間を費やすことでした。
サービス設計のときに使ったフレームワークがあります。
「誰の」「どんな課題を」「どうやって解決するのか」「既存の代替品は何か」「作りたい意味は」
これは他社の受け売りですが、設計時にこの要点を詰めておくことで、何を質問されても答えられるように準備をすることができました。
――この考え方は入社後の今も重要になりそうですね。
阿部:そうですね。プログラミングスクールだけでは決して学べないことでした。面接に受かることを目的としてしまっていた私に、サービスを作る上で本当に大切なことは何かを気づかせていただき、この面接の中で成長させてくれたことは入社の決め手としても大きかったですね。
挑戦できる環境を活かし今後実現したいこととは?
――実際に入社してみて、改めてアルサーガの印象はいかがですか?
阿部:楽しいです!実務未経験ということもあり入社前はとても不安だったのですが、一緒のプロジェクトの方や周りの方がとても親切で優しいので、その不安はすぐに消え去り前向きに取り組むことができています。
私が思い描いていたイメージとのギャップは全くありませんでした。入社前にインタビュー記事を拝見していたので、「記事の人がいる!」と有名人と会うような感覚にもなりましたね(笑)。
――その感覚は面白いですね!(笑) 他にメリットに感じたことはありましたか?
阿部:本人の意思や意見を尊重してくれるところはありがたく感じています。
私を含めチームのメンバーがコードを書く機会をもっとつくりたいと思っていたところ、チームリーダーの月田さんがそれを察してくれて、「みんなで何かサービスを作ろうよ」と言ってくれたんです。そのような提案をしてくださって「最高だな」と思いました。挑戦の場をくれることがありがたいですし、嬉しかったですね。
何を作るかはまだ決まっていませんが、もしこれが自社サービスとして大きくなることができたらと考えるとこれからが楽しみです。
――私も楽しみにしています!
――そのような環境で、今やりがいを感じていることはありますか?
阿部:攻めのDXのような新しい取り組みの面白いサービスの開発に携われることにやりがいを感じます。前述の通り、受託開発会社で働きたいと思っていた理由はまさにこのことで、このような経験は受託開発ならではの特権だと思っています。
アサインしていない案件でも実際にコードを見ることができたり、プロジェクトメンバーの話を聞いたりすることができるので、さまざまな業界のサービスについても知ることができとても勉強になります。
――最後に今後の展望を教えてください。
阿部:今後の展望として、受託開発をやりながら社内で自社サービスを生み出していきたいです。アルサーガは挑戦できる機会を多く作ってくれるので、そのチャンスを無駄にしないよう自社開発の話があれば積極的に参加したいと思っています。
お客様の思いに伴走して新しいサービスを生み出していく楽しさと、自社内で新しいことに挑戦していく楽しさの二軸を大切に、今後もたくさんのことに挑戦していきたいですね。
――ありがとうございました。
(写真=App Div 吉田、文=広報室 宮崎)