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4月に入社したエンジニアの小柳です。
2018/5/10(木)にサポーターズさんのオフィスで【LT枠有り】第2回 子育てエンジニア Hack共有会という、子育てエンジニア向けの勉強会を開催しました。第1回が2017/2/17(金)でしたので、実に15ヶ月ぶりの開催でした。
私は以前からIoTを活用したお年寄りや子どもの見守りといったことに興味があったのですが、弊社のSlackでCTOの花村がこんなイベントやります!と告知していたのを見て、すぐにCTOに参加を申し込みました。
一応主催者側の立場でしたが、参加者としても楽しんでしまったこの会のレポートをお届けします。
発表・LTレポート
スペースマーケット Raspberry piで子育てHack 〜大人の自由工作〜
株式会社スペースマーケットの奈良様の発表
発表資料・スペースマーケットさんのブログはこちら
子どもの夜泣き、気づくのに遅れるとMax機嫌が悪くなってしまうので、夜泣きを通知する仕組みを考えたそうです。
既製品で夜泣きを通知するようなものがあるそうですが、エンジニアらしく敢えてRaspberry PiとUSBマイクを組み合わせて通知することを試みたとのこと。
普段からLinuxを触っていたため、RaspbianというRaspberry Pi用のLinuxも難なく扱うことができたそうです。soundmeterというツールを導入し、ある閾値を超える音量が検知されたらLINEに通知が届く仕組みを構築したそうですが、この方式だと誤検知があるので教師データ(夜泣きの声)を用いた検知方式に切り替えられないか考えているそうです。新しい方法がうまくいったらぜひシェアして欲しいです!
おとうさん Hack
株式会社アイリッジの植木様の発表
子どもができると以前のように趣味のコードを書いたり、勉強する時間がなくなってしまったので、なんとか勉強をする時間を確保することを考えたそうです。
そこで、子育てをハックするのかと思いきや、ハックするのはなんと会社の方で、業務の中でやりたいことをやってしまえば良いという発想に至ったそうです。
アイリッジさんでは、積極的に新しい技術に取り入れる過程で勉強するようにしたり、IssueBashというコワーキングスペースを活用した月1回のプチ合宿制度を作ったそうです。
参加者の誰もが想像していなかったような内容の発表でした。
スマートスピーカーで子育て
株式会社ビザスク(弊社)の花村の発表
発表資料はこちら
Google Homeの育児中に便利だと感じた活用方法、楽しみ方やハプニングを紹介しておりました。
育児中に役に立つ活用として、抱っこしながらテレビのチャンネル切り替えや電気の消灯のコマンドや、携帯電話を探すコマンドなどを紹介。
子どもが遊ぶコマンドとして、「いちごを英語で」で "Strawberry" のネイティブな発音が聞けるといった、教育に役に立ちそうなものを紹介いたしました。
その一方、「あんぱんまんのどうがみせて」 という極悪なコマンドも紹介。Chrome Castがテレビに信号を送ってチャンネル切り替えを強制するので、娘さんがいとも簡単にチャンネル争奪戦の勝者となってしまうそうです。早くペアレンタルコントロールが実装されるといいですね!
無料・激安で楽しむ子育てハック
ばっしー様のLT発表
発表資料はこちら
AliExpressという、日本でいう楽天のようなショッピングサイトを子育てに活用する方法を紹介されていました。
AliExpressは秋葉原でも手に入らないような電子部品が格安で手に入ることで知られ、私も電子部品を買ったことがあったのですが、娘さんの発表会に使うドレスまで格安で買えるとは思ってもいませんでした。実際に発表会で着せたところ、結構映えたそうです。
Nintendo Laboのリモコンカーのようなものを持ち込まれていましたが、任天堂から図面データをダウンロードしてダンボールに印刷、AliExpressで輸入したESP32(WiFi, Bluetooth搭載のマイコン)とバイブレーターを接続しておもちゃを製作したとのことでした。
家事と育児とアジャイル
Yoshiki Iida様のLT発表
発表資料はこちら
育児における不確実性(急な発熱や夜泣きなど)、複雑性(離乳食や保育園のルールなど)に対応するにはソフトウェア開発と同様にアジャイルを用いればいいのではないかと考えたとのこと。
物理カレンダーで見える化や、今日あったことを話すこと、感謝を伝えることなどを実践し、課題に感じていたことは解消したとのこと。奥様はIT業界の人ではないため、アジャイルなどの専門用語を使わないことや、ツールを使いすぎないことを心がけたそうです。改めてアジャイルとは何か考えさせられました。
Nintendo Labo の子育て力
新堀 勝様のLT発表
発表資料はこちら
子どもの成長にとって最も必要なものは強烈な体験ではないかと考えいるそうで、サイクリングや海といった大自然の体験と、Nintendo Laboでの体験のコストパフォーマンスを比較されていました。
大自然での体験の方が絶対的な感動価値は高いとしながらも、Nintendo Laboはそこそこコスパ良く、取っ掛かりや工作楽しい!という部分の喚起になるではないかとのこと。実は大人に対しても同じように刺激を与えているような気がして、Nintendoすごいなと思いました。
懇親会の様子
お酒を片手にお寿司やピザをつまみながら、持ち込んだガジェットの自慢大会や、IoTや子育てに関する井戸端会議が起きていたりと、大変盛り上がりました!
まとめ
第1回と第2回(今回)の15ヶ月間に、Nintendo Switch, Nintendo Laboが発売されたり、Google Home, ESP32といったIoTデバイスが日本にも入ってきたりしましたが、子育てエンジニア達もこれらの新しいモノを取り入れ、子育てハックを楽しんでいるように感じました。
Twitter上(#child_hack)でもそこそこ盛り上がりを見せており、「楽しそう、参加したかった」というつぶやきもありました。
子どもがいない私でも楽しめるイベントだったので、次回もまた参加したいと思いました。
子育てエンジニア募集中!
ビザスクでは社員の子持ち率が4割ということもあって、入学式の参加や急な子どもの看病などに理解があり、子育てに理解がある社風だと思います。
また、CaSyという家事代行サービスを月に1回〜2回、社員全員が会社負担で利用できます。私も料理代行をお願いしてみましたが、子育てで忙しい方にはうってつけのサービスだと思いました!
(私とマッチングしたCaSyのキャストさんがとても楽しそうに働いていて、同じくマッチングのビジネスをしているビザスクも良いマッチングができるよう頑張りたいな〜と思いました)
子育てもハックしちゃうエンジニアさん、お待ちしております!