移動の自由に貢献するアイディアの実例
■オートパーキングメモリー(APM):駐車場の入口まで案内できる仕組みを考案して実現 ■スマートループ(市販初のプローブ情報システム):APMや走行履歴の情報を他のユーザーと共有できる仕組みを実現 ■スーパールート探索:デバイス単体では情報量と処理能力が不足して、時に不合理な経路を導き出してしまうという制約があったため、大きなコンピューティング能力とリアルタイムな情報が利用できるクラウドを利用したルート探索の仕組みを実現
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社 / オートモーティブ事業統括補佐 シニアスペシャリスト
【課題認識】 「移動の自由」はすべての人が平等にもつ権利であり、自由な移動には車が欠かせません。ただし移動に利用する道路の容量には限りがあり、昨今は移動に伴う温室効果ガスの排出問題などもあるため、個人の権利と公共の福祉とを調和させた持続可能な「移動の自由」を目指す必要があります。さもなければ、いずれ社会は「移動が不自由」
私が取り組みたいと考えている社会課題の具体例を述べます。まず最初に経路計画というものについて、私なりに定義します。経路計画とは車が走行する経路を定める仕組みや結果を指します。私はミクロ(≒狭域)経路計画とマクロ(≒広域)経路計画に分解して考えています。ミクロ経路計画は車線レベルで自車位置前方(0m~数km以内)での走行経路(軌道)を計画する
自動運転車/ADAS車に利用される高精度3次元地図の開発を通じて、「移動の自由」の実現に貢献すること
大切にしているテーマ:社会課題の解決、特に移動の自由 自動運転車/ADAS車に利用される高精度3次元地図の開発を通じて、「移動の自由」の実現に貢献すること
■オートパーキングメモリー(APM):駐車場の入口まで案内できる仕組みを考案して実現 ■スマートループ(市販初のプローブ情報システム):APMや走行履歴の情報を他のユーザーと共有できる仕組みを実現 ■スーパールート探索:デバイス単体では情報量と処理能力が不足して、時に不合理な経路を導き出してしまうという制約があったため、大きなコンピューティング能力とリアルタイムな情報が利用できるクラウドを利用したルート探索の仕組みを実現