- ゲームディレクター
- マイクロサービス推進エンジニア
- Others
- Other occupations (41)
- Development
- Business
- Other
viviONでは、漫画の制作、プロモーションをすべて社内で行っています。
その過程に関わるチームを代表し、漫画編集の秋葉悠司さん、SNSなどでのプロモーションを担当する和田麻衣さんに詳しくお話をお聞きしました!
ーー初めに、お二人の自己紹介をお願いします。
秋葉:
コンテンツ部で、コミック制作、forcsユニットとパブリッシングユニットでサブマネージャーを務めている秋葉悠司です。
業務内容としましては主に漫画の編集を担当しており、部員の方があげてくださったネーム・プロットの確認や、作家さんとのやり取りを担当しています。
和田:
マーケティング部、コミュニケーションユニット(以下:CMユニット)のリーダーを務めている和田麻衣です。
私たちのユニットはSNSを通じて、よりユーザーと近い所でコミュニケーションを取りながら、自社の漫画作品を多くの方に読んでもらうためのマーケティング活動を行っています。
また、最近はviviONで漫画を描いてくださる作家さんを集める活動も、CMユニットで担っています。
ーーありがとうございます。ではまず、viviONでの漫画制作の流れを教えて下さい。
和田:
まず初めに行うのは、作家さんの募集です。
viviONでは「漫画家募集サイト」を運営しており、そこでviviONで漫画を描きたいと思って下さる漫画家さんを常時募集しています。サイトの見直しやSEOの改善を繰り返し行い、おかげ様で毎月数十名の新しい漫画家さんにご応募いただいています。そこから応募作品を、秋葉さん達のチームに確認していただくことで漫画制作の流れが始まります。
秋葉:
そこから作家さんと一緒に、やりたいネタや作りたいキャラクター、ストーリーなどを相談し、作品の方向性を定めていきます。
編集はその他にも、予算の計画を立てる等の事務的な部分を整理する業務も行います。そうして漫画制作の土台が仕上がったところで、作家さんに本格的にご執筆へ入っていただきます。
ネームが完成しそこから原稿が上がってくると、作家さんと一緒にタイトルをつけたり、あらすじ、テキストを考えていきます。
そこから価格帯や配信のペース等を相談したり、他書店への営業活動なども、社内部署と連携を行っていきます。
作品が出来上がったら、アプリや電子サイトにてマンガの配信をスタートさせます。ここで、連載までの大きな流れは終了ですね。
ーーそこから、どのようにプロモーション活動が行われるのでしょうか。
和田:
作品によってはネームや初稿の段階からプロモーションの検討が始まります。作品が完成すると、出来上がった漫画を沢山の人に知っていただくプロモーションのフェーズに入っていきます。CMユニットは編集者と相談をしながら、どのSNSでどのページを発信したらユーザーに興味を持ってもらえるかというところを話し合い、訴求していくという流れになります。話し合いの際には、漫画編集さんと作家さんに意見をいただきながら進めていきます。
秋葉:
漫画編集の目線では「これは女性に共感性をえられそうなストーリーだな」と思いながら漫画制作をしていても、CMユニットの方から「この作品なら男性の読者さん向けにも発信できますよ!」といった提案をいただくようなことがあります。このように、編集者の視点だけでは気が付かない部分から作品を開拓し、SNSでのプロモーションをしていただいています。
和田:
他にも、SNSの種類に合わせて表現を変えたり、流行に合わせた表現やトレンドといった部分をフィードバックしたり、編集さん、作家さんと意見交換をしながらプロモーションを行っていきます。
ーーありがとうございます。次に、秋葉さんが思う漫画編集のやりがいや面白さについて教えてください。
秋葉:
出版社や制作会社の中でも、作家さんの隣で仕事ができるのは担当編集だけだと思います。常に連絡を取り、作家さんの疑問を解決したり、作品に関する相談をしたり、作品にダイレクトに関わることができるということが、漫画編集の魅力だと思っています。
この先100万部クラスの人気漫画になるかもしれないネームを一番初めに見ることができることや、そこから完成まで制作に近くで関わる事ができるというのは、唯一無二の楽しさだと感じています。
