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【プロジェクト対談】共創でブラッシュアップを加速!コーポレートブランディング踏まえた、採用ブランディングプロジェクト

こんにちは!人事の越智です。
揚羽の採用ブランディングでは、「企業らしさ」を見つけ、学生や求職者に対して、伝えるお仕事をしています。

今回は、ある大手メーカーの採用コンセプトの策定、それに即した採用ツールの制作まで、総合的に採用ブランディングを支援したプロジェクトについて、インタビューをしてきました。


■お話を聞いたメンバーのプロフィール

・営業プロデューサー 吉田涼華
愛媛県 松山市出身。神戸大学卒業。
2020年揚羽に新卒入社。入社後には営業プロデューサーとして活躍。
案件創出から企画提案、クライアントとの関係構築などに従事。
現在は、サブマネージャーとしてメンバー育成などを中心に、
採用ブランディング領域、インナーやアウターブランディングまで幅広く担当。
趣味は日本全国の酒蔵巡り。

・ディレクター 日向進
北海道 函館市出身。
出版社、出版系のプロダクションで雑誌の編集や広告の制作業務に従事。
2019年9月揚羽へキャリア入社。ディレクターとして企業ブランディング案件に関する、
Web/グラフィックなど様々なメディアの制作を担当。広告業界で人生の半分以上を過ごす。
好きな食べ物はギョウジャニンニク入りのジンギスカン。

プロジェクト概要
採用ブランディング
採用に関する定量的・定性的な調査分析・採用コンセプトの策定、
Webサイト、パンフレット、映像の企画制作まで


■制作したツール
採用サイト:新卒採用サイト、キャリア・第二新卒採用サイト
採用パンフレット:新卒採用パンフレット
映像:同期座談会、仕事紹介


―本日はよろしくお願いいたします!
改めて、プロジェクトについて教えてください。

吉田:大手メーカー様の総合的な採用ブランディングの支援プロジェクトになります。
当時の揚羽では珍しく、提案金額が大きく、ページ数も多いサイトのリニューアルのご提案でしたね!
採用に関する定量的・定性的な調査分析から、新たな採用コンセプトの策定、それに即した採用ツールとしてサイト、パンフレット、映像を制作しました。

日向:あとは「企業ブランディングを意識した案件」だったのが印象深いです。
同社のブランドガイドラインを採用視点で再解釈し、求職者に向けたブランドとして、どう構築するのかについて、社内デザイナーともたくさん議論しましたし、先方の関係者とも、丁寧に連携しました。

採用サイトとパンフレットでコンセプトが少しズレてしまうことも場合によってありますが、プロジェクトを進めていく中で軸がしっかり出来ていたことで、
「軸となるコンセプトからそれぞれのツール全体的に繋がっていくんだな。」と体感しました。

ーコーポレートブランディングとも連携をとった企画だったんですね!

初の大型受注。周囲を巻き込んでの企画とは


ー提案に至るまでの経緯も教えてください。

吉田:当時、私は揚羽 2年目の冬。先輩から引き継いだばかりの大手メーカー様から突然一本の電話があったことが受注のきっかけでした!

採用サイト、パンフレット、マイページのコンテンツなど、一式差し替えたいというご相談でした。
私としては、未だ営業目標が達成できておらず、モヤモヤを抱えていたので、これはチャンスだ!と、やる気満々で挑んでいたんです。

ただ、私自身は複合的な案件の提案をすることが実は初めてで…。
今回は採用ブランドコンセプトを立てて、同時に採用サイト、パンフレット、映像を同時に提案することに対して非常に緊張していたんです…。

その不安を一蹴するように揚羽のメンバーの皆さんが協力してくれて、提案までの段取りから企画内容まで積極的に参加してくださいました。
進め方については、当時の営業同行の先輩に逐一、この後の進め方を確認するミーティングでお時間をいただきながら、教わった上でいろんな方を巻き込んで提案させていただきました。

初回アポイントは営業のみでしたが、すぐに制作部門を含めた社内のプロジェクトチームも発足し、2回目のお打ち合わせからは、日向さんにもディレクターとして参加いただいて、とても心強かったです!
「みんなでよりよい提案にしよう!」と提案までの約1ケ月間をチーム一丸となって駆け抜けられたことは今でも印象的です。

ー2回目のお打ち合わせから、ディレクターも関わることもあるんですね
一緒に企画を考えていくチーム感が増しそうです。

「クリエイティブを科学する」サーベイを用いた提案

ー提案において、特徴的だったことはありますか?

