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「一目惚れしたホテルで働くために」茨城から愛媛に移住を決めた理由 | 瀬戸内リトリート青凪

とにかくこのホテルに一目惚れをしてしまって。ここで働くために温故知新に入社をしました。

今回お話を伺ったYさんは、2022年の新入社員として株式会社温故知新に入社。安藤忠雄設計、全7室の瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新(以下、青凪)と出会ったことが、彼女の人生を大きく変えることになりました。「このホテルで働きたい!」という思いを胸に、ご出身の茨城県からホテルがある愛媛県松山市へと移住。憧れのホテルで働きはじめて3年目を迎えた彼女は、松山でどんな暮らしを送っているのでしょうか。

-入社の経緯を教えてください

就活サイトで青凪を見つけた瞬間、一目惚れしました。ホテル業界に興味があったので見ていたのですが、温故知新のトップページにあった青凪の写真に目が留まりました。

『これは本当にホテルなの?』と思うほど特徴的な建物で、調べれば調べるほど面白そうだと感じました。元美術館の建物で、全7室、山の上にあるというユニークさに惹かれましたね。会社の取り組みも興味深いと思い、会社説明会に参加しました。

温故知新の説明会での社員の印象や会社の目指す姿に「他のホテルとは違う」と感じました。面接では「青凪で働きたい」と自分の想いを伝え、無事内定を得ることができ、希望通り青凪に配属されました。

温故知新について知るうちに、どの施設で働くことになっても良いと思えるようになりましたが、やっぱり最初に惹かれた青凪で働きたいという思いは消えなかったですね。入社を決めた一番の理由は「学べることが多そう」だと思ったことなのですが、実際入社してみて本当に様々なジャンルのプロが在籍していると感じます。ソムリエや社員だけではなく、パートさんたちも本当にプロフェッショナルな仕事をされる方が多いです。期待していた環境とのギャップは無く、今も素晴らしい先輩方から日々学ぶことばかりです。

瀬戸内リトリート青凪の外観(Yさん撮影)
サービス業務と兼任して青凪のSNS投稿を担当する

-愛媛県松山市の印象はいかがですか?

日常生活を送るためのお店や施設が十分にあると感じます。松山空港からは飛行機一本で東京に帰れますし、市内から空港へのアクセスも良いです。生活が不便だと感じることはあまり無いですね。また松山には、すごく美味しいお店がたくさんあるんですよ。観光地を巡ったり、美味しいご飯を楽しむのが私の楽しみです。

-シフト生活は大変ではないですか?

宿泊業界で働く身なので平日休みが多いのですが、メリットもあります。お店や観光地も混んでいないですし、運転もしやすいです。連休を取って実家に帰省するときも、平日の方が飛行機の費用が安く抑えられたり。平日休みにマイナスなイメージは私はないですね。

22名の小さなチームが作る一枚岩

-青凪で働く魅力は何ですか。

下窪総支配人やマネージャーとの距離が近いのは、働き始めてから特に感じたメリットです。通常、様々な職種が絡んでくるので、ホテルでは企画の提案が通りにくいと思うのですが、青凪ではまず話を聞いてもらえます。業務の改善点や相談事など、日々働きながら考えることはたくさんありますが、それを上司に伝えやすい環境で、しっかりと聞いてもらっていると感じます。

気になったことやアイデアを相談しやすいですし、フィードバックをいただいて次の提案に繋げていくことができる。上長との距離が近いことにはメリットしか無いと思っています。

この部屋には、お客様がいない時によく遊びに来ています。
この空間自体に一日たりとも飽きたことがないですね。と話してくれる

-働く際に大切にしていることを教えてください

お客様だけでなく、一緒に働くスタッフに対しても、ホスピタリティを持って接することを大切にしています。お客様に対するサービスはもちろん重要ですが、共に働くスタッフへのリスペクトがなく、裏側では別人のように接するようでは、当然良くないですよね。そんな姿勢はお客様にも伝わると思うので、一緒に働いてるスタッフに対しても、自然とリスペクトの想いが出てきます。

ほんとうに、私は青凪で働いてる方々が好きなんです。先輩の気配りに支えられる場面が多く、私も同じように気を配れる人でありたいと思うようになりました。

-「ありがとうと言いまくる」青凪のチーム

青凪では全員が、「ありがとう」という言葉を本当によく使います。温故知新にはクレドという行動指針があり、「ありがとうと言いまくる」という指針はそのうちの一つです。

青凪のメンバーは全員が、些細なことでも「ありがとう」と言い合います。新卒で入社して何もできない私が、ちょっとでもできたことがあると「ありがとう」と言ってくれる。最初は戸惑うくらいでした。青凪はそんな素敵な環境なんです。

-温故知新と他のホテルの違いは何だと思いますか。

「お客様との距離感」は他のホテルと異なる点だと思います。青凪では、お客様とお話する機会がすごく多いです。もちろんお客様の求める物によりますが、例えばお酒や料理の話だけではなく、 私の出身地の話など距離感が近いお話をすることも多いです。

隙の無い、かしこまったサービスを提供することもホテルの一つの形だと思うんですが、さらに一歩踏み込んだ距離感のサービスが、青凪に限らず温故知新の個性の一つだと感じています。

-今後の目標を教えてください。

私にとって総支配人は憧れの存在です。青凪の総支配人はホテルのトップという立場にいながら、すごく細かく気を配る方です。「今日は皆大変そうだから」とおやつを買ってきてくれたり、スタッフとのコミュニケーションを大切にしている一方で、ホテル内の修繕箇所など設備に関する部分まで全て把握している。本当に細かく全方位に目を配る方で、支配人のような上司になることを、ひとつの目標として意識しています。

あとは、「自分にしかできないことを見つけたい」という思いがあります。例えば青凪には、他の誰かでは替えが利かないソムリエがいます。そんなポジションが私も欲しいと思っており、今も模索している最中です。探し続けて、自分だけのポジションを確立したい、というのも目標の一つですね。

ライター所感

愛媛での生活を、「毎日楽しいです!」と答える姿が印象的なインタビューだった。その環境を作るのは、共に働く人があってこそだと取材を通して強く感じさせられる。

温故知新の接客にはマニュアルが存在しない。全7室という小さいホテルで、目の前のお客様に何ができるかを考えること。お客様だけではなく、一緒に働く仲間を尊敬し、尊重できること。

そんな思いが、青凪の特別な空間を作っているのかもしれない。



現在、瀬戸内リトリート青凪をはじめ、温故知新では様々なポジションで新たな仲間を募集しています。

  • イベント企画に興味がある方
  • ホテル運営に携わりたい方
  • ブランディングや広報に関心のある方
  • 地域創生に貢献したい方

など、幅広い分野でのキャリアにチャレンジできます。

自分の持つスキルと情熱を活かして、ホテル業界で新しい価値を創造したいと考えている方は、ぜひ温故知新へご応募ください。皆様のご応募をお待ちしています。

他メンバーのストーリーは下記リンクからご覧下さい。

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安藤忠雄設計 青凪@オールスイート7室のみ・唯一無二の感動を生む空間を提供
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