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女性社外取締役インタビュー:米村郁代さん「パーパスへの共感を武器に、"働きながら子育てしやすい社会創り"に共に挑んでいきたい」

 こんにちは!ユニファ採用&広報チームです。

 ユニファがお世話になっている社外取締役の方をご紹介するシリーズ2回目は、2022年に社外取締役として就任された米村郁代さんです。当社の他にも複数の組織で監査役として活躍されている米村さんに、ユニファを知ったきっかけやユニファに期待することなどを伺いました。

プロフィール

米村郁代さん

公認会計士。シンクタンク研究員(現 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)を経て、公認会計士として、有限責任監査法人トーマツにてIPO準備会社や上場会社の会計監査、管理体制整備の支援や財務調査等、幅広い業務に携わる。法人の事業企画業務にも従事。2022年にユニファ株式会社の社外取締役監査等委員に就任。2023年にトライベック株式会社の監査役、独立行政法人日本学術振興会の監事に就任。日本公認会計士協会にて女性会計士活躍促進協議会の専門委員長として活動。

「子育てしながら働きやすい社会を作りたい」。自身の子育て経験を経て感じた思いからユニファへ参画

-ユニファとの最初の接点やオファーを受けようと思った理由を教えてください。

米村さん:土岐さんとお話する機会があったのですが、土岐さんが「家族の幸せ」を掲げて保育にかかわる社会課題に人生をかけて向き合っているということがとても印象に残りました。私の父と姉が「家族社会学」の研究者で、「家族」は、自分自身にとって身近なキーワードというのもあったと思います。

また、私には大学1年生の娘がいます。振り返ると、働きながら子育てをするのは大変なことも多かったんですね。時には葛藤や罪悪感を抱いたり。でも、大変なこともある一方で、子育ては夫や夫の家族、私自身の父母も含めて全員で協力し合い、楽しいこともたくさん経験できました。私たち家族は子育てを通じて、人生において輝いている大切な時間をたくさんもらいました。

だからこそ「子育ては大変だから(そういう人生を選びたくない)」と踏みとどまらずに、仕事と子育てを両立できる社会を作っていくことが、次世代のために必要と強く感じ、ユニファのビジネスを通じて、そんな社会作りを後押しできるのではと思いました。

加えて、取締役CFOの星さんを始め、松井しのぶさんを含む社外取締役の方々ともお話をさせていただきました。高い専門性を持った優秀な経営陣と共に社会的意義の高いビジネスに挑戦できることは魅力でもあり、ユニファに参画しました。 

日本の経済成長に必要な"多様性"をもたらす、ユニファのビジネスポテンシャル

-日々の接点を通じて感じるユニファの魅力を教えてください。

米村さん:着任当初、複数名のマネージャー陣と直接話をする時間を設けてもらいました。皆さんユニファのパーパスに強く共感していましたし、お子さんがいる方は男女問わずごく自然に育児に参加していて、家族が大事だという価値観が伝わってきました。ユニファには本当に「家族の幸せ」にコミットしている人達が多いのだと実感できましたし、そこは魅力的なカルチャーだと思います。

あとはやはり、ユニファのビジネスが持つ社会的な意義の部分ですね。日本経済の成長鈍化の一因として、多様性を活かしきれていない点が指摘されています。ユニファのビジネスを通じて、多様な「家族の幸せ」を実現できたら日本の社会構造が良い方向に変わっていけるのではないかという期待があります。

その手前で、保育施設へ通わせることが子どもにとっても保護者にとっても、ハッピーであるという社会にしていきたいですよね。

 最近、娘から勧められて『「家族の幸せ」の経済学』(山口慎太郎:光文社刊)という本を読んだのですが、とても興味深い内容で。例えば、「保育園は母親の「幸福度」を高める」、「保育園は子どもの「攻撃性」を減少させる」、「パパの育休は子の16歳時の偏差値を上げる」等、子育てにまつわる悩みへのヒントがエビデンスをもって示されているのです。まさに、保育施設が家族の幸せを支えていることが立証されている。ユニファのビジネスを通じて、保育現場で働く人達を支援していくことは本当に重要なんですよね。


一人一人のOne more Stepが、もっと会社を強くしていく

-ユニファが今後さらに成長していくために必要なことは何でしょうか。

米村さん:ユニファの皆さんは、本当に前向きに取り組んでいると思います。その前提でさらに期待を込めて言うと、一人一人がユニファのバリューの1つであるOne more Stepを続けていけるといいのかなと思います。

目の前の課題を解決して終わりではなく、さらに良くできないか、もう一段サービスのレベルや収益を上げるためにそれぞれの持ち場で一人一人がOne more stepし続けること。各々のOne more Stepが、会社全体を進化させることにつながると思うのです。

保育の領域は専門職で、従来良しとされてきた先達のノウハウを大事に積み上げているからこそ、新しいことへのチャレンジが苦手な領域だと思うんですね。これまでの慣習を超えて保育の質を高めていくために、テクノロジーをどううまく活用できるか、発想を変えて挑戦するには伴走者が必要です。私は、その伴走者をユニファが「ルクミー」などのサービスを通じて担って欲しいと思っています。

-ユニファという環境を楽しめるのはどのような人だと思いますか。

米村さん:大切な時間を費やして取り組むからには、社会にとってプラスになる活動や社会を良い方向に変えることをしたいと思っている方ですね。そして、自分の力で業務上の課題を解決していきたいという意欲のある方も、きっとユニファを楽しむことができるでしょう。

ユニファは社会課題の解決と事業の成長という、簡単ではないチャレンジに挑んでいます。その挑戦は、きっとより良い日本の社会作りにつながっています。志を持った優秀な仲間達と共に、私もその挑戦を続けていきます。


米村さん、素敵なメッセージをありがとうございました! 

松井しのぶさんのインタビューはこちらからご覧になれます。




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