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コードも書けるコンサルタント最強説!?自走が止まらない牟田篤兄に迫る

大好評の連載企画「人をつくるアルサーガ。」連載第12回は、2020年8月に入社したコンサルタントの牟田篤兄(むたあつよし)が登場!

エンジニアの知識もあり、若手コンサルタントして現在活躍中の牟田さん。

今回は、コンサルタントの仕事内容や、エンジニアの業務経験がどのようにして役に立っているのか、そして、エンジニアとコンサルタント両方を経験してみて分かった、アルサーガの強みについてお話を伺いました。

インターンで参加したきっかけとは…?

ーーインターンとしてアルサーガに入ったきっかけを教えてください。

牟田:大学院生の頃から、当社山川さん(シニアコンサルタント/データサイエンティスト)と知り合いだったのですが、山川さんからの紹介でアルサーガのインターンに参加しました。

僕は数学を専攻していて、データの分析や統計学を使う仕事に興味があったので、データサイエンティストとして活躍されている山川さんのもとで働いてみたいというのが大きかったですね。

ーーでは、エンジニア志望でもなく、アルサーガに来たきっかけは“山川さんがいたから”なんですね!(笑)

牟田:そうなりますね!(笑)

ーーでも、最初はエンジニアの勉強をしていましたよね?

牟田:最終的に山川さんのような人材を目指したいと思った時に、データを使ったアドバイスをお客様へできるようになるためには、ビジネスの知識はもちろんのこと、数学の知識やエンジニアリングの知識も必要になってくるので、3つの領域を網羅するために、まずエンジニアの勉強から始めました。

ーーでも、コンサルの方々ってコードが書けるまでのエンジニアの知識はもっていないことの方が多いですよね?

牟田:そうですね。なので、そこができたらもっと強い人材になれると思いました。

ーーたしかにそれは強い…!!

ーーそこから正社員として入社をした決め手は何だったんですか?

牟田:一応他社で内定は決まっていましたが、インターンとしてアルサーガの経験を積んでいくうちに、居心地の良さや、自主性が尊重され、頑張り次第でいくらでもやりたいことのできる会社だと感じたので、改めて入社することを決めました。

ーーアルサーガを選んでくれたんですね!インターン時は主にエンジニアの業務についていたんですか?

牟田:はい。インターンの期間は1ヶ月で、サーバーサイドエンジニアとして最初の2週間はLaravelを習得するために、本を読みながら簡単なアプリを作り、残りの2週間でプロジェクトに参画させていただきました。
怒涛の1ヶ月でしたね。(笑)

ーーかなり詰め込みましたね!(笑)エンジニアの仕事は嫌いではなかったですか?

牟田:全然嫌いではなかったです!コードを書くのも考える仕事ではあるので楽しかったですね。

エンジニアリングとコンサルタントの明確な違い

ーーなるほど。コンサルの業務につき2ヶ月程経った今、難しいと感じていることはありますか?

牟田:それは明確にありまして、エンジニアリングとコンサルタントって全く違うところが一つあると思っていて、それは「正解の有無」なんですよね。

エンジニアリングは求められている結果が明確になっているので、その正解(ゴール)を目指してどのように実現していくかを考えていきます。
なので、できたかできていないかが明確なんですよね。上手く動けばできてるし、動かなければできていないと。
ただ、結果ははっきりしている分、難しさもありますね。エラーの原因がわからないといつまでたっても動かないので。。

一方コンサルタントは、どういう結果を求めるべきかを一緒に考える仕事でもあるため、正解がないんですよね。

ーー正解を作り出していくというのは、プロジェクトを進行していく上で要となる部分でもあると思うので、そういう面でのプレッシャーもありそうですね…!

ーーコンサルの業務についてもう少し詳しく教えていただけますか?(私が無知すぎるので…)

牟田:今僕が持っている案件でいうと、お客様がどういうことをやりたいかは決まっていたので、その頭の中にあるやりたいことを、明確な言葉にしてどうシステム化していくかをまとめています。

例えば、「ユーザーが実際に使うときにこのデザインの方が分かりやすいよね」とか、「情報を入力していくときは順番A、順番Bのどちらの方がいいか」など、こちらから提案を重ねて仕様を決めたり、ユーザーの情報はどう管理していくかなど、システム開発の土台となる部分を決めていきます。

このとき、早い段階からデザイナーの方と連携して業務を行っていて、違う分野の方と一緒に働けていることも楽しいポイントです。

ーーシステムに落とし込むまでの工程をすべて整理しているんですね。

ーーちなみに市場調査もしていましたよね?

牟田:市場調査は僕が勝手にやってます。(笑)

ーーそうだったんですね!!指示された訳でもなく勝手にやってるのすごすぎます…!!
エンジニアだけでなく、コンサルも自走力は大事なんですね!市場調査の資料はお客様へ見せましたか?

