こんにちは!note運用担当のくまこです。
このシリーズではvery50のインターンをご紹介する記事をお届けします。
3人目は、メンター育成・メンターコミュニティ強化を担当している柳下さんです!
簡単な自己紹介をお願いします!
はい!慶應義塾大学法学部政治学科4年の柳下碧です。
大学2年時にカナダへ交換留学に行ったことがきっかけで、多文化共生や多様性の裏にある教育格差に興味を持ちました。
そこで、大学では教育格差や多文化共生に関する研究会に所属しています。研究会では、横浜市で外国にルーツを持つ小中高生を対象に放課後教室の運営をしていて、そこでの活動をテーマに卒業論文を書いています。
今回はどうぞよろしくお願いします!
【カナダに留学していた時の冬の写真です。初めての海外生活は大変なことも多かったのですが、またいつかカナダに戻りたいと思わせてくれるような素敵な経験でした!】
very50と出会ったきっかけを教えてください。
他団体のボランティアスタッフ仲間として出会った、very50元インターンのまゆさんからの紹介で、MAP(very50のメンター育成プログラム)2期に応募したことがきっかけです!
教育やソーシャルビジネスの領域にも興味があり、応募にいたりました。
MAPで、さまざまな大学から集まった学生と活動できたことは、自分にとっては新鮮で学びのあるものでした。
なかでも、最後にグループで取り組んだケーススタディーが一番印象に残っています。ケーススタディーでは、フィリピンのチョコレート会社「Theo & Philo」をテーマに、コロナ禍でフィリピン国内の観光客の需要が落ちたなかで、日本でどのように知名度と売上を向上させるかという課題に取り組みました。
印象に残っている理由としては、経営課題へのアドバイスのみならず、「自分達が実際に経営をするとしたらどうするのか」と当事者意識を高く持ち、経営課題に取り組む面白さを感じたからです。授業や就職活動でケーススタディに取り組んだ経験はあったものの、机上の空論のようになってしまいがちだったので、MoGのように「当事者」として取り組むことへの楽しさ・難しさを実感しました。そんなMAPの活動を修了して、メンターとしての活動を始めました!
【一緒に頑張ったMAP2期関東メンバーの写真です。今もメンターとして一緒に頑張る仲間として仲良くできて嬉しいです!】
学業、部活、バイト、インターンと多様な選択肢があるなかで、very50のインターンに応募した理由を教えてください。
元々メンターとしてvery50と関わっていたのですが、インターンをしようと決めた理由は2つあり、
- 「印象的すぎるメンターの経験から、very50関係の素敵な人に惹かれたから」
- 「教育に興味があり、教育関連の組織で裁量権を持ち働いてみたかったから」
というものでした。
1.印象的すぎるメンターの経験から、very50関係の素敵な人に惹かれたから
MAP*を修了し、12月に初めてメンターとして工学院大学附属高校との、インドネシアのバリで行われたMoG*に参加しました。
バリでの経験は、本当に印象的でした。高校生のまっすぐさや短期間での目を見張るような成長、バリで女性支援に本気で向き合う社会起業家の方の志の高さ、短い言葉で高校生の琴線に触れるアドバイスを伝える社会人フェローの方、カリスマ性あふれる代表の菅谷さん、生徒に120%の熱量でまっすぐ向き合うメンター仲間。そんななかでまだまだ未熟な自分は高校生に何を残せるのかという葛藤。全てが、今までの人生では体験したことのないものでした。
今まで整った環境で努力してきた自分に、「社会はもっと不確実性に満ちていて、そのなかで努力して課題解決しなければいけないのだ」と現実を突きつけられたようでした。こんなすごい経験を作り出している組織に、メンターとしてのみならずもっと深く関わりたい、メンターとしても人としても成長したいと強く思いました。
*MAP: Mentorship Acceleration Programの略。「誰かの成長を応援したい」という強い想いを持つ学生が、高校生の挑戦をサポートするためのスキルを学び、自分自身も成長していくことを目的としたプログラムです。
*MoG: Mission on the Groundの略。very50が高校生に提供しているプログラムの一つで、学校内での学びのみならず、実際に現地に行き、社会起業家のビジネス拡大について思考を巡らせ、実行していきます。机上に留まらず実践的に問題解決能力を養うプログラムです。
【離婚した女性に向けてPKP Community Centreを作り運営している社会事業家のIbu Sariさん。彼女からの学びはとても大きなものでした!】
2.教育に興味があり、教育関連の組織で裁量権を持ち働いてみたかったから
経済的や社会的な要因にとらわれず、自己実現を図るためのツールとなりうる「教育」に興味があり、大学での勉強・バイトやインターンに取り組んできました。しかし、学生の自分に与えられるのは枝葉の仕事が主であり、本来取り組んでみたかった根幹の仕事や意思決定には携われないという葛藤がありました。
そんな葛藤のなかで、very50スタッフの方からインターンに関する話を伺う機会があり、「既存のプログラムやコミュニティ成長施策は未完成形なので、これから一緒に作っていこう」という言葉をいただきました。裁量権を持って戦略立案から実行までできるvery50のインターンでの仕事にワクワクし、始めたいと思いました。
【MAP4期生のキックオフイベントで、メンターとしての体験談を話している時の写真です。MAP4期生が入ってくれて新たに35人のメンター仲間が増えました!】
現在インターンで担当されている仕事を具体的に教えてください。
メンターコミュニティの拡大のために新規メンター獲得を目的としたMAP(メンター育成プログラム)の運営と既存メンターコミュニティ強化・育成企画(勉強会などのイベントや合宿など)を行っています。
very50では、昨年度のvery50史上最大規模の高校生330名とのプロジェクトを足掛けに、プロジェクトで関わる高校生の人数が大幅に拡大し、今年度は1年間で約5000人の高校生とプロジェクトを行うことが決まっています。
こうした多くの高校生とのプロジェクトを支えるのが、高校生に伴走する「大学生メンター」の存在です。今年度は、110人以上の大学生メンターの活動機会があります。そのなかで、「人数の確保」と高校生の成長を最大限に実現できるように「メンターの質を高める」ことが重要性を増しています。
そこで、メンターコミュニティの拡大・強化に取り組み、4月からMAP5期の集客・運営や夏に行われる東南アジア・日本各地でのメンターの強化合宿の運営を行いました。very50の事業の成長や社会へのインパクト向上のためにも、事業の核となるメンターの存在は重要なので、今後も試行錯誤を重ね取り組んでいきます!
【今年の夏のMoGに向けてのメンター合宿での写真です。みんな東南アジアや日本各地でメンターとして頑張ります!】
インターンを検討中の方に向けて一言!
very50のインターンでは、スタッフさんとの1on1や課題図書を用いたインターン勉強会などの機会があり、業務の面にとどまらない自己の課題や悩みと真摯に向き合うことができます。自分ひとりでは煮詰まってしまうような将来の悩みや課題にも真摯に向き合ってくれるスタッフさんのサポートの手厚さはとても貴重で、日々感謝しています!
サポートの手厚いスタッフさんの存在に加えて、「インターンだからこれをする」みたいな決まった仕事はないので、インターンそれぞれの課題や挑戦したいことに合わせて業務内容を決められます!大学生活で、新たなことに挑戦したいなど成長の機会を探している方はお気軽にご連絡ください!
【インターン仲間のりっちゃん(松井理紗)との写真です。ランチはいつも美味しいものを食べてます!大塚にある100名店の「やっぱりインディア」でのランチの写真です!】