また、これはviviONならではの面白さかもしれませんが、viviONは漫画のジャンルの中でも「少年漫画」「青年漫画」「BL」「TL」など、幅広く出版を行っています。紙の漫画を出版する部署もあれば、WEBTOONを担当する部署もありますから、幅広い強みがありますね。
社内に多種多様なジャンルのプロの皆さんがいらっしゃるので、そういった方々から幅広い知識をお借りしながら編集ができる部分に面白さを感じます。
漫画を制作するだけでなく、作品のプロモーションまでを社内でしっかり行っているところも魅力の一つです。
漫画編集者は、漫画をたくさん読むというだけではなく、様々な分野の幅広い知識を持つことも大切だと思っています。色々なことに興味を持って取り組んでいけたり、人とコミュニケーションを取って新しい知識を取り入れていく意欲のある方は、漫画編集者として活躍できるのではないかと思っています。
ーー和田さんが思う、CMユニットのやりがいや面白さについて教えてください。
和田:
CMユニットがプロモーションの媒体として主に扱っているSNSは、日々大きく変化しています。SNS自体の仕様が変わったり、流行が移り変わっていく速度もとても早いです。少し前の知識や流行はすぐに古いものになってしまい、常に新しい情報や発想が必要になります。
そこが大変な反面、知識がまだあまりない若手の方でも「これをやってみたい!」と意見を出して挑戦していくことができます。知見があるなしに関わらず、誰でも自分のアイデアを試すことができるところがCMユニットのやりがいだと思っています。
最近はお笑い芸人さんを起用したYouTubeの漫画賞番組「設定さん。」を制作し、漫画家さんを集めることと、芸人さんに応募作品をプロモーションしていただくことを同時に目指したり、日々様々な企画を実行しています。
また編集さんも同様ですが、たくさんの人と関わって様々なお手伝いをできる職種でもあります。新しいことに挑戦する意欲があり、そういったことを楽しめる方に向いているお仕事だと思っています。
ーーお二人が思うviviONの働きやすさとはどういったところでしょうか
秋葉:
僕が感じるviviONの良さは、社内の風通しの良さです。
例えば何か話し合いをする際、結論が出ていないような意見でも嫌がらずに受け入れて、むしろそこから話を展開してくださったりするんです。「もう少しまとまってから発言しないといけないかな」「自分が意見を言っていいのかな」と不安になることなく、誰でも意見を発信し、周りはそれを受け入れる話しやすさのある会社だと思います。
業務外でも、役職や所属している年数に関係なく、みんなが仲良くコミュニケーションを取っている印象があります。挨拶も活発ですし、趣味の話で盛り上がっている光景もよく見かけます。そういう雰囲気だからこそ、業務時間もメリハリを持ち、ストレスを感じずに働くことができるのではないのかと思います。
和田:
私もそう思います。
他にも、viviONはプライベートの時間を充実させながら働くことができるのも魅力だと考えています。
プライベートの時間を持ち、心身ともに健康な状態で働く事ができれば、業務の質の向上にも繋がると思います。なので女性、男性問わず育休や産休が取れる制度があったり、定時で帰りやすい雰囲気がある事は魅力的だと思っています。
だからこそ、時間内でしっかり業務をこなし結果を出す必要があります。
そこが難しさでもありますが、業務に集中して取り組むことができ、プライベートも大切にしたい方にとって働きやすい環境だと感じます。
ーーお二人の今後の目標を教えてください
和田:
二人の目標は、viviONの「漫画家募集サイト」から募集してくださった新人作家さんの漫画を作り、それらを多くの人に読んでいただくことです。
そしてアニメ化、ドラマ化など幅広く作品が露出し、SNS等で話題になるような作品にして世界中の方に読んでいただくことが最大の目標です。
秋葉:
viviONを選んで漫画を描いてくれる作家さんには手ごたえを感じていただきたいですし、届けたい漫画が最大限おもしろくなるような、作家さんにとって心強い編集部を作っていきたいと思ってます。
オリジナル作品の創出を加速!デジタルコミック・マンガ編集者を積極募集中!