日向:コンセプトに関しては、揚羽の採用ブランディング効果測定サービス※1「ビズミルサーベイ」を活用したことですかね、揚羽としてもやりたかったことでもあるし、お客様にもとても響いていたと思います。

通常の提案だと、「こういう風に見られているんだと思います」と定性的なヒアリングやマーケット情報を踏まえた上での提案になりますが、本提案では「実際に、御社を見た学生から、こう感じられています。」とデータで提示が出来ました。

※1「BiZMiL SURVEY(ビズミルサーベイ)」とは各社の採用ターゲット学生から見た自社と競合他社のブランドイメージの比較や、 学生と人事・社員から見た自社のブランドイメージの比較…など、 あらゆる視点のギャップを可視化でき、採用プロセスごとの測定・分析により、 リアルタイムな採用広報の修正も可能にしたサーベイです。業界・個社・仕事・キャリア・人の5つのブランド項目に関する合計25項目の質問に対し、回答者は自社・他社のイメージを評価。その結果をもとに、自社のイメージ発信が目指している結果を生んでいるのか、ないしは、自社のどのような側面がポジティブに評価されているのか見極めることで、より効果的な採用ブランディングの立案を行うことができます。〈サービス紹介ページ:https://www.ageha.tv/renewal/service/bizmil-survey/


具体的には、データから導き出された自社の強みである「成長が見込まれるビジネス」や「大きな裁量権」をもっとアピールできること、反対にターゲットの学生へ「会社の雰囲気が上手く伝わっていないこと」から、理解ではなく共感させるアプローチが有効であると提案をさせていただきました。

吉田:こうしたサーベイをつかった提案について、
お客様からも「昔の揚羽からさらに進化しているね。」とお声をいただけて、
揚羽が日々成長していることも評価いただき、本当に嬉しかったです!

ーお客様に更なる価値を提供できるよう、揚羽も日々成長しているんですね!


受注から完成まで約1年。コロナ禍の中、
選んでもらえるための新しいツールを作成。

ー大規模な案件でしたが、制作の場面で印象に残ったことはどんなところでしたか?

日向:そうですね…。
ブランドガイドラインという制限がある中でも、揚羽だからできる表現や提案を織り交ぜ、メンバーと試行錯誤しながら進められた過程では、制作の面白さを感じられましたね。

クライアントとのコミュニケーションの中で、「相談して創っていきたい」というご意向を感じました。こちらから一方的に提案するだけではなく、お客様側からも「こんなのはどうですか?」とアイディアをいただいたり、共に創っていく部分も多かったですね。

ただ人事部門やブランディング担当部門、広報部門などお客様側の関係者も多く、その分合意形成をとりながら進行していくのは、非常に丁寧なコミュニケーションが必要な場面でした。

ブランドガイドラインに関してもお客様のブランドとして考え方、価値観としてもっているものを大切にしながら「揚羽としてどう表現できるか」をメンバーともお客様とも徹底的に話し合いましたね。

社内では、デザイナーはじめ制作陣で、ガイドラインを隅々まで読み込み、ルールとしての形式でだけ理解するのではなく、お客様の採用ブランディングとして再解釈した上で、どうクリエイティブに表現するか?をメンバー同士で意見を交換していました。
作り上げたデザインについても、デザインの裏にある一つ一つの意味をお客様へ説明し共に納得することで、お客様と一緒に採用ブランディングをカタチに出来たと思っています。

お客様のブランドの考え方、価値観として大切に想っていることを理解して表現していくことは企業ブランディングをやっている会社として、これからも試行錯誤しながら粘り強く取り組んでいきたいですね。

吉田:よりよくしたいというお客様に寄り添い変更も多かった結果、見積書もかなりの回数出し直しの対応をしました。
コロナ禍での撮影やインタビューということもあって予定通りに進まないことも少なくなかったですね。都度、メンバーと相談しながら、お客様に説明し理解いただきながら進めていったことも今ではよい想い出です…。

ークライアント側の様々な方との丁寧な連携の結果、実現した表現でもあったんですね。

揚羽だから貢献できたこと



ー最後に、このプロジェクトで発揮した揚羽の強みは何だと思いますか。

吉田:お客様の変化や新たな要求に対して、揚羽も柔軟に進化しているところもあるのではないかなと感じます。3、4年前はクリエイティブの表現力が高いとお声掛けいただいておりましたが、今回は更に踏み込んだデータを元にした提案ができたことで、新しい提案のカタチに挑戦し提案をしていける揚羽の柔軟性を発揮できたプロジェクトではないかと思います!

日向:お客様と対等に意見を交わして共創できることで、よりよいものができたと思います。

実際に取材にも多く参加させていただき、多彩な事業や企業のもつ可能性を肌に感じて『素晴らしい会社だ』と心から想えました。お客様からのご相談で、変更したり、期待に応えられるアイディアを新たに出したりすることも多かったですが、「この会社の為にも頑張りたい」という気持ちで制作にあたっていましたね。

ーまさに「ブランド共創パートナー」を感じる案件でした。
お話を聞かせていただき有難うございました!





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