牟田:見せてはいないですが、見せたいですし、見せられなかったとしても、将来お客様のマーケティングに役立つデータがとれるよう、システム内に入れて貢献することはできると思ってるので、無駄にはならないですね。

ーー未経験でそこまで考えて行動できるの尊敬します…!なぜそこまでできるんですか?

牟田:アルサーガの思想として、頼まれたものを作るだけではなくて、戦略を提案しようというのがありますが、とても大事なことだと思っています。相手がどうしたらもっと喜んでくれるかを考えるって、仲の良い友達には普通にやることだと思うんですよね。

相手に対する当たり前の思いやりとして、マーケティングで「こうしたらもっと売れるようになりますよ」と提案ができるなら、絶対にその方がいいと思ってやっています。

ーー元々の考え方が泰明さん(代表)と似ていたんですね。とても頼もしいですね!

コンサルタントでエンジニアの知識が強みとなる

ーーエンジニアの知識がコンサルタントで役立っていることはありますか?

牟田:ありますね。まず一つは、システムがどのように動いているのかイメージがつくので、実感をもって話すことができることと、二つ目は、自分が何を分かっていないかが明確に分かることです。

必要な知識の地図が頭の中にあるので、分からないことがあったときに、どの分野で誰に聞けばいいかとか、何を調べればいいかがすぐに分かるので、スムーズに動くことができます。

ーーなるほど、その知識がないと何が分からないかも分からない場合もあるってことですね。

牟田:そういうこともありえますし、絵に描いた餅のような提案をしてしまう恐れもあったと思います。

ーーその点でアルサーガはコンサル段階で現実的に開発可能な提案をしているってことですね?

牟田:そこを目指しているのは理にかなっていると思います。

ーーコンサル含め、デザイン〜開発までワンフロアできるアルサーガの強みってありますか?

牟田:コンサルとエンジニアの交流が増えることで、お互いの考えを吸収することができ、コンサルとしては、どういうことを後工程でやるのか考えやすかったり、エンジニア側から「もっとこうしたらいいんじゃないか」と意見を聞くこともできるので、質の高い提案にも繋がっています。

お客様の作りたいサービスをただ作るだけでなく、お客様に寄り添った追加の提案ができることで、より満足度の高いサービスの提供の実現ができるのは、ワンフロアで一貫している強みだと思っています。

ーー各ポジションが近い距離にいるから気軽に相談できていいですよね!それで実際に提案の質も上がっているんですね!この当たり前の環境にも感謝ですね><

ーー最後に、今後アルサーガでどうなっていきたいですか?

牟田:周りと一緒に勝てる人になりたいです。周りも勝たせるし、時には自分も勝たせてもらう。

そのために、コンサルティングやエンジニアリングの知識、得意の数学を使った論理的な思考だったり、自分の持っているものを使って、お客様も自分の会社も会社にいる周りの人たちも勝たせる。これがどんどん大きな範囲になっていけたらいいなと考えています。

ーーその目標のために、コンサルだけにとどまらず、全ての知識を網羅していくということですね…!私も一緒に勝ちます!(笑)本日はありがとうございました。

番外編!!

ーーずっと聞きたかったんですけど、なんでそんなに数学オタクなんですか?w

牟田:これ真面目な話、ガチで数学者を目指してました。
高校3年の秋くらい〜大学院2年の途中まで、数学のことしか考えてないくらいの生活だったんですよ。(笑)

ーーええぇぇ〜!!(笑)なんでそこまで数学にハマったんですか?

牟田:何か一つのことに集中したいと思ったときに、たまたまハマったのが数学で。塾の先生がすごい数学の授業うまかったんですよ。それがきっかけになったのはありますね。

そこからどんどんのめり込んでいって、数学者になれば数学だけやってられるとシンプルな理由から数学者を目指してましたね。

朝起きてから夜寝るまで数学しかやってなくて、調子良い時は夢の中でも数学してましたね。(笑)

ーーそれはやばすぎですww

牟田:本当にこの狂った生活を7年近く送っていました。数学をやっていない自分の方が不自然なくらいだったので。

ーーじゃあ、ドラマのガリレオみたいな計算式も見れば分かるんですか?(笑)

牟田:大体分かると思います!ただ、数学も分野が広いので調べれば分かりますね。

ーーあんな計算どこで役に立つんですか?w(←失礼な発言すみませんw)

牟田:もはや役に立つとかではないんですよね。それそのものが楽しいと思ってやっている人が多いので。まあ、でも結果的には、数学で使ってた頭の使い方は役に立ってるんですけどね!

ただ、仕事では役に立つんですけど、ロジックモード全開にしていると嫌われるので。。(笑)会話するときは気をつけてます。(笑)

ーーロジックモード全開の牟田さん一度見てみたいです!(笑)
今回インタビューを通して数学オタクになったきっかけを知ることができてスッキリしました!(笑)ありがとうございました^^

(写真=App Div 吉田、文=広報室 宮崎